美術学部 総合型選抜・学校推薦型選抜コンセプト

情報デザイン学科 情報デザインコース

学科・専攻の特色

情報デザイン学科情報デザインコースでは、インターネットから書籍まであらゆるメディアを使って、社会学、認知科学、哲学といった他分野の知識を動員し、まだ使い方が定まっていない最先端技術にチャレンジして、社会のあらゆるヒト・モノ・コトの結びつきをより楽しく豊かにしていくことを目指しています。従来の平面や立体といったカテゴリーを越えた多様な作品が、情報デザインコースから産まれています。

選抜方針

総合型選抜では、情報デザイン学科のビジョンや理念を共有し、日常的にデジタルメディアに接し、ネットワークやプログラミングを通じてさまざまなメディアを縦横無尽に使いこなしていく、新たなスキルと表現する意欲をもった人を求めます。
情報デザインコースは、一般選抜の一般方式の実技試験では造形力や構成力、発想力に重点をおいて判定し、共通テスト併用方式ではそれに加えて一般的な学力も大切な判定材料としてきました。今回の総合型選抜は、その一般選抜の2つの方式では判定しきれなかった、本学科の主な領域のひとつである「デジタル技術を用いたデザイン」に、関心や実績のある学生の発掘を目的としています。
デジタルメディア文化の成熟とともに新しく誕生したデザインの領域をさらに開拓していく才能の発見に重点をおいて、「デジタルメディア作品あるいはデジタルポートフォリオ」で制作力や編集力を評価し、「面接」において自らの考えを述べる力としてのプレゼンテーション能力をはかり、それらを総合的に判断することで選抜します。

高等学校等で学習・経験しておいてほしいこと

高等学校等の「情報」で学ぶ、インターネットやデジタルメディアの基礎知識を習得していることを前提として、プログラミングや電子工作などの技法の学習、電子出版といったデジタル文化の体験などを通じて、デジタルメディアについての考察を巡らせる時間をもつことを推奨します。
情報デザイン学科の総合型選抜では、高校卒業見込み者はもちろん、高等専門学校や他大学の新卒者、既卒者、また社会人まで広く募集したいと考えています。