建物の損壊や交通機関に大きな被害がでるような地震(震度6 弱程度以上が目安)が発生した場合は、本マニュアルを参考にして、身の安全を守り落ち着いて行動してください。
■地震発生前に確認すること
┣ [1]地震が発生したら
┣ [2]日頃の準備
┣ [3]家族への連絡方法
┗ [4]大学への連絡方法
■地震発生直後はこちらを参照!
┣ [5]地震発生直後
┣ [6]揺れがおさまったら
┣ [7]落ち着いたら1
┣ [8]落ち着いたら2
┗ [9]緊急避難アイテム
正確な情報を収集する
●倒れやすいものから離れ、落下物に注意。
●むやみに動かず安全を確認。
●非常口やドア等を開けて避難口を確保。
●避難は徒歩で、荷物は最小限に。(火を扱っている場合は、身の安全を確認後火の始末)
●エレベーターを使用せず階段で避難。(本学のエレベーターは地震が発生した場合、自動的に停止するシステムになっています。)
●正確な情報収集に努め、なるべく集団で行動。
●負傷者の救護や初期消火に協力。
●家族との安否確認および大学へ安否連絡。
大地震の発生を防ぐことはできなくても、適切な準備を行うことで被害を軽減することができます。どんな備えが必要か考えておきましょう。
●避難場所の確認(大学付近および自宅周辺等)
●家族との連絡方法および待合せ場所の確認
●災害用伝言サービスの確認と登録(メール宛先等の事前登録が必要)
●帰宅ルートおよび所要時間の確認(災害時徒歩約2.5km/h)
●緊急時メモの作成・記入
●具体的な情報収集手段および緊急避難場所等の確認(大学および通学途中)
●転倒防止対策や緊急避難アイテムの確認
●大学および友人等への連絡方法の確認およびリスト整備
本画面を画面メモにて保存してください。ただし、緊急時は充電が切れることもあるので、本マニュアルも併せて携帯してください。
※インターネット接続時にパケット通信料がかかります。
NTT災害用伝言ダイヤルサービス
地震など大災害発生時に、安否確認などの電話が爆発的に増加し、つながりにくい状況になった場合、提供されるサービスです。
◇◆伝言の録音
[1]「171」をダイヤル。
[2]「1」をダイヤル。暗証番号を利用する録音は「3」をダイヤル。
[3]被災地の方の電話番号を入力。
[4]伝言の録音「1」*(30秒以内)。
*ダイヤル式電話機の方は操作不要です。
◇◆伝言の再生
[1]「171」をダイヤル。
[2]「2」をダイヤル。暗証番号を利用する再生は「4」をダイヤル。
[3]被災地の方の電話番号を入力。
[4]伝言の再生「1」*。
*ダイヤル式電話機の方は操作不要です。
携帯各社の災害用伝言板サービス
事前の登録が必要です!(事前にテストをしてください)
大規模災害時に携帯電話から安否確認(安否情報の登録)ができる災害用伝言板サービスです。
あらかじめ指定したご家族や知人に対して、災害用伝言板に登録されたことをメールでお知らせする機能も提供されます。
また、インターネットからも安否情報の確認が可能です。
詳しいサービス概要や、ご利用方法はNTTのホームページをご覧ください。
その他携帯各社で提供されているサービスについては、各ホームページをご参照ください。
安否連絡について
大地震が発生した場合、本学は学生の安否確認を行います。
地震発生時に登校していない場合は、連絡可能になり次第、いずれかの方法で大学に連絡してください。
●Eメール
所属学科研究室のアドレス
△△△@tamabi.ac.jp
●電話
※所属学科研究室の直通番号
042-679-××××
連絡事項
1.学籍番号
2.氏名
3.本人の状況
学生課アドレス
gakusei@tamabi.ac.jp
臨時公式ウェブサイト
本学の公式HPが災害や停電等により閲覧できない場合は、「多摩美術大学臨時公式ウェブサイト」に大学からのお知らせを掲載します。
https://sites.google.com/site/tamabiweb/
大きな揺れを感じたら、自分の身を守る!
