Takashi Akiyama | |
up date:2008.08.13 |
Takashi AKIYAMA's Photo Diary 秋山孝写真日記・2005年10月9日・THE 講評会
JAGDA TOKYO 学生の日 2005 10 09
・日時:2005年10月9日(日)13:00〜18:00(開場
12:30) ・会場:凸版印刷株式会社 大会議室
・主催:社団法人日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA) (update
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Takashi AKIYAMA's Photo Diary 秋山孝写真日記・2005年8月29日・多摩美術大学進学相談会(上野毛校舎) (update 051026 na)
(左)展覧会ポスター
: Humorous Illustration Poster,2005,1030 x728 mm,Serigraphy (右)展覧会リーフレット : 2005,297 x210 mm |
秋永 悠 | 山極 冴子 | 秋山 花 | 佐々木一澄 | 楠本紘子 |
高橋真理 | 中川恵理子 | 江尻有芙 | 田渕正敏 | 松橋泉 |
多摩美術大学グラフィックデザイン学科イラストレーションスタディーズでは、1997年の「Fax
Art Project Tokyo - Helsinki 1997」展覧会以来、19回目の展覧会となりました。今回は、ユーモアイラストレーションをテーマとして開催いたします。イラストレーションを受講した学生の作品の中から、ユーモアのあるイラストレーションポスター作品を選択し、ユーモアイラストレーション表現とは何かを検証する展覧会です。
ユーモアイラストレーションは、イラストレーション表現の内容としては重要な要素を持っています。それはコミュニケーションする手段としてユーモアは大切な手法であり、必要不可欠なものです。国際社会においても、言葉を越えたユーモアは感覚的に受け入れられ、友情を作り上げたりコミュニケーションの手段として着目されております。特に日本人は、この感性に弱いといわれて久しくなりますが、相変わらず国際コミュニケーションの中で苦手としているように思われます。国際ビジュアルコミュニケーションランゲージといわれているイラストレーションを、今回検証することは、イラストレーションを勉強する学生たちにとってまたとないチャンスであり、同世代の学生たちの表現を見て大きな刺激と価値があると思います。
(秋山孝・多摩美術大学グラフィックデザイン学科 教授)
出品者
■グラフィックデザイン学科イラストレーションスタディーズ/李アロン・桑原英里・桂正琳・佐々木明子・長峰幸世・山下雄太郎・UBUKATA
ALEKSANDRA HARIKO・ 市毛史朗・小野寺重紘・丁偉・前田直和・李秉澤・衛藤隆弘/青木麻美・秋永悠・秋山花・安部千晶・岩田舞子・内野陽子・大森千佳・岸野衣里子・楠本紘子・小柴昌子・小滝由佳・佐々木一澄・
佐藤はつみ・佐藤真梨子・佐藤裕子・澁谷圭祐・鈴木千花・鈴木菜つみ・鈴木万紀子・関久美子・高橋美礼・田川滋深・武原江美奈・谷本将之・長井賀子・中川幸恵・西山加織・野村さやか・
波賀麻里帆・幡地奈津子・深井志保・古屋純・古谷萌・牧野彩子・丸山綾子・山極冴子・山下文吾・脇本有希子・和田夏希・高橋淳一・浜野さやか/赤津翠・天本真魚・五十嵐美和子・梅原裕史・
江尻有芙・大室圭子・川市智子・高橋真理・谷崎美菜・谷村友・中川恵理子・中村美穂・藤井奈穂・古越慶子・星野恵子・細井裕太郎・本多翔・松橋泉・松村来夢子・森優貴・山辺麻利子・横山徳・
和田かりの・田渕正敏/末房志野・御法川哲郎・高橋庸平・西坂ひろみ・橋本新
(update 050920 na)
(左)展覧会ポスター
: friendship,2005,1030 x728 mm,Serigraphy (右)展覧会リーフレット : 2005,297 x210 mm |
本多 翔 | 小柴 昌子 | 秋山 花 | 細井 裕太郎 | 鈴木 万紀子 |
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多摩美術大学グラフィックデザイン学科イラストレーションスタディーズでは、
絵画学科版画専攻との共同企画による「フレンドシップ展」を開催いたします。
昨年、テキスタイルデザイン専攻サーフェスデザインクラスと初めての試みと して「フレンドシップ展」を行い、今回はこれに続くものです。
「フレンドシップ展」は、異なった分野とのジョイント交流展で、考え方の違いや その魅力を理解するためのものです。
多摩美術大学の版画教育は、国内外とも最高峰のレベルを誇っております。 木版、銅版、石版、孔版と多彩
な各版画技法で表現をしています。もともと これらの版画表現は、プリントメディアの初期段階のもので、大量
印刷が登場し芸術表現へと向かうことになりました。それにひきかえイラストレーションは
マスメディアにおいてビジュアルコミュニケーション機能が重視され、現在の 版画芸術とは一線を画すこととなりました。互いに共通
項は多いが、それぞれの立場も異なり発展を遂げています。しかし、この兄弟関係は魅力的な違いがあるので、版画とイラストレーションを検証する価値があります。
また、これから未来に向かう多角的な学生にとって、またとない刺激的な展覧会になると思います。
(秋山孝・多摩美術大学グラフィックデザイン学科 教授)
出品者
■絵画学科版画専攻・青山雄樹・五十嵐さやか・伊東万理子・大森麦子・鐘本幸穂・川本麻以・北崎英・桑原朋子・鈴木茜・玉
田伸太郎・中家篤志・根本聖子・野間薫・林彩恵子・向菜穂実・村松栄理・森岡奈々恵
■グラフィックデザイン学科イラストレーションスタディーズ ・李アロン・桑原英里・桂正琳・佐々木明子・長峰幸世・山下雄太郎・UBUKATA
ALEKSANDRA HARIKO・小野寺重紘・丁偉・前田直和・李秉澤・市毛史朗・青木麻美・秋永悠・秋山花・安部千晶・岩田舞子・上原一能・内野陽子・大森千佳・
中村紗弥子・小野瀬なつ美・岸野衣里子・楠本紘子・小柴昌子・小滝由佳・佐々木一澄・佐藤はつみ・佐藤真梨子・佐藤優・佐藤裕子・澁谷圭祐・杉山縁・鈴木千花・鈴木菜つみ・鈴木万紀子・鈴木康昭・関久美子・高倉千晴・高橋美礼・田川滋深・武原江美奈・田中陽子・谷本将之・鶴田沙綾・長井賀子・中川幸恵・並木佑司・西山加織・野村さやか・
野村法央・波賀麻里帆・蓮見奈穂子・幡地奈津子・原知也・菱山圭介・平井薫・深井志保・古屋純・古谷萌・牧野彩
子・松岡昭雄・丸山綾子・宮崎かおり・三代川将・山極冴子・山下文吾・劉利実・脇本有希子・和田夏希・木村江梨子・高橋淳一・浜野さやか・赤津翠・浅井奏・天本真魚・五十嵐美和子・櫟木夏子・岩淵志穂・梅原裕史・江尻有芙・
大室圭子・荻島実里・川市智子・清水美和・鈴木花・鈴木優子・高阪ひとみ・高橋真理・田附楠人・谷崎美菜・谷村友・都井美穗子・中尾優エレーヌ・中川恵理子・中村美穂・
西田智子・藤井奈穂・古越慶子・別宮千裕・星野恵子・細井裕太郎・本多翔・松橋泉・松村来夢子・森優貴・山下加代・山辺麻利子・山本智子・横山徳・和田かりの・田渕正敏・渡邊佐知子・高橋庸平・御法川哲郎
(update 050706 kon)
(上)展覧会リーフレット
: 2005,297 x210 mm |
展覧会ポスター
: 2005年, 1030x728 mm |
秋山と学生
