家村ゼミ展 2017
髙柳恵里 × 髙山陽介 × 千葉正也
2017年10月13日(金)- 10月26日(木)(15・22日 休館)10:00 - 18:00
多摩美術大学 八王子キャンパス アートテーク・ギャラリー 102, 103, 104, 105
>>プレリリース多摩美術大学美術学部芸術学科、展覧会設計ゼミ 2017 では
『髙柳恵里×髙山陽介×千葉正也』展を開催します。
本展は、招聘された作家間で構想を交換することで、事後的にテーマ性が生まれてくる展覧会の在り方をめざすものです。
これは、企画者が先行してテーマを決め、それに添って作家や作品を集め展示するという一般的なテーマ展ではありません。
また、作家同士の日常のつながりの中から自主的に企画するグループ展でもありません。
それらとは異なる新しい展覧会やキュレーションの在り方を模索する企画です。
モノやコトに徹底的に真摯に対峙すること。そして最小限ともいえる行為を施すことで、既存の価値や認識をほんの少しずらす、
そんな作品を制作する髙柳恵里。
塗料を塗り重ねた艶やかな光沢のある表面に文様を施した作品。あるいは荒々しくノミで削った痕跡が残る表面に対し、
背面には日常的物質が介入する作品など、日常的な営みと作品制作の行為とを往来する髙山陽介。
登場人物や舞台を実際のセットとしてつくり、それを絵画という空間になぞりなおすことで、
純粋な虚構的世界をつくり、一見無秩序に感じる画面にアレゴリーを孕む千葉正也。
全く異なるベクトルをもつように思える 3 人の作家を選びました。
2017年4月、作家を招き顔合わせと会場の下見の機会を設けました。
どこから噛み合わせたら良いのか、手探りの会話が続き、居合わせた誰もがたくさんの「?」を持ち帰りました。
幾つもの対話を経て、3人の作品や思考が混ざり合い、化学反応が起きるためには、そのプラットフォームはどうあるべきなのか。
その模索の末に、思いがけない、誰にとっても発見に満ちた展覧会になるよう、大学という場で、手探りを続けます。
トークセッション
出品作家:髙柳恵里・髙山陽介・千葉正也
ゲスト:成相肇(東京ステーションギャラリー学芸員・評論家)・中尾拓哉(美術評論家)
日時:10月14日(土)14:00〜16:00
会場:多摩美術大学 八王子キャンパス
トークセッションの場所は決定し次第HP内でお知らせ致します。
*要申込。詳細はイベントページをご確認ください。
展覧会ドキュメント
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