長野県 諏訪郡下諏訪町 大社通3239-1 2011/04 撮影 下諏訪町消防団第3分団 諏訪大社の参道に建つ巨大な火の見櫓。長野県ではしばしばこのクラスの巨大な火の見櫓が見られる。何か影響しあったことがあるのだろうか。消防団が入っている下の建物はモルタルでギリシア・ローマ風の装飾を付けた柱が表現されていて看板建築としておもしろいのだが、上から格子が付けられている。おそらく諏訪大社の参道の修景計画で格子が付いたものと思われるが、何を残すべきで何を直すべきかの判断は難しい。格子越しに柱がよく見えるところに、修景のデザインをした人の迷いが見える。2014年にはこの家も火の見櫓も解体され、小さなポンプ小屋になった。
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