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会場風景
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会場風景
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会場風景(アニメーション作品の現物)
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会場風景(アニメーション作品の現物)
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会場風景
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会場風景
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片山雅博さん
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授業風景2004.課題1-02,静物 | 授業風景2004.課題1-02,静物 | 授業風景2004.課題2-02,風景 | 授業風景2004.課題1-04,風景 |
授業風景2004.課題1-03,樹木 | 授業風景2004.課題1-03,樹木 | 授業風景2004.課題1-03,樹木 | 画材研究2004 |
オープンキャンパス展覧会風景,2004 | オープンキャンパス展覧会風景,2004 | オープンキャンパス展覧会風景,2004 | オープンキャンパス展覧会風景,2004 |
Illustration Studies-13, 表紙 | Illustration Studies-13 , p13--5 |
イラストレーションA1、グループ講評・2004 |
表現デザイン1 授業風景 ・2004 |
Rakugaki World Magazine e:chin・表紙 |
特別インタビュー・秋山孝 P11,P12-P13) |
Rakugaki World Magazine e:chin,P12-P13 |
Rakugaki World Magazine e:chin,P14-P15 |
Rakugaki World Magazine e:chin,P16-P17 |
インタビュー:人間には「伝えたい」というすごい欲望がある。秋山孝
──漠然とした質問なのですが、らくがきについて先生はどうお考えですか?
今の東京にある街の中の落書きはね、形骸化されて、落書きの自由がなくってさ、フォーマットどうりの「こう描かなきゃいけないんだ」という方程式になって、東京でも大阪でもニューヨークでも同じような落書きがあるわけでしょ。あれは落書きの形骸化で、街の中にある落書きは、誰も関心を示さず消え去ってしまった。本当の落書きになってしまったわけですよ、「消した方が良い」という。ところが落書きが世界の中で動いたのが1980年代の後半から90年代始めの間で、落書きが非常に魅力的だったんですよ。それは何故魅力的だったかというと、若いアーティストたちが自分達の表現の場を求めているわけで、それが一番理想的なのはさ、国立近代美術館や東京近代美術館だけど、今時分の君たちの作品をそこに展示したいといったって、そんなの無理なわけでしょ。展示できるわけがないんですよ。展示する価値があると思われなければ無理なわけですよ。秋山孝の展覧会はやるのに君たちのはやらない。それは利益がないからなんですよ。若い人たちのを展示したって得をすることがない。作品を持っていったって捨てられるだけ。そういう人たちには表現の場がないんですよ。画廊借りるかって言っても、一日25万、35万、高いところだと一日100万くらいするわけで、そんなところ若い人たちには借りられないじゃないですか。そういう意味でさ、街にある壁面
を見つけて「あ、ここあるじゃない。」って、自分達の表現の場に選んだわけですよね。そこが、美術が行き詰まってきた、落書きの手法だったわけ。でもそれって社会的に犯罪でしょう。その犯罪を乗り越えて、乗り越えてないけど、犯罪だとわかりながらも捕まったりしながら、やってたわけ。ところがニューヨークでは、「街を汚すのはダメ」「美しい街にしないと人が集まらないんだ」と言われてきたのだけれども、ある人たちが落書きを見て、「あ、これはちょっと、ホンモノかもしれない。」と言った。今の街中の落書きは結構似非もの的な、形骸化されたものだけれども、当時の落書きというのは有能な人がやって優秀なアーティストたちがやったから、それは文化として残るんだと言った人たちがいるわけですよ。だから送り手と受け手の関係が非常に良い関係だったんですね。それで評価された。ところが東京は、そういう動きもあったんですけども、評価してくれる、受け取る側がいなかった。イラストレーションでへたうまなひとを呼んでさ、パリでもドイツでもニューヨークでも大きな都市のロンドンでもその運動が起こったんだけども、一番評価してくれたのはニューヨークだった。ニューヨークの一つの文化になった。それを優れた画廊が商売にしていった。キース・ヘリングが死んだ時には大きなミュージアムで個展が開かれた。厚い壁にかかれた壁画も、保存する為に壊して抜き取ったりして、大事に保管する人たちがいたんですよね。それも人間の一つの心の叫びの表現だったわけですよね。それを見た人たちが感動して、「はあ、こうだったよね。」と強く打たれるわけです。それが非常に大事なことなんですよ。そういう真実をコミュニケーションのなかに取り上げていかなきゃいけないなあと、いう風に思っていたわけです。その行為はどういうことかと言うと、ラスコーの壁面
に描かれていたものだとか、アルタミラやフゴッペンなどに描かれていたものと、全く何の変わりもなかったということなんですね。ラスコーの壁画も今では「スバラシイ!」なんて言っているんだけどさ、やっぱり落書きだってちゃんと良いものもあって、それがあらゆる行き詰まりを打破する表現手法として地平線上に浮かび上がってきたんですよ。それは子供が描く絵であったり、オートマティックな絵であったり、キース・ヘリングやバスキアやノってなったわけですよね。ケニー・シャーフなどの名前があがってきたんですよね。もっと前でいけばコンバス。そういう意味で落書きは素晴らしい。ところが、その影響をすでに受けてきた君たち。ノートや教科書の隅に描いてきた。ぼく達の時代なんかは教科書の端っこなんかに描くと、よく先生に怒られたもんですよ。おばさん先生なんかが来て「ダメよっ!」って手をピンッ!て叩かれたりさ。で「はい」って一回止めるんだけど、先生が向こう行ったらノートの裏に描いたりして。「これ大事だー。」と思ったら色塗ったりして。
街角のグラフィティ(パリ/ 1984年) |
──写真のおじさんにヒゲ描いたりとか。
そうそう。ぼく達の時代の教科書に載ってた写真は白黒のイラストレーションだったんですよ。それを自分で「ん〜、これをもっとかっこ良くしなきゃいけない」とか「もっと色をきれいに塗らなきゃいけない」とかして。で、みんなが見たら「えっ、きれいだねえ!」て感動させてさあ、すごく嬉しくなって。それでコミュニケーションができたりねえ。そこにまた脇に付け足して一つのストムリーをつくったりしてみんなで喜んだりしていたわけですよね。ノートを誰のよりも美しいテキストにしなければいけないってさ、きれいに色塗ったりして。で、英語の女先生にウケを狙って見せたりして。
──先生は学生時代誰よりも落書きを描いていたんですか?
