美術学部

グローバリズムが進展し、また多文化主義の思潮が広まりつつある国際的な状況に対応する幅広い教養を身につけた人格の形成を図り、現代社会に貢献する優れた芸術家、デザイナー並びに教育研究者等の育成を目的として、教育研究の内容の充実と高度化を図っています。

美術大学の性格上、来るべき社会の現実に対応する専門的な技能の修得と訓練に重きをおいていますが、芸術の創作は、人間を忘れ学理を離れた、単なる職能人にとどまることによっては達成されないものです。教育理念として懇切な実技指導に加えて、2つの特徴があげられます。

第一に、学理の尊重は創立以来の本学の伝統です。専門教育並びに教養・総合教育の両者ともに、学理を中心とした専門教育の推進に努めています。第二に、人間の主体性の確立と創造性の開発は、美術教育に不可欠な条件として重視するところです。教養・学理・実技にわたる教育は、同時に豊かな心情と自由な創意と批判的な精神に貫かれた、芸術的個性の形成をめざしています。

以上の教育目標実現のため、本学は少人数教育を採っています。カリキュラムは少数の学生を単位に編成され、特にゼミナールを強化して、人間的接触による指導の徹底を期しています。また、課題解決型のPBL(Project Based Learning)科目により、自ら思考し、具体化する技能を身につけることをも重視しています。

学ぶキャンパス

絵画学科/彫刻学科/工芸学科/グラフィックデザイン学科/生産デザイン学科/情報デザイン学科/芸術学科
統合デザイン学科/演劇舞踊デザイン学科