PBL開講科目一覧

2014年度開講科目紹介

PBL I-51 和紙、漉きの研究講座I

提供学科 日本画 開講曜日/時限/期 火/5/前期
担当教員 中野嘉之・真下八十雄 学年指定 全学年
授業内容

和紙ができるまでの行程を把握し、紙を漉く技術の習得を目指す。楮(こうぞ)や三椏(みつまた)などの伝統的な素材を用いて紙を漉き、それらを比較することで素材の違いによる紙の質の差を体験する。また、授業中に漉いた紙で作品を制作することで、「紙漉」という伝統的な文化と、「和紙」という素材をもっと身近なものとして考えるきっかけを作る。

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PBL I-52 和紙、漉きの研究講座II

提供学科 日本画 開講曜日/時限/期 火/5/後期
担当教員 中野嘉之・真下八十雄 学年指定 全学年
授業内容 前期の内容を踏まえて紙を漉く技術の更なる向上を目指しつつ、いままでにない新しい紙を作る。楮(こうぞ)や三椏(みつまた)、麻といった伝統的な素材をベースに新しい素材を模索することで伝統を踏襲するだけではない多様な紙作りを目指す。また、授業中に漉いた紙で作品を制作することで、「和紙」という素材に対する理解をより深める。
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PBL II-16 パッケージデザイン基礎

提供学科 グラフィックデザイン 開講曜日/時限/期 土/5/通年
担当教員 山崎 茂 学年指定 2・3年
授業内容 前期は、包む・保護する・運ぶ・魅せるなどのパッケージデザインの基本的な考えを理解した上で、それらをテーマにした演習、課題制作を行う。
後期は、前期に学んだ基礎を基に、ギフトパッケージをテーマに課題制作を行い、パッケージデザインに対する発想力・構成力・表現力の向上を目指す。
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PBL I-12 バナナ・テキスタイル入門―素材研究I

提供学科 テキスタイルデザイン 開講曜日/時限/期 金/5/前期
担当教員 柏木 弘 学年指定 全学年
授業内容 実習が中心であるため、教室は主にテキスタイル棟1階のラボを使用している。廃棄されるバナナの茎から取り出した繊維を糸から布へ、あるいは紙へと変容させるプロセスを楽しく経験することができる。また、外部講師による特別講義を受講することで、地球環境の現状と造形素材との関係を理解し、持続可能な社会における美術やデザインのあり方について考察を深める。
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PBL I-36 バナナ・テキスタイル―紙からの造形

提供学科 テキスタイルデザイン 開講曜日/時限/期 金/5/後期
担当教員 柏木 弘 学年指定 全学年
授業内容 前期開講の「バナナ・テキスタイル入門―素材研究I」を踏まえ履修している。前半は、バナナ繊維以外にも紙の材料になりうるのに捨てられてしまう繊維素材(紙屑やボロ布など)に注目して、学生各自が見つけた材料を使って紙料をつくり、履修者数分の紙(A5サイズ)を手漉きで制作する。できあがった紙は学生間で交換する。各自交換して集めたさまざまな紙で一冊の見本帳を制作し授業の成果物とする。後半は、未利用繊維資源を材料として使うことの意味を含めて作品を構想し制作する。
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PBL II-23 NEXT八王子織物プロジェクト「〜ネックウェアの制作と展示〜」

提供学科 テキスタイルデザイン 開講曜日/時限/期 金/5/通年
担当教員 大谷敬司 学年指定 全学年
授業内容 東京都八王子市は400年の歴史を誇る全国有数の絹織物産地であるが、近年は海外生産の波に押され存続が厳しく大きな転換点を迎えている。本プロジェクトは八王子織物の活性化を目指すための八王子織物工業組合との産学共同研究である。八王子織物の現状を学びつつ、多摩美術大学の学生と教員、組合職員、織物製造業者が一緒に何ができるか可能性を探り、産地の技術を活かしながら八王子織物の伝統であるネックウェアを見直していく。
前期は組合保有の残布等を用いてプリントや絵を描く事により新たなネックウェアを生み出し、後期は機業家との取り組みにより新規性・遊び心のあるテキスタイルプロダクトとしてのネックウェアを制作する。また研究成果物の展示を学外で行い、八王子織物の認知と次世代への継承及び普及を図る。
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PBL II-24 五感を刺激するワークショップ実践2014