当たり前じゃないですかあ〜!それは。小学校のとき、ぼくなんか二つ下敷きを持っていったんですけど、一枚は大好きな手塚治虫のマーブルチョコレートのシールを貼っておいてね。でもそのころは、それを今の消費社会の人が見たら何ともないけど、当時はすごい出来事だったんです。なぜかというと、マーブルチョコレートの中にはシールが一枚しか入ってないんですよ。その一枚一枚を見たら何個のマーブルチョコレートを買ったのか。それを近くのお菓子屋さんに行って買ってくるんですよ。で、すぐ欲しいんですよ。裏表貼って、誰よりも自慢できるからって学校にいつも持っていって。それでいつもですね、もう一つ普通
の下敷きを持っていって。で、それを見ると何かこう、幸せな気分になってさ。授業もそれで過ごせるから、持っていかなきゃいけないんですね。で、いつも授業ついていけなくなると他にやることと言えば先生の似顔絵の落書きしてさ、動物や野菜に置き換えてみたりさ。だからその授業は先生の落書きを書く為に行ってたようなもんなんですよ。和田誠さんは一週間の時間割のとこに全員の先生たちの似顔絵を描いたりさ。でも多摩美の学生たちはそういうのをもともと持っていて、落書き用につくったノートなんか見るとすごく魅力的で、落書きが大事だってことをみんな知ってるから、そういうようなことになってきたんだねえ。スケッチも大事に描いたりしてて。「私の財産はこれ」ってそのノートをすっと出してね。それは魅力的だよね。ということはそれは落書きではなくて、アイデアスケッチノートになってるんですよね。日記帳なんですね、絵日記なんですね。ぼくもそういう風に考えて絵日記なんかしてますよ。で、日本の漫画を研究している須山計一という人がさ、日本の落書きの始まりは原始絵画だといわれているけど、法隆寺の天井に描いてある落書きがあったんですよ。それは宮大工さんたちが来て、まずは自分の名前がないから名前を書いて。で、落書(らくしょ)といってさ、描く場所がないから昔京都の欄干(てすり)のところが需要で、後ろの柱とかに描いてある。そういうとこに残そうとした。欲望があってもなっくても。それはなんなのかなあ、と思うと、それは自分の送るメッセージだったわけだね。「こんないいことがあったよー」「こんなことがあったよー」という。見てもらえないんだけども、見てもらいたいんですよ。そういうような複雑な気持ちがあってさ。
──やっぱり誰かに言いたいというのが出てるんですかね?
そうそうそう。いつもそういうのがある。それとは別に、ただ自分の手がオートマティックに動いて描いたものもあるわけですよ。それはね、やっぱり、記号的・文様的なものになっていくんですよ。文様って言うのは、火焔土器とか縄文時代の縄文土器とかね、いろんな文様があるんですよね。あーゆうものとまた二つに意味が分裂していくんですね。でね、みんなが手を動かしてこうやって(と、縦横に三、四本ずつ線を格子状につなげていく)描いてるのは、もう模様だよね。
──一見意味不明な図形ですね。
ま、意味不明でもさ、模様なんだけど、これもひとつのさ、記号でもあるのね。メッセージのような。分かり易いのではなく意図的なね。だから縄文てね、縄の模様でしょ。いつの間にかその模様は、縄文時代を象徴する模様になったりしてるんだよね。それが記号だったりシンボルだったり。そういうものが大事だっってことをみんなわかり始めてきたわけだよね。
──落書きといっても絵と文字があるんですけど、文字の方がメッセージ性が高いんでしょうか?
