入学試験問題・「実技」参考作品集 2000






 

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美術学部 生産デザイン学科 テキスタイルデザイン


平成12年度入学試験

入学定員―生産デザイン学科として70名

入学試験科目・配点・日程

2月10日(木)
 国 語(100点)―10:00〜11:30
 外国語(100点)―12:00〜13:00
2月11日(金)
 鉛筆デッサン(100点)―10:00〜16:10
 (12:30〜13:40は昼休み時間)
2月12日(土)
 色彩構成(100点)―10:00〜16:10
 (12:30〜13:40は昼休み時間)


実技問題

鉛筆デッサン(5時間)
 与えられたモチーフ(ゼンマイ、アルストロメリア、クツカバラ)3種類の草花全部と、イメージしたガラス板を自由に組合せ構成し鉛筆デッサンしなさい。

 

条件
用紙はタテ位置とする。
用紙は表裏はどちらに描いても良い。
牛乳ビンは描かない。
使用紙:サンフラワーペーパー・M画・B3

色彩構成(5時間)
 タテ40cm、ヨコ30cmの長方形を描き、与えられたモチーフ(透明パイプ)をテーマに、自由に色彩構成しなさい。

 

条件
用紙はタテ位置とする。
色数は5色以上とする。
白と黒は使用しない。(但し他の色出しの混合に使用するのは可)
ぬり残しは認めない。
使用紙:アルビオンケント#200・B3

 
実技問題出題のねらい・意図

鉛筆デッサン
 テキスタイルデザインの基礎となる形に関する感性や、モチーフの形態並びに質感の把握・描写力・構成力の有無をみる。

色彩構成
 独創性と構成力に重点をおく。特に色感のハーモニーと色彩に対する感性、色彩を表現する能力の豊かさをみる。


実技問題採点のポイント

鉛筆デッサン
 単にモチーフの描写力をみるにとどまらず、そのモチーフを生かして与えられた条件を満たしながら独創性に富む構成力を重視したい。

色彩構成
 出題の内容を把握する能力と共に、豊かな創造のイマジネーション、色彩感覚、表現力等、将来のクリエーターとしての、デザインに対する可能性と資質の発掘に重点をおきながら採点する。