生産デザイン学科プロダクトデザイン専攻

モノづくりが次代の課題を解決し、
快適な生活環境の未来をつくる。

プロダクトデザインとは、自動車、バイク、家電製品、オーディオ、携帯電話、家具、靴、バッグ、楽器、スポーツ用品、化粧品、パッケージなど、人々の生活を支えているあらゆるモノに関わるデザインを指します。これらのプロダクトをデザインするに際しては、機能や形に加えて、生産/製造のための専門的な知識や、暮らしの背景となる社会・文化に対する知識・理解など、多くの観点を学ぶ必要があります。プロダクトデザイン専攻では、4年間を通して、アクティブラーニングを基本に多様な課題に取り組みながら、学生個々のめざす進路に応じた表現力や思考力、人間力を鍛え、世界に通用する自立したデザイナーを育成します。

教育内容&課程

プロダクトデザイン専攻では、学生たちがそれぞれの思い描く進路に進めるように、指導カリキュラムを含めた教育体制を構築してきています。大学でのデザイン教育は、学んだ学生たちが社会に出るまで、最短でも5年先の社会を見据えた人材育成を行う必要があります。現在の社会ニーズにも応えながら、今後の変化を見据えて、3つの方向のターゲット像を設定し、それぞれのスタジオ(STUDIO 1/STUDIO 2/STUDIO 3)の中で学んでいきます。様々な方向に伸びていく学生たちの個性を、総合的にサポートしていくために、Coaching形式の指導体制、制作環境を整えています。

  • 01
  • 02
  • 03
  • 04
  • 1年次

    基礎的な表現技法を修得しながら、「自分を知る・自分を表現する」をテーマに、実技中心のカリキュラムを導入しています。短期集中型でレベル向上をはかるため、原則的に2週間で1つの課題を制作し、プレゼンテーションを通して他者に制作の意図を伝える力も鍛えていきます。

  • 2年次

    2年次より、学生たち個々の関心に応じて、方向性の異なる3つのスタジオに分かれて学んでいきます。自分中心の視点から、客観性を踏まえた視点へと、意識を拡げていくトレーニングを行います。モノを企画する段階から始めるプログラムを積極的に組み、提案を通して人に何かを伝えることを意識して、デザインに取り組んでいきます。

  • 3年次

    自ら問題点、テーマを見つけ出し、ストーリーを組み上げていく思考力、展開したアイデアを視覚化、かたちにする表現力、それらを結びつける実践的なトレーニングを、産官学共同研究をはじめとするプログラムの中で行っていきます。デザイン力と同時に、プロジェクト遂行能力、プレゼンテーション能力など、社会に適応していく力を身につけていきます。また、就職への準備として、作品集(ポートフォリオ)制作にも着手します。

  • 4年次

    前期制作では、技術研究、形態研究、人の心理の研究など様々な観点から、研究に取り組み、物事に対して深く考察を重ねます。研究の結果もたらされたオリジナルなアプローチを基に、4年間の集大成として卒業制作に取り組みます。そして、その成果を卒業制作展などを通じて、広く社会に発信していきます。

3つのスタジオの特色

STUDIO1:今後を担う企業で活躍するデザイナーの育成

自動車、家電、住宅設備など、産業の中心を担う企業で活躍するデザイナーの育成を目指しています。入社する段階から高いデザインスキルを求める企業ニーズに応えるため、スケッチでのアイデア展開力、美しさを見抜く審美眼、魅力的な造形をつくる表現力、リサーチに基づくシナリオ構築力などを、産官学共同研究、企業のデザイナーと関わるワークショップなどの実践重視型のカリキュラムで培っていきます。

STUDIO2:多様な領域に対応するゼネラリストとしてのデザイナー育成

家具、バッグ、食器、アクセサリー、パッケージなどの生活まわりの多様なプロダクトのデザイン、または商品企画のようなモノのデザインに付帯する職種までの幅広いフィールドの人材の育成をめざしています。多様な分野を志向する学生が集まるので、めざす進路に合わせ、必要な知識や技術を段階的に修得できるように、課題でサポートしています。

STUDIO3:クリエイティブで先の未来を開拓していくデザイン力のある人材の育成

既成観念に捉われず物事を捉え直し、分野を横断した新たな発想のデザインができる人材や研究者の育成を目指しています。リサーチ能力、表現力、洞察力、行動力を磨くために、学生自身による計画、課題遂行、提案など、ゼロから創造力を生み出す教育プログラムを積極的に組み込んでいます。