落書きにはもっといっぱい種類があるでしょう。大きく分けて、メッセージのあるものと、模様とさ、文字ですよね。なぐり書きっていってさ、ずーっと(強くペンを行ったり来たりさせて)描いてるのもある、それはその振動が気持ちいいからなんですよ。いつの間にかこうして真っ黒にしている。精神病の人たちは、こういうの納得いくまでやるよね。周りから「もう止めろ」って言われても、本人はずっとやるの。でもそれはすごく魅力的なの。ねっ。で、何度もこうしてると今度は怨念が出てくるんですよ。マチエールも一つの表情だけど、表情が生まれてくる。ひたすらやるの。これ(模様)よりは強烈なメッセージがあるんだよ。だからね、アウトサイダーの人たちが描くものはこういうのが多いの。「止めろ」って言われても「やだ」って。筋肉が振動することに陶酔していくんですよね。貧乏ゆすりに近いかもしれない。
で、その次は人間も猿もゴリラも○(丸)を描いていったんですよ。ところが人間は○の中に点を描いていった。「これは人だ」って。動物学者いわくゴリラはこれが出来なかったらしいんだよね。人間はそこから始まったんですよね。人類の初めの絵から現在の絵まであって、人間が生まれてから死ぬ
までもすごく似てるの、絵の成長が。縄文時代のもっと前から人類の描く絵っていうのは進展の仕方がすごく似てる。今描いた人間、ここからメッセージが生まれてくるの。「これはお父さん、これはお母さん」とかね。それがだんだん言葉になっていく。だから人間のもう一つの言葉なんだよね。小さい頃の娘の落書きをまとめた本をつくったんですよ。人類の始め、人間の始めがあって、その始まりはどういうふうに芸術的に活用されて、どういうふうに成長してきたかってことを自分の中で忘れないようにまとめておくために、その本をつくったんですよ。
──やっぱり○(まる)から描き始めるんですね。
そうそうそう。人類全員がね。君たちのらくがきをとっておくと、その成長過程がわかるんだけども、親はさ、とっといてくれないもんね。それは幼稚園の絵は入れないことに決めてあるんだけど、幼稚園の絵はさ、先生の意志が入るんですよ「はい、これ描きなさい」「こう描きなさい」ってね。ピュアな人間の成長にはなりえないもんだと。幼稚園の先生達の考える記録に近いもの。ディレクターは幼稚園の先生だなあ、って思っていたんですよ。で、本人が自らの意志でさ、絵を描きたいと思ってコミュニケーションつくったときの絵が重要だなあと思っているんですね。で、一番最初描いたなぐり描きがあって、次に○を描いて、人間を描いて、一番近い家族を描いて、動物園とか身近なものを描いて、その後にだんだん文字を覚え始めて文字と絵とが重ね合って。そこには、その子の幻想が描かれてきて、作り話が生まれてきて、脳が成長していって、それから徐々に幼稚園・小学校に入っていくというプロセスですよ。絵の中に見立てというのが生まれてくる。例えば木の中に4人のお友達がいて、〜ちゃんと木の中で遊んで、その子一人一人の名前が書いてあって、こういう風に一日を遊んで、楽しかったんだよー、ということを描いて。そういうプロセスがさ、人間にとって一番大事なコミュニケーションの方法なんですね。言葉と同じように。そこで文字が書いてあるのは、文字を書きながら文章を覚えていく。それは分けることで絵の中にもう一つの空間があるんだということの概念が生まれてきてる。言葉とイラストレーションの関係が出来ていくんですね。そういうのは全員がやり始めることなんですよ。そうして脳の成長が出来ていくということなんですね。こういう絵が面
白いんだということを、近代美術の人たちがとりあげていくんですよ、レジェだとかさ。で、ぼくが影響を受けたのがゲラロフ・シュタイナー、『線画の世界』の作家が「人が持つもう一つの言葉」と言っていること。この本教材に使おうと思って。そういう人たちの歴史があってグラフィティのアーティストたちが生まれてくるんですよ。原始的なコミュニケーションのねえ。人類の始まりも同じようにしていくんだよねえ。もうちょっと、みんなとは違うプロセスを踏むんだろうけども、ま、本当に類似した形を生むんだなあということですよ。で、人間て難しい一点透視図とか描けないからさ、全部平面
的なものから始まっていくんですよ。そこに斜め35。とか45。とかパースが生まれてきて、回転したりしていくわけ。みんなも描けないんだよねえ。中島祥文先生がさ、「みんなラフスケッチが描けないんだよー」って言うんですよ。「だってそれはさ、描けないです。みんな見て描こうとするから」それはみんな落書きじゃなくって略画を研究すれば良いんですよ。言葉を組み立てるように絵を組み立てていく。「家ってどう描くの?」「まず箱があって、屋根があって、玄関があって・・・」てね。でこれは結構、知能が要るんですよ。知識があれば見なくても描けるんですよ。それで落書きはどんどん発達していって、コミュニケーションができるようになる。落書きは自由だなんて言うけど、自由じゃないからね。
──実際出来上がる絵は、そんなに自由ではない?
そうですよ。
──落書きは犯罪だと先ほどおっしゃいましたが。
落書きって厳しいところは犯罪なんですよ。犯罪法のルールに反している。汚すからしてはいけないと。じゃあ、汚すって一体何なのかと。車だって道路汚してるじゃないかと。あれも犯罪だと。ゴミ捨てるのもおしっこするのも犯罪。難しいんですよ。ぼくが落書きのことを考えてたときには、ただロマンチックに考えていかないで、もう少し、法律や倫理の側面
からとか、様々な側面から考えられるよね。
──犯罪だと知りながらやる人もいますよね。
知能犯の人いるね。でもそれも、何かコミュニケーションする目的があるわけじゃなくてさ、犯罪をクリアする為にっていう、別
の快楽があってやる子たちもいるから。ぼくたちはそういうの許さないよね。「造形的によくない!」って。「現代美術的にもダメだ!」とかってさ。
──先生が海外に行かれてグラフィティ、壁などの落書きなどを授業の中でレクチャーされていましたが、やはり日本の落書きとは違いますか?
あー、そうね。違うと思いますね。日本よりもレベルが高いものもありますし。日本のグラフィティはさ、落書きのものでレベルの高いものといえば、野外広告でビルボードみたいな形で絵を描いたりするのが、シャッターに描いたりするのがあるでしょう。そういうのはさ、落書きではないよね。意図的にやっているから。落書きというのはもともと、そうでないところに意味があって。
──落書きとアートの境目や、落書きとイラストレーションの境目などがありますが、そこは面
白くありつつも難しいなと思うんですが。
いや、それはぼくもそう思うよ。うん。でもさ、落書きがアートになったのはさ、落書きという領域があって、アートという領域があって。その二つが重なった部分がさ、実はアートなのかグラフィティなのか、その重なった部分は何なのか、ということだよね。
──ちゃんと描いても落書きに見える場合もありますよね?
