村林ビル(旧村林商店)
撮影 2014 01
東京都江東区佐賀1-8-7
1928年竣工
2017年解体
RC造 地上3階
設計 関根要太郎
施工 大林組
干鰯など肥料を扱う村林商店のビルとして建てられた。佐賀周辺は近くに運河の荷揚場があり、食糧ビルなど、近代建築が比較的最近まで残っていた。 アルミサッシに取り換えられてはいるが、大きな改造はなく当初の雰囲気をよく残していて、最後まで美しい姿を保っていた。
角地で存在感が強かった。隣の町家も消えた。
長手側外観 一番右の窓は階段室。
角が入口になっている。正面ドアはオリジナルと思われる。
奥行が浅く、大きなビルではないがエントランスはしっかりしていた。
国旗掲揚用のポールを差す鋳物製の金物。タイルは当時流行していたスクラッチタイルではない。