提供学科 テキスタイルデザイン 開講曜日/時限/期 木/5/通年
担当教員 端山聡子 学年指定 全学年
授業内容 五感(視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚)に働きかけるワークショップの組み立てに学生が参画することで、企画・プレゼンテーション・コミュニケーション能力を高める。今年度、前期および後期に各1回実施するワークショップでは、相模原市内の特別支援校の生徒を対象とする。授業は五感を体感するツールのひとつとしてのオリジナルアイマスクを制作することでスタートし、7月頃にコミュニケーションをテーマにしたワークショップをグループワークで作成、後期には体験型学習への理解を深め、12月頃に五感を刺激する造形や表現をテーマにしたワークショップをおこない、最後に簡単なまとめを作成して終了する。
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PBL II-25 サステナブルデザイン演習

提供学科 テキスタイルデザイン 開講曜日/時限/期 月/5/通年
担当教員 浅野泰弘 学年指定 全学年
授業内容 この授業では、環境とものづくりの関係・サステナブルの考え方など、地球環境とこれからのデザインについて考察し、未利用素材を使った製品開発・作品制作に取り組む。また、様々な気付きやアウトプットの機会を与え、考えを言語化し発表できるようにする。この講座を終えた後、学生がそれぞれの専門分野で制作活動を行う際の、発想の基準のようなものを提供できることを目指す。
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PBL II-26 エコ素材としての段ボールプロジェクト

提供学科 テキスタイルデザイン 開講曜日/時限/期 水/5/通年
担当教員 浅野泰弘 学年指定 全学年
授業内容 王子パッケージイノベーションセンターとのプロジェクトを通じて、ダンボールの有効利用のための製品提案。リサイクル素材であるダンボールの製品開発のための研究を通じて、これからのあるべきデザインについて考える。地球環境とものづくりの関係、サステナブルの考え方について学ぶ。
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PBL II-27 「焼津の街おこし」を通じて習得するソーシャルデザイン

提供学科 テキスタイルデザイン 開講曜日/時限/期 水/5/通年
担当教員 北川佳孝 学年指定 2・3・4年
授業内容

静岡県焼津市の街おこしを具体的に企画・実践し、実社会で活躍しながら学ぶ、実践型・参加型のプログラム。
授業では、焼津市独自の服飾文化である「焼津魚河岸シャツ」を起点にシティプロモーションを設計・実施し、この街に流れる歴史・文化・風土を魚河岸シャツというプロダクトおよびそこに関連する人々からエッセンスを導き出してコンセプト化し、具体的な企画・デザインにして情報発信する。
「社会」をどうデザインするかという「ソーシャルデザイン」の考え方と、それを決められた手法にこだわらずに柔軟な発想によってプラニングし、アウトプットを生み出す「統合プラニング」のスキルを習得する。

ホームページ 焼津 DESIGNING TABLE
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PBL I-53 日常で命の意味を問うプロジェクト~2014~(日本赤十字社×多摩美術大学)

提供学科 環境デザイン 開講曜日/時限/期 木/5/前期
担当教員 松澤 穣・京野弘一 学年指定 全学年
授業内容 「赤十字の人道支援活動や献血啓発活動に対してアートやデザインの可能性を探る」をテーマに、東京都赤十字血液センターと、多摩美術大学との産学共同により見出し、実践するプロジェクト。
社会における自らの存在意義への問いが、モノでも金でも名誉でもない文字通りのかけがえのない人道支援という行為に繋がっているといえるだろう。美術大学だからこそできる大切なことの一つとして、資本主義のゲームに乗らない人道支援というジャンルがある。これに対して、アーティスト・デザイナーとして、トコトン考え抜き、答えを出していきたい。
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PBL I-54 パーソナル・パブリッシングI[フィジカル]

提供学科 情報デザイン 開講曜日/時限/期 金/5/前期
担当教員 永原康史・松川祐子 学年指定 全学年
授業内容 従来、出版は社会的な行為だったが、Amazon Kindle、Apple iBooks などの電子出版システムで、急速に個人のものになりつつある。一方、個人や小さなグループで、Zineやアートブックといったパーソナルな本をつくる運動も盛り上がりをみせている。
本授業では、紙の物性、文字や図が持つイメージ性に着目し、書物というきわめて身体的なメディアを扱いながら、本にストックされる情報のあり方や、それを個人で出版することの意味を考察する。
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PBL I-55 パーソナル・パブリッシングII[ディジタル]