そうそうそう。もうすっごいリアルに描いてあるのも落書きだよねえ?「ぼくはリアルにやるんだあ!」って言っても。
──それは落書きなんでしょうか。 だから落書きの規定をどうするのかだねえ。例えば「落書きというのは、一つ目は、誰にも見られないんだけど描いちゃいけないところに描く絵。次にはそうではなくて、壁に描いてあるのも広領域に考えれば落書きと言われる可能性もある。それが今度はアートに行った場合はさ、アートの中に活躍する落書きというものがあると。しかし落書きのスタートはこうなんだと、それが発展した形とかって、幾つか分類してみてね、考えてみると良いと思うんだよね。で、ぼくたちは落書きのことを「らくがき」というけれども、「らくしょ」という読み方もあって、つまり「落ちて書く」っていうことはどういうことに元々意味があったのかなあとかも調べ上げていって。で現代にはそれが発達していって子供の絵も落書きと言えるんだと、いう風に規定することもできるよね。美術館に並んだ絵は落書きとはいわないかもしれない。「ピカソの絵は落書きなのか?」とかね。どのあたりから誰が影響を与えたのかとか。どこから見るかってことも大事だね。で、ぼくがこれ(グラフィティイラストレーション展)選んだものはさ、ここにあるものは落書きなのか落書きでないのか、問題があると思っているんですよ。しかしぼくはイラストレーションの中に落書き的要素がどのように使われてきたかということに興味があるので、落書き的要素を選んだ。例えば漫画的・キャラクター的要素、原始絵画要素、描き込まない、途中で終わったような要素、アメリカのコミックを使って描いているようなもの、壁に丁寧に文字が書いてある絵だって落書きと呼ばれる可能性もあると。でそういうことを考えていくと、ノートの端っこに描いた絵も落書きと言う。これら全部を取り上げてみようと、いうことで取り上げただけなんですよ。わからないから。しかし見ている位 置はイラストレーションで、ヴィジュアルコミュニケーションする絵という位置づけで、何をコミュニケーションするかということを問われる。ぼくはイラストレーションについて大学生のときから研究していて、論文・レポート書いたりしてたんですけど、ユーモアと風刺のイラストレーションの研究をね。どんどん研究してどんどん分からなくなって、さらにどんどん研究して、いつまでもわからなくて、で自分でイラストレーション描き始めてポスターつくったりして、でもわからなくて。それでいつの間にか52歳になったんですけど、52年間考えてもちっとも解決できてない。やってもやってもわからないんだけど、どんな人よりも分かってしまった。それでいつの間にか審査200回も頼まれたり、講演料もらえたり。知るってすごいことだなあ、とつくづく思ったりね。ぼくはなぜ線に興味を持ったかというとさ、線を一本A点からB点まで引きましたと。たかが一本の線だけれども、ここに生命が宿るということがさ、ぼくは魅力を感じるわけですよ。それが複雑に調子をつけなくっても、人間の形をしたシルエットがさ、人間らしくなってくわけ。この一本の線が魅力的か魅力的でないかというのをぼくはすごく大事に考えてるわけ。これが、オリジナリティがないと、やはり一本の線で評価は得られないし、生活も出来なくなってくるよね。良い線を引きたいなっていつも思ってる。誰のも真似なくて、生命力のある線を引きたいと。魅力のある線を引きたいんだと、いう風にぼくはいつも思ってるんですよ。で、そういうときにいろんな線を引いて。やっぱりぼくは書道でいえば会津八一の線が、太くて、「良い線だなあ」とぼくの心にぐっとくるわけ。線がコミュニケーションする。ある先生がね、ぼくの線を「運河のような線だ」っていうんですよ。「良い引用だなあ」と思って喜んだりして。それは何故かっていうと、運河っていうのは淀みなく流れるから。ぼくは抑揚のある線はあんまり好きじゃないんですよ。だからといって、こうセメントで固めたようなさ、ロットリングやらコンピューターの真っ直ぐな線はぼくはあんまり好きじゃないんですよ。それは何故かっていうと人間の息吹が感じられないから。一本調子なんだけれども、でも生命の息吹が感じられるような勢いのある線は魅力的だなあって。そこが大事だと思ってるから、「どうしてこの人はこういう線を引いたのだろう?」と研究して、「どうしたらこういう線が描けるんだろう?」って考えてて。で道具も重要だから自分でつくりあげたりして、自分で使う道具を考えるんですよね。それ大事だと思うんですよ。で和田誠の描くロットリングの線はさ、もう見た途端に「あー和田誠だ」とかさ、「あー安西水丸だー。ぼくは安西水丸や和田誠のまねになるのは嫌だー」ってなるしねえ。割り箸を削った先にインクをつけて線を引くとさ、馬場のぼるさんの絵になっちゃうしさ。フェルトのマジックみたいな線は、汚らしいんだけど素敵な、湯村輝彦の線になっちゃうしさ。「ぼくはぼくの線を引かなきゃあ」とかね。そう思ったんです。 |
──匿名性というのは落書きの需要なポイントなのかなと思うんですけど、名前が出た途端に落書きではなくなるのでしょうか?
落書きという一点に絞っていくとね、非常に限定してくると思うんだ。もうどんどんキュウーッとしてきてさ。匿名性ということをよんだら、匿名性ではないものは全部排除されるわけでしょ?そうするともう、本当に少なくなるよね。ぐんと少なくなってって。ノうん、そうだね、そうしたら匿名性が重要だって言って。1968年にフランスの五月革命というのがあってさ、政治に反対する為のメッセージをポスターにして送ったんですよ。それは匿名性で、誰が描いたかわからないように。シルクスクリーンで一色でバッと刷ってさ、壁に貼ってったの。それは落書きなのか落書きでないのかということになってくね、匿名性だとね。匿名性ということで絞ったときには、匿名性だけど意志があるものものも、かなり多くあるということだよね。
──今回わたしたちはらくがきを「コミュニケーション・ツール」としてとらえ、その種類を図にしてみたのですが。
コミュニケーションの形でしょ?グラフィティには第1次、第2次、第3次、第4次があるとぼくは思うんですよ。で、第1次のものが「描きたい」という欲望。第2次は、「少しの人に描きたい」。第3次が、「もっと知りたい」。第4次がマスメディアに向けていく。そこからアーティストやイラストレーターたちが表現としてとっていった気がするなあ、と。
──あと、らくがきの目的は何があるか出してみたんです。コミュニケーション、発散、マーキング、記録というところかなあと。
うん、その通りよ。発散が結構重要なんだよね。表現のねえ、一番最初の重要な基本部分は発散ですからね。自分がなぜ表現したいのかと。それは『言わずにはいられない言葉』『自分の中に止めておいてはいられない言葉』ですね。それにカタルシスがあるんだということ。快感があるということ。出すことによって。この二局が大事。
──その発散は、出すことだけに快感があって、人に見られなくてもいいということなのでしょうか?
もう他人なんてどうでもいいの。『自分の中に抑えきれない!言わなきゃ!』なんていうゴシップもそうでしょ。伝えたいがために事実をデフォルメしたりさ。それが徐々に文学に変わっていったり、あるときは美術に変わっていったり、あるときは身体表現になっていったりしてく。「こんなすごいことがあったんだよ」ということを伝えていく。でも伝えるときには気分がいいんですよ。もう放出するから。抑えられない気持ち、これがないとダメなんですよ。
──人に伝わったときがきもちいい?
