工芸学科

教育環境

基本の理論と技法を学んだ上で、自由なアレンジをめざす

独自の個性的な表現を追究するためには、まず素材の物理的な特性を理解した上で、それらを正確に扱う基礎的な理論や技法を修得する必要があります。この中には伝統的な技法も含まれます。先人が蓄積してきた理論と技法を学ぶと同時に、それらを自由な発想でアレンジし展開していく力も養っていきます。

教員との時間をかけた対話の中から、独自の表現をめざす

各プログラムには、複数の専任教員、非常勤講師が配置されており、少人数制の中で学生と対話しながら、素材の加工技術、表現手法などについてきめ細かい指導をしています。

素材加工のための充実した環境で制作に打ち込む

陶、ガラス、金属の素材を自在に加工するには、広いスペースと専用の設備や道具が不可欠です。工芸学科では、一人ひとりに制作の場が広く与えられ、また陶の窯場、ガラスの小型溶鉱炉など各素材の加工設備も大変充実しています。しかも原則的に課外時間でも利用可能なため、十分な時間をかけて課題制作に取り組むことができます。

学内外の作品発表機会で創作モチベーションを高める

学内、学外で展示の機会を数多く設けています。また、4年次には、キャリアパスの一環として、学外で展示会を企画・運営する試みも行い、作家として活動する素地を固めていきます。さらに、産学官共同研究の取組みも始めています。