メディアセンターのラウンジは吹く抜けの構造で広々としたゆったりした空間をつくっています。 | |||||
そこにはJBL社パラゴンが設置してあり、ややライブですが小音量での響きが心地よく聞こえ | |||||
ます。 もともとは上野毛キャンパスの視聴覚教室に設置されていましたが、メディアセンター | |||||
開設に伴いこのラウンジに移設されました。 | |||||
JBL社
D44000 Paragon 「パラゴン」 |
ステレオの歴史とともに生き続ける名器
: バラゴン
設 計: R.H.レンンジャー デザイン: A.ウォルフ |
ステレオのLPレコードがアメリカで発表された1958年3月のほとんど同時期の1957年に発売され | |||
1988年まで最初の形のまま31年間生産されました。 | |||
2台のスピーカーシステムを一体として作られ、独特な美しい量感のある形、最上級のウォルナット | |||
化粧版の木目を生かした仕上げの良さは特別の風格があります。 | |||
低域はフロントロードホーン、中域、高域もホーンの能率のよいオールホーンシステムを採用されてい | |||
ます。美しい外見と内部の優れた構造と緊密に一体となっていて、機能と形に無理がなくこれだけ | |||
美しくまとめ上げた製品は他に無いと言われています。 | |||
また、中央のリフレクターパネル(反射板)に中音ホーンが向けて取り付けられているのは視聴位置が | |||
正面から外れていてもステレオのイメージがある程度正しく聞き取れ、ステレオの最初期にすでに | |||
「音場感」を生む設計となっており、JBL社の先進性がうかがえるものです。 | |||
50年代からの唯一の生き残りの理由は決して懐古趣味などではなく、今日なお十分に人を説得する | |||
だけの音と姿の魅力を持ち続けておりスピーカー史上に残る傑作と言われています。 | |||
ドライブアンプ
Accuphase E-305 |
本学にはメディアセンター以外にも著名なスピーカーが設置してあります。
一聴の価値があります。 (八王子キャンパス)
(上野毛キャンバス)
|