提供学科 情報デザイン 開講曜日/時限/期 金/5/後期
担当教員 永原康史・小川裕子 学年指定 全学年
授業内容 従来、出版は社会的な行為だったが、Amazon Kindle、Apple iBooks などの電子出版システムで、急速に個人のものになりつつある。一方、個人や小さなグループで、Zineやアートブックといったパーソナルな本をつくる運動も盛り上がりをみせている。
本授業では、パーソナルパブリッシング I(フィジカル)で体験した本の身体性をベースに、制作技法や出版サービスなど電子出版のさまざまについて学び、実際にE-Book を制作しパブリッシュすることで、本の新たなありようを模索する。
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PBL I-56 ARTSAT:芸術衛星の運用と作品制作

提供学科 情報デザイン 開講曜日/時限/期 火/5/前期
担当教員 久保田晃弘・田所淳 学年指定 全学年
授業内容 2014年2月28日に打ち上げられた、芸術衛星INVADERからのデータを用いた作品や、INVADERをモチーフにしたキャラクターの制作と、2014年12月に打ち上げ予定のARTSAT2号機、深宇宙彫刻DESPATCHとそのプロモーションに関する作品の制作を3つのグループに分かれて行っている。それらの成果を、7月19・20日に開催されるオープンキャンパスで発表する。
ホームページ ARTSAT.JP
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PBL I-57 コミュニティアート I【アートラボはしもとプロジェクト】

提供学科 情報デザイン 開講曜日/時限/期 木/5/前期
担当教員 森脇裕之・開発好明 学年指定 全学年
授業内容 アートによる住民交流をめざす相模原市の文化施設「アートラボはしもと」で、受講学生がオリジナルのワークショップを企画し、市民との参加交流を通じてアートの楽しさを伝えることを学ぶ。
ホームページ 多摩美術大学PBLコミュニティアート
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PBL I-58 コミュニティアートII【相模原当麻地区・アートによるまち育てプロジェクト】

提供学科 情報デザイン 開講曜日/時限/期 木/5/後期
担当教員 森脇裕之・開発好明 学年指定 全学年
授業内容 圏央道のインターチェンジ開設にともなって再開発が計画されている相模原市当麻地区で、地域の自然や歴史を活かしながら、アートの視点を取りいれて、住民と協働して新しいまちづくりを考えるプロジェクト。
ホームページ 多摩美術大学PBLコミュニティアート
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PBL II-9 文化演出の現在I(展覧会)

提供学科 芸術 開講曜日/時限/期 月/5/前期
担当教員 海老塚耕一・野田尚稔 学年指定 2・3・4年
授業内容 実際に学生が自分達の手で企画・出品・運営を行う展覧会を開催。企画の立ち上げ方、ポスター・チラシ・DMの作成、広報活動や作品設置方法の考察、搬入・搬出作業等、授業内容は多岐にわたる。とはいえ、これらの演習は単に展覧会を実施したり、展覧会についての知識を蓄えることを目的とするものではない。
理論・制作・実施といった様々な諸力がいかに「展覧会」というものを構成するのかということを、実践に基づいて考察することを主旨としている。
展覧会の構造を探り、現代における展覧会の意味と在り方、様々な未来について考察し実践することは、将来作家として活躍するための重要なステップの一つとなるだろう。
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PBL II-10 プレゼンテーション演習

提供学科 芸術 開講曜日/時限/期 月/5/後期
担当教員 海老塚耕一・野田尚稔 学年指定 2・3・4年
授業内容 様々な公募展、助成団体へ応募するためには、ポートフォリオ等のプレゼンテーション資料の作成が必須となっている。受け手に正確に、的確に情報を伝えるためには、自分がなにをどのようにプレゼンテーションするかを自覚している必要がある。この授業では、情報を整理し、それを伝達する為の一つの方法論としてのプレゼンテーションを学ぶ。さらに、プレゼンテーション資料の作成を通じて、作品とは違う方法で自分を表現することについて考察する。
授業内では、作品や展覧会におけるプレゼンテーションのあり方について考察し、実際に自分のポートフォリオを作成した後、さらにポートフォリオを作品化してプレゼンテーションを行う。
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