卒業(修了)要件/成績評価基準

卒業(修了)要件

美術学部

4年以上在学し、所定の共通教育科目、専門学科科目から各学科・専攻の定める必修科目、選択必修科目、選択科目の単位に加え、卒業制作または卒業論文・卒業研究に合格し、合計124単位以上修得することを卒業の要件とします。

各学科の卒業要件は、下記ページより該当する入学年度の履修案内に記載の教育課程表をご参照ください。

大学院美術研究科

博士前期課程(修士課程)

共通選択科目(選択必修)から12単位(芸術学専攻は8単位)以上+各専攻の専門科目(必修)18単位(芸術学専攻は22単位)=合計30単位以上を修得すること。さらに修士論文・修士作品を提出し、審査に合格すること。

博士後期課程

修了のためには、総合研究指導(必修)6単位+美術創作研究・美術理論研究(選択必修)12単位以上=18単位以上修得し、かつ研究指導を受け博士論文を作成し、審査および試験に合格しなければならない。

単位認定基準

単位認定にあたっては、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)および教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)にもとづき開講された、各授業科目の「到達目標」が具体的に実現できているかを、あらかじめ明示した「成績評価基準」にもとづき評価します。

評価方法については、授業科目の担当教員が、平常成績(小試験、作品等)、または試験(作品、ペーパーテスト、レポート等)、ならびに授業参加度等により単位を認定します。 担当教員は、「到達目標の達成度」を適切に評価するための評価方法をシラバスで学生に明示し、その内容に基づいて厳格な成績評価を実施します。

成績評価基準/GPA

成績評価基準

  • 授業は、2/3以上出席しなければなりません。
  • 評価は、その成績により合格(S・A・B・C)、不合格(D)とします。評価区分と評価基準は下表のとおりです。
記号評点※評価基準合否GP
学科系科目実技系科目
S100~95点100~95点学修目標を大幅に上回り他の学生の模範となっている合格4.0
A94~80点94~80点学修目標を十分達成し、新たな目標設定を行っている3.0
B79~60点79~70点学修目標を十分達成している2.0
C59~50点69~60点学修目標を概ね達成している1.0
D49点以下59点以下学修目標を大幅に下回っている(または欠席により資格がない)不合格0
  • 評点欄における「学科系科目」は共通教育科目、「実技系科目」は各学科の専門学科科目を表します。
    オープン科目は、他学科においても実技系科目として扱います。
  • 「S」は履修者の5%程度とします。
  • 履修登録をしていない科目を受講しても単位は認定されません。
  • 出席が著しく不良な場合は、試験の受験を認めない場合があります。
  • 無断で試験を欠席した場合、あるいは平常授業時間の課題作品等の提出を著しく欠いた場合は不合格となり、追試験・提出を認めないことがあります。

GPA

GPA(Grade Point Average)とは、各授業科目の評価と単位数から成績点数:GP(Grade Point)を換算し、その成績点数の合計を総履修単位数で割った数値です。

  • 学期GPA = (当該学期に評価を受けた授業科目のGP×当該授業科目の単位数)の合計/当該学期に評価を受けた授業科目の単位数の合計
  • 累積GPA = (在学全期間に評価を受けた授業科目のGP×当該授業科目の単位数)の合計/在学全期間に評価を受けた授業科目の単位数の合計
  • GPAに含まない授業科目:☆教職に関する専門科目/★博物館に関する専門科目
  • 「D(不合格)」も算出対象となるため、履修登録はシラバスを確認して検討してください (履修の取り消しはできない)。
  • GPAは、小数点第二位まで表示します(小数点以下第二位未満の端数があるときは、小数点以下第三位の値を四捨五入します)。
  • 2016年度入学者よりGPAの算出対象とします。

成績照会

制度の趣旨

成績評価に疑問を感じる学生に対し、公式な手続きによる問い合わせを可能とすることで、成績評価に対する透明性と公平性を高めることを目的としています。

成績照会手続き

  1. 学期末及び年度末に発表される当該学期・年度の成績について疑問がある場合には、『成績照会』を申請することができます(授業に出席し試験を受験し合格点に達していると思われるもの、あるいはレポート課題を提出したにもかかわらず、評価が「D」となっているなど、疑問点について根拠が明確であること)。
  2. 希望する学生は、所定の用紙に記入の上、決められた期日までに教務部(美術学部事務室)に提出します。
  3. 当該科目の担当教員から教務部(美術学部事務室)に回答書が届き次第、申請者に連絡します。教務部(美術学部事務室)で学生証を提示して回答書を受け取ります。
  • 疑問点について根拠が不明確な場合は、申請を受理しないこともあります。
  • この制度は、成績について教員と交渉する場を設けるものではありません。
  • 申請期間は掲示板にてお知らせします。期間外は一切受け付けません。