◇◆ポイント(大学にいるとき)
●危険物から離れる
窓や棚、ガラスなど割れたり中のものが飛び出しそうなものから離れる。
実習中や課外活動中などで、周囲に危険なものがある場合は、すみやかにその場から離れる。
●落下物から頭と手足を守る
机の下にもぐる、バッグなどで頭を覆うなどして、頭と手足を守る。落下物がない場所にいる場合は、その場で座り込む。
●出口を確保する
ドア付近にいる人は、ドアを開け、出口を確保する。(余裕がある場合)
●揺れがおさまるのを待つ
安全を確保して、揺れがおさまるのを待つ。
◇◆ポイント(通学中)
●周囲の状況に注意し、身の安全の確保を最優先とする。
●ブロック塀、電柱、自動販売機などから離れ、落下物にも注意する。
●「帰宅するか」「登校するか」または、「最寄りの安全な場所に避難するか」は自分で判断する。
今いる場所は本当に安全?
YES→その場所を動かない
NO→避難場所へ避難
◇◆ポイント(大学にいるとき)
揺れがおさまったら
●冷静に、落ち着く
余震の可能性もあるので、あわてずにしばらく様子をみる。
●周囲の状況を確認
周囲のものが倒れたり、落下してくる恐れがない場合は、その場で待つ。危険と判断した場合は、安全なところへ移動する。
●初期消火
火災が発生している場合は自分の身が安全な範囲で周囲の協力を得ながら初期消火。消火が困難と判断した場合は、すみやかに火から離れる。
●負傷者の救護
負傷者がいる場合は自分の身が安全な範囲で周囲の協力を得ながら応急手当をし、教職員に連絡する。
避難する時の注意点
●「おはしも」を守る
「おさない、はしらない、しゃべらない、もどらない」を守り、教職員や非常放送の指示に従って落ち着いて避難。身の回りのものは身につけるが、避難に支障が出る大きな荷物は置いていく。
●火災が発生している場合
煙を吸わないよう、タオルなどで口を覆う。
●階段で移動
エレベーターは使用せず、階段で移動する。
大学を基点とした避難場所
避難場所は、広く、火災による延焼のおそれがないところが適している。
大学ではあらかじめ以下の場所を避難場所として想定しているが、地震時の状況により安全な場所へ避難すること。
構内の避難場所
1.グラウンド
2.中央広場
3.東門広場
4.彫刻の森
◇◆ポイント(通学中)
●被害状況を正しく把握する。
●事前に家族と相談して決めた避難場所に移動する。ただし、被災場所やその場の状況によっては安全を最優先し、別の避難場所に移動する。
●避難中は警察や消防の指示に従う。
電車内や駅で地震に遭ったら
●電車内では、つり革、手すりにしっかりつかまり、電車が止まっても線路には出ない。
●電車内では乗務員、駅では駅員の指示に従い、身の安全の確保をする。
家族への安否連絡をしましょう。
家族への連絡方法
自宅に歩いて帰れる?
YES→自宅へ
NO→避難場所へ
◇◆ポイント
安全が確認されるまで大学にとどまる
余震が落ち着き、帰宅手段の安全が確認されるまで無理に帰宅せず、原則として大学や避難場所へとどまること。
通学途中などに徒歩で帰宅する場合の目安は20km以内。
チェーンメールやうわさなどにまどわされず、テレビ、ラジオなどで正確な情報を収集する。
●多くの人が一斉に帰宅すると各所で混雑が発生するため、余裕を持つことも大切。周りの状況を確認してから帰宅すること。
●災害時の歩行速度は約2.5km/時程度、10kmは4時間を要することになる。
●日没後の行動は危険で夜間は犯罪に巻き込まれる可能性もあるため、1人での行動は避けること。
●3月20日
日の出05:46/日没17:52
●6月20日
日の出04:25/日没19:00
●9月20日
日の出05:27/日没17:42
●12月20日
日の出06:46/日没16:31
※悪天候は1時間早く暗くなる。
大学へ安否連絡をしましょう。
大学への連絡方法
日頃から準備・携帯しておくと便利な物
□現金(小銭も)
□健康保険証
□タオル・ばんそうこう・包帯
□手回し充電ラジオ・ライト
□ティッシュ・ウエットティッシュ
□非常用保温アルミシート
□チョコレート・あめなど
□学生証(免許証なども)
□アドレス帳(家族、友人の連絡先を記入)
□雨具(カッパなど)
□携帯充電用USBケーブル
□ポリエチレン製ごみ袋
□油性マジックペン
その他非常時に必要な物
□貯金通帳
□常備薬とその処方箋
□運動靴
□卓上コンロ
□ひも・ロープ
□予備電池
□スリッパ
□使い捨てカイロ
□印鑑
□上着・下着・靴下
□リュック
□懐中電灯
□ろうそく
□缶切り・栓抜き
□洗面用具
□非常用食料・水
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