多摩美術大学×オスロ国立芸術大学「国際協同教育プロジェクト Connecting Wool」

ノルウェーの公的機関の助成を得て実施する4年間の協同研究

「国際協同教育プロジェクト Connecting Wool」とは

Connecting Woolはノルウェーの公的機関(ノルウェー教育国際協力センター)から助成を受け、人物相互派遣を通じて国際交流を促進する「SIU-UTFORSKパートナーシッププログラム」で採択されたプロジェクトです。ノルウェー北部に生息する北方固有種、ワイルドシープの毛の新しい素材活用方法を探究するプロジェクトとして、オスロ国立芸術大学デザイン学科と多摩美術大学プロダクトデザイン専攻・テキスタイルデザイン専攻が参画し、素材研究をベースにデザイン提案までを行いながら、人材の育成と教育メソッドの構築を目指しています。テキスタイル・インテリア・ファニチャー・ファッション、アートなど、さまざまな領域が協同しながら進めることで、両校の国際交流をより深めることも意図されています。

主な活動

  • 両国でジョイントスタジオ(共同ワークショップ)を実施する
  • 学生間の交流を促す
  • 関連企業での「ワークプレースメント(就労体験型学生派遣)」の可能性を探る
  • ウェブ・出版・イベント・展示などで、研究プロセスを広報する

期待される成果

  • 羊毛の新しい活用方法の提案
  • 共同開発した教育ツール・方法論・カリキュラム
  • 成果報告の共同展示・印刷物・プロジェクト成果の普及
  • 交換留学や就業体験に参加する学生数増加