そういうのもあるけど違うんですよ。まず『人に言った』ということが気持ちいいんですよ。カウンセリングだってそうでしょ。今の地震でも、みんなケアしてる人たちは、何があったの?って聞いて、始めは何も言わず黙ってるんだけど、あるときは堰を切ったようにしゃべりまくる。言うと、心のわだかまりがパーッと消えたりさ。
──それを描くことに置き換えると、描くことに気持ち良さを感じるんですね。
そう、表現したことが気持ちいい。そこにカタルシスがある。歌を歌う人は歌うことに、踊る人は踊ることに。相手にコミュニケーションできたことではないんですよ。もっと原始的なもの。そこが大事なの。そこで我々が表現者を理解しないと問題が起きるわけですよ。
──もっとも原始的な根っこの部分は発散で、そこから派生したものがコミュニケーションなんですか?
あ、良いこと言うね。レベルアップするとさ、人に伝えたいというすごい欲望があるんですよ。一番最初にね。『言いたい言いたい』っていう。表現したい欲望があるの。そして欲望を吐き出すと、すごい快感が待ってるということなんですよ。その次にコミュニケーションが生まれるわけですよ。それから、こどもたちが絵をかくでしょ、絵で描いてると遅いから言葉で言い始める。言葉でもしゃべるんだけど言葉も幼稚だから、手でも表現してるわけ。使えるもの全部使うの。でもそれでも伝わらないってなると今度は歌でも歌わないとしょうがないって歌い始める。『伝えたい』んですよ。コミュニケーションて双方向のものだと思うでしょ?一方方向なんです、始めは。よく双方向の〜なんて言ってるけどさ、インターネットなんて一方通
行だもんねえ。たまたまどれかが心に響いたら答えをダーッと出すだけでさ。手紙だとさ、これは一方方向で出すんだと決めれば良いんだけどさ、「返ってくる」と思ってるからみんなトラブルが起きるんだよ。「送ったのに返ってこない」なんて、「送ったあなたが見返りがあると思い込んでるからイライラするんでしょう」っていうこと。本当はしゃべりたいんでしょう?だったらがんがん送れば良いんですよ。そうすればねえ、喧嘩にならないよ。見返りを期待するからね、喧嘩になるんですよ。
──意識して意図的にかくものと、無意識に記号的にかくものがありますよね?でもこの記号とかにも実は意識はあってメッセージ性はあるんでしょうか?
そうなんですよ、それがね、図像と文様の境なんですよ。これはすごく重要なの。両方ともすごく大事なの。で文様が、テキスタイルとか繰り返しになっていく。ところが図像の方は繰り返しがない。ま、それはまた後で。奥深い問題になるからさ。どうせやるなら、いっぱいある中から一つに絞ってやった方がいいかもしれないね。人間はあらゆるものにメッセージがあると思ってしまうよね。ぼくは質感にすらメッセージ性があると思っているんですけど、メッセージの違いなんだなあ、というふうに思っていて、『メッセージはどういうものか』っていうね。
──メッセージがないものはないんですかね?
ないんですよ。
──何かしらやっぱりあるんですね。
あるんですよ。目にするものはみんなメッセージだと思って。でもそれは言葉にならないメッセージっていっぱいあるんです。音もそうだもんねえ。ある有名な人がいっているんですけど、「階段をあがる足音『カツンカツンカツン』という音でさえ、これが誰の足音かがわかって、その足音で心が揺れる」というんですよ。それが音の喜びだっていうんだよ。『絵画は沈黙の声だ』なんてグッとくるよねえ。過去天才たちがいっぱい言っててさ、覚えきれないくらい良いことを言ってるんだけど。「らくがきは沈黙の声」ノなのかなあ?いや「もう一つの言葉」の方がいいよねえ。「人間のもう一つのことば」と、ぼくは言ってます。「沈黙の声」なんて格好良すぎるよね。
「新潟県中越地震ポスターデザイン
支援プロジェクト」学生作品 |
講評会風景
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Rakugaki World Magazine e:chin・表紙 |
特別インタビュー・秋山孝 P11,P12-P13) |
Rakugaki World Magazine e:chin,P12-P13 |
Rakugaki World Magazine e:chin,P14-P15 |
Rakugaki World Magazine e:chin,P16-P17 |
Illustration Studies Tama Art University 1-12 |
第1巻 Illustration Studies・共同研究報告書・1999年3月30日発行 イラストレーション学の確立 / 秋山 孝 1--2 インタビュー「イラストレーションとは何か」 / 秋山 孝 タパニ・アルトマ 1--4 カリ・ピッポ 1--5 フィン・ニュゴー 1--6 アラン・ル・ケルネ 1--7 ニクラウス・トロクスラー 1--8 メルク・インボーデン 1--9 フランチェスク・スタロヴェイスキ 1--10 ヴァルデマル・シュヴェイジ 1--11 レフ・マエフスキ 1--12 ヴィエスワフ・ロソハ 1--13 フランコ・バラン 1--14 ラニー・ソマーズ 1--15 U.G.サトー 1--16 日本のイラストレーションについて/ 大迫 修三 1--17 イラストレーションとは何か / 松浦 昇 1--18 イラストレーション学の確立 / 秋山 孝 1--19 奥付け 1--23 |
第2巻 llustration Studies
-2・研究書・2000年7月1日発行 まえがき / 秋山 孝 2-- 3 世界のイラストレーション / 秋山 孝 2-- 4 世界イラストレーター年表 / 秋山 孝 2-- 6 合同ゼミ(東京工芸大学・多摩美術大学 ) / 秋山 孝 2--10 特別講義 「イラストレーション学の確立」と座談会/ 若尾真一郎 / 秋山孝 / 藤掛正邦 2--11 グラフィックデザイン学原論講義レジュメ / 秋山 孝 2--18 多摩美術大学のイラストレーターを中心とした流れ / 秋山 孝 2--20 プリミティブ・イラストレーション / 末房志野 2--24 イラストレーションにおける 技術、材料 年表 / 末房志野 2--29 制作作品、作家 年表 / 末房志野 2--31 イラストレーションプロジェクト活動記録 2--34 奥付け 2--35 |
第3巻 llustration Studies
-3・作品集 ・2001年4月10日発行 Illustration Studies-3 について / 秋山 孝 3--3 2000年度 コンセプチュアル・イラストレーションクラス3年生 Dictionary of visual Language A to Z 3--4 2000年度 表現デザインクラス3年生 Message Illustration Poster 3--13 LIST(コンセプチュアル・イラストレーションクラス3年生、 表現デザインクラス3年生) 3--18 Illustration Studies を中心とした記録、 奥付け 3--19 |
第4巻 llustration Studies
-4 ・ 研究書・2000年7月1日発行 まえがき / 秋山 孝 4--3 インタビュー「イラストレーションとは何か」 / 秋山 孝 シーモア・クワスト 4--4 カレル・ミュゼック 4--05 ピオトロ・ムドゼニエッツ 4--06 フィリップ・ワイズベッカー 4--07 広告におけるユーモアイラストレーション表現の力 / 秋山 孝 4--08 久里洋二のイラストレーション表現 / 秋山 孝 4--11 プリミティブな表現について / 末房志野 4--13 世界のポスタービエンナーレについて / 甲賀正彦 4--17 多摩美術大学 生涯学習プログラム「新しいイラストレーション入門」 イラストレーションとは何か / 秋山 孝 4--21 基礎デッサンについて / 秋山 孝 4--22 リアルイラストレーションについて / 末房志野 4--24 細密描写制作プロセス / 秋山 孝 4--25 シルクスクリーンによるポスター / 秋山 孝 4--26 シルクスクリーンによるイラストレーション / 秋山 孝 4--28 フランスを中心としたイラストレーター年表 / 秋山 孝 4--30 ポーランド グラフィックデザイナー年表 / 秋山 孝 4--32 著者紹介、奥付け 4--35 |
第5巻 Desssin (llustration
Studies -5) ・ テキスト・参考作品 2002年4月10日発行 年間課題表1年、2年、指導スタッフ 5--2 はじめに / 秋山 孝 5--3 基礎デッサンについて / 秋山 孝 5--4 基礎デッサン課題年表 5--6 基礎造形 I (1年)前期課題 1-01 〜 1-13 5--7 後期描写技法研究 1-14 〜 1-18 5--20 基礎デザイン I (2年)前期課題 2-01 〜 2-13 5--25 後期表現様式研究 2-14 〜 2-18 5--38 参考文献、奥付け 5--43 |
第6巻 llustration Studies
