映像演劇学科は映像表現、身体表現、空間表現の3つの分野での、独創的な表現者とそれらの表現を支える者を育てることを目標にしています。そのために、カリキュラムは学生の創作と技術的な訓練を主体にして組まれています。従って、これに対応できる発想力、思考力、そして目的意識を持った積極的な姿勢が求められます。
1、創 作…
創作の基本が観察力にあるとの考えから、今年度は観察材料および作品素材として「組み立て式の紙箱材料」と「東京新聞の夕刊1部」を与えた。両者をよく観察し、そこでの発見、着眼を元にテーマに即して自分なりの自由な方法で立体作品として提出させた。素材から何を受け取り、そこからどんな発想をし、どんな手法を創意工夫し、個性ある作品としてまとめあげたかを評価した。何よりもまず3時間の中でどう課題と格闘し、どう自分を訴えたのか、その意欲の有無も採点の一つの手がかりとした。
2、小論文…
与えられたテーマから考えを進めて、それを文章で記述する、思考する力と文章力。
3、面 接…
目的意識として、なぜこの大学の、この学科なのか、自分が目指す表現についての考えなど出来るだけ、自分の言葉で具体的に語ってほしい。また、短い時間の中で存在感を示してほしい。
採点は、総合点として採点する。