情報デザイン学科

高度に発達した情報技術からの創造によって、新世代の文化や芸術を先導する。

本学科は、情報・メディアの分野において、美術系大学では日本で初めて設置された先駆的学科。形のない「情報」から、人間や社会の豊かな関係や文化・芸術を創造すること。それが情報デザインです。飛躍的に発達する情報技術の成果が社会のすみずみまで浸透した今日、既成概念を超えた新たな「アート」や「デザイン」の世界が多彩に花開きつつあります。多摩美術大学独自の美術教育をベースに、ファインアートとデザインの双方を学び、大胆な発想で新世代の文化と芸術を先導するクリエイターを育成します。

教育内容&課程

エンターテインメントからアートまで幅広い分野を対象とした「メディア芸術コース」と、情報と人、社会との関わりをデザインする「情報デザインコース」の2コースから、受験出願時に一つを選択します。いずれのコースも、少人数制の制作実習やワークショップを主体に、情報デザイン学科独自の専門教育科目を配置し、理論と実技の両面から、既存の枠組みを超えるダイナミックな教育を行っています。

メディア芸術コース

メディア・アート、CG、サウンド・アート、写真、映像、アニメーションに加え、コミュニティ・アートなども網羅しており、エンターテインメントから先端的技術を使ったアートまで幅広い分野を対象にしています。カリキュラムは入門、演習、応用、総合の4段階で構成されています。基礎課程では「映像基礎」「インタラクション」「映像音響」「クラフト」の四つの基礎的な課題演習を通じて、メディア芸術作品の制作に不可欠な知識や技法を修得します。専門課程では理論を深めると同時に、実技主体のワークショップやフィールドワークなどを通じて各自の表現を追究していきます。

情報デザインコース

情報と関わり合う人々の活動と経験をデザインする「経験デザイン」、人と社会の関係をデザインの力でよりよくつなぐ「社会デザイン」 、メディアを介したコミュニケーションを創造する「メディアデザイン」 の三つの分野を学びます。基礎課程では、情報デザインにおける造形や情報分野のデザイナーに不可欠とされるプログラミングをはじめ、インフォグラフィックスやウェブデザイン、映像、電子工作なども学ぶことができます。専門課程では自分の興味と将来を見据えながら領域横断的な学習を組み立てることができます。専門性を深めるにとどまらず、多彩な知識と技術を身につけ、時代を先導するクリエイションを学びます。

  • 01
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  • 03
  • 04
  • 1年次

    メディア芸術コース

    制作の基礎となる知識や技法を学びます。また、実際に手で制作する課題演習「インタラクション」や「デジタルクラフト」にも力を入れています。

    情報デザインコース

    情報デザインの基礎となる知識や技術を学び、すべての基本としてインタラクションの概念を把握します。

  • 2年次

    メディア芸術コース

    4つの演習課題を通じて、技法を修得すると同時に、プランニングやフィールドワークの基本的な手法についても学びます。制作する課題が多様なため、クォーター制を採用しており、7.5週間で演習を完結させていきます。

    情報デザインコース

    3つの専門領域が提供する基礎演習科目から、自らの関心やめざす進路に適したものを選択履修します。

  • 3年次

    メディア芸術コース

    個別に設定する半期単位のテーマ演習によって、それまでの課題を発展させていきます。また2年次から開始される専門講義科目の履修と連動しながら、理論に裏打ちされた作品を制作し、独自の表現を追究していきます。

    情報デザインコース

    専門領域を選択し、より高度な知識や技術を修得していきます。カリキュラム内容はそれぞれの専門領域が独自に設定しています。また2・3年次では、メディア芸術コースと共同で設けている24の専門講義科目から選択履修し、幅広い知識を身につけます。

  • 4年次

    メディア芸術コース

    4年間の集大成として、教員と個別に対話しながら卒業研究制作に取り組みます。前期に作品を完成させ、後期は展覧会や公開講評会を通じて、作品を社会的に発展させるプロセスを修得します。

    情報デザインコース

    4年間の集大成として、教員と個別に対話しながら卒業研究制作に取り組みます。作品発表、展覧会の企画・運営、カタログ制作などを通じて、作品を社会的に発展させるプロセスを修得します。