-6・作品集 ・2002年4月10日発行 イラストレーションクラス 3年生顔写真、表現デザインクラス 3年生名簿 6--2 Illustration Studies-6 について / 秋山 孝 6--3 2001年度 コンセプチュアル・イラストレーションクラス 3年生 Dictionary of visual Language A to Z 6--4 2001年度 立体イラストレーションクラス 3年生 Robot 6--12 2001年度 表現デザインクラス 3年生 Message Illustration Poster 6--14 出版物 1977〜2001、POTER 1977〜2001 6--18 Illustration Studies を中心とした記録、奥付け 6--19 |
第7巻 llustration Studies
-7・研究書・2003年1月10日発行 まえがき / 秋山 孝 7--3 秋山孝の立体イラストレーション考 / 秋山 孝 7--4 ワイヤー造形によるビジュアルコミュニケーションの研究と表現 / 藤掛正邦 7--8 看板・ファサードにみるイラストレーション観 / 官能右泰 7--12 立体イラストレーションについて / 甲賀正彦 7--15 アニメーションの動きの考察 / 大河原一樹 7--18 プリミティブイラストレーション / 末房志野 7--21 インタラクティブ・イラストレーション / 宮 潤子 7--25 らくがきの魅力 / 大塚 藍 7--28 多摩美術大学 生涯学習プログラム 「イラストレーション ― 世界でたった1册の本」 / 末房志野 7--31 多摩美術大学 生涯学習プログラム 「シルクスクリーン・イラストレーション」 / 近藤憲昭 7--33 著者紹介、奥付け 7--35 |
第8巻 llustration Studies
-8・作品集 ・2003年4月1日発行 イラストレーション AIクラス3年生、秋山孝、藤掛正邦 顔写真 8--2 Illustration Studies-8 について / 秋山 孝 8--3 2002年度 コンセプチュアル・イラストレーションクラス3年生 Dictionary of visual Language A to Z 8--4 2002年度 立体イラストレーションクラス 3年生 Robot 8--13 2002年度 表現デザインクラス3年生 Message Illustration Poster 8--16 表現デザインクラス3年生名簿 8--21 大学院美術研究科デザイン専攻 グラフィックデザイン領域 表現デザイン・イラストレーション 昆虫とパッケージデザインの関係 / 井上 晋輔 8--22 幸せのデザイン / 山田 かおり 8--22 Illustration Studies を中心とした記録、Posters、奥付け 8--23 |
第9巻 Desssin (llustration
Studies -9) ・ テキスト・参考作品 2002年4月10日発行 Dessin・課題スケジュール1年、2年 9--2 はじめに / 秋山 孝 9--3 基礎デッサンについて / 秋山 孝 9--4 基礎デッサン課題年表 9--6 基礎造形 I (1年)前期課題 1-01 〜 1-13 9--7 後期描写技法研究 1-14 〜 1-18 9--20 基礎デザイン I (2年)前期課題 2-01 〜 2-13 9--25 後期表現様式研究 2-14 〜 2-18 9--38 指導教員、奥付け 9--43 |
第10巻 llustration Studies
-10・研究書・2004年3月7日発行 まえがき・llustration Studies 10 発行にあたって / 秋山 孝 10--3 Preface・About Illustration Studies -10 / AKIYAMA Takashi 中国のイラストレーションポスター / 呉 藝華 10--4 Chinese Illustration Poster / WU Yihua 参考資料 - 1 中華人民共和国 建国 年表 10--7 Data - 1 参考資料 - 2 中華人民共和国 文化大革命 年表 10--8 Data - 2 イギリスのイラストレーション / 秋山 孝 10--10 English illustration( to begin from the message of the satire) / AKIYAMA Takashi 参考資料 イギリスのイラストレーター 10--15 Data - English Illustrators イギリスのイラストレーター年表 / 秋山 孝 10--18 Chronological table of English illustratiors history / AKIYAMA Takashi 立体メディアのイラストレーション / 甲賀正彦 10--20 Consideration about illustration in the three-dimensional media / KOGA Masahiko 情景とイラストレーション 〜 世界の洞窟壁画や岩壁画から / 末房志野 10--23 Scene and Illustration  ̄ cave art and rock art in the world / SUEFUSA Shino 御法川哲郎のシュールレアリスムイラストレーションについて/ 御法川哲郎 10--27 Tetsuro Minorikawa`s surrealism illustration / MINORIKAWA Tetsuro BUS広告に観るイラストレーション / 官能右泰 10--29 Advertising illustration for wrapping bus / KANNOU Sukeyasu イラストレーション集グレートキャラクターについて / 秋山 孝 10--30 About The Great Characters / AKIYAMA Takashi 多摩美術大学生涯学習講座 Tama Art University lifelong learning program 「イラストレーション事始め・一枚だけのポスター」 / 末房志野 10--31 "The ABC of Illustration・ my poster" / SUEFUSA Shino 「続・事始めイラストレーション事始め・カレンダーのイラストレーション」 / 末房志野 10--32 "The ABC of Illustration・ Illustration in calendar" / SUEFUSA Shino 日本デザイン学会50周年記念大会「生きのこるデザイン教育」/ 秋山 孝 10--33 Japanese Society for the Science of Design 活動記録 10--34 History・Illustration Studies Project Profiles著者紹介・奥つけ 10--35 |
第11巻 llustration Studies
-11・作品集 ・2004年4月1日発行 表現デザイン3年生、秋山孝、藤掛正邦、御法川哲郎 顔写真 11--2 Illustration Studies-11 について / 秋山 孝 11--4 2003年度 コンセプチュアル・イラストレーションクラス3年生 Dictionary of visual Language A to Z 11--5 2003年度 立体イラストレーションクラス 3年生 Robot 11--19 2003年度 表現デザインクラス3年生 Message Illustration Poster 11--23 大学院美術研究科 博士前期(修士)課程 デザイン専攻 グラフィックデザイン領域・ イラストレーション学 研究 1 年生 漫狂庵〜宿谷卓司妖怪絵図〜 / 宿谷 卓司 11--30 文学イラストレーション / 當麻 ゆき子 11--30 文字を扱ったイラストレーション(表意文字イラストレーション)/ 高橋 庸平 11--31 イラストレーション スタディーズ・スチューデント会議 2003 「なぜ、イラストレーションを描くのか!?」(オープンキャンパス) 11--31 シュールレアリスムイラストレーション展 11--32 学生作品交流展・上海応用技術学院・多摩美術大学 11--34 Illustration Studies Posters1997-2003、奥付け 11--35 |
第12巻 Desssin (llustration
Studies -12) ・ テキスト・参考作品 2004年4月1日発行 Dessin・課題スケジュール1年、2年 12--2 はじめに / 秋山 孝 12--3 基礎デッサンについて / 秋山 孝 12--4 基礎デッサン課題年表 12--6 基礎造形 I (1年)前期課題 1-01 〜 1-13 12--7 後期描写技法研究 1-14 〜 1-18 12--20 基礎デザイン I (2年)前期課題 2-01 〜 2-13 12--25 後期表現様式研究 2-14 〜 2-18 12--38 指導教員、引用図版、奥付け 12--43 |
本町小学校・体育館
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子どもたちが作った作品
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[Akiyama served as the instructor of "Demae Art University"
by Almni Association of Tama Art University in Shibuya-ku Honmachi elementary
school]
[渋谷区立本町小学校にて多摩美術大学校友会による「出前アート大学」の講師を秋山が務めました]
Workshop,"Demae Art University"
26-27.Jul.2004 (Shibuya,Honmachi elementary school)
「 第1回出前アート大学」講師
2004年7月26日・27日(渋谷・渋谷区立本町(ほんまち)小学校)
(update
050125 kaw)
多摩美術大学校友会会報「アルティ」に「
第1回出前アート大学」の内容が紹介されました。
多摩美術大学校友会会報「アルティ」No.10・表紙 |
2004年7月26日
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2004年7月27日
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Poster,Leaflet Design:Takashi
Akiyama, Graffiti Illustration,Illustration Studies Tama Art University, 2004 1030×728 mm Serigraphy Exhibition Poster |
ルーブル美術館工事現場・グラフィティ(パリ/1984年)撮影:秋山孝 |
会場にて
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大場再生さん、澤田泰廣さん 、秋山
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会場風景
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会場風景
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展覧会レセプション風景
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Poster Design:Takashi Akiyama, Message Illustration Poster in Toyama, 2004 1030×728 mm Offset Exhibition Poster |
元麻布ギャラリー・会場入口
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展覧会ポスターの前の秋山
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会場風景
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会場風景
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会場風景
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( )( )秋山( )
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( )( )( )秋山( )( )
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ポスター塔と( )( )秋山( )
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ギャラリートーク・会場の様子
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1.タイ国旗
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2.OTOPエントランス
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3.会場風景
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4.多摩美術大学出展風景
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5.講演者ボード
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6.多摩美術大学出展風景
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7.多摩美術大学出展風景
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8.講演者(岩倉信弥教授)
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9.講演者(秋山)
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10.講演者(秋山、岩倉教授)
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11.会場風景と岩倉教授
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12.左からチャプトゥ副学長、岩倉教授、ビィラプラサート学長
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13.左から副学長、学長、レオナルド教授、秋山
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14.左から秋山、クンチュトン学長補佐、岩倉教授
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15.講演風景(秋山)
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16.講演風景(岩倉教授)
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17.講演風景(岩倉教授)
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18.授賞式風景(左から4番目/文部大臣、6番目/コ・ウドムビット副学長)
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19.授賞式風景(左から学長、秋山、文部大臣、岩倉教授)
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20.受賞楯
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講義風景 |
International Student Exhibition in Shanghai, Shanghai Institute of Technology,Tama Art University, 03-05.Nov.2003 (講義録15より) |
Icograda Educational Network Symposium Presentation / デザイン教育機関国際会議 プレゼンテーション |
Icograda Educational Network Symposium Panel discussion / デザイン教育機関国際会議 パネルディスカッション |
Student Panel discussion / 学生パネルディスカッション |
Tama Art University Presentation panel / 多摩美術大学プレゼンテーションパネル |
Icograda Educational Network Symposium Member / デザイン教育機関国際会議 メンバー |
2003 Icograda Congress Nagoya Japan Opening / 世界グラフィックデザイン会議・名古屋 オープニング |
300 Visualogue / 300人のVisualogue |
Icograda Gara Dinner / Icograda・Gara Dinner |
Lecture(1)- 4th Block The 5th Triennial of Ecological Posters and Graphics Ukraine,Kharkov,April-May.2003 |
Lecture(2)- Yamai-no-Soushi / 病草紙 |
Lecture(3)- Takashi Akiyama's Posters / 秋山孝のポスター |
Illustration Studies / イラストレーション学について |
Tama Art University, open campus
12.Jul.2003
多摩美術大学・オープンキャンパス・2003年7月12日(土)
Tama Art University, Student Conference
多摩美術大学・スチューデント会議
Tama Art University, Work Exhibition ,11-12.Jul.2003
多摩美術大学・作品展示・2003年7月11日〜12日
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