築地市場

撮影 2014 01,  2018 10

東京都中央区築地5-2-1

1935年築

2018年解体

設計:東京市土木局

敷地面約23ha

 

江戸時代から日本橋にあった魚河岸が1935年築地に移転してできた。関東大震災前から移転の話があったが、反対にあって進んでいなかったのが震災がきっかけになって実現した。汐留駅からの引き込み線がカーブを描き積み下ろしを効率化させる設計であった。その後駐車場棟など次々と増築を重ねてきた。

 

線路に合わせたカーブ

汐留から冷蔵車だけの貨物列車が入ってきていた。

 

市場関係者向けの道具の専門店が並んでいた。

 

仲卸のブースは商いに不公平が出ないよう定期的に場所がローテーションされていた。

 

隅田川沿いの構造物はトラックのための高架になる予定だったが実現せずに解体された。市場が閉まった後、豊洲に連れて行ってもらえなかったターレーやフォークリフトが寂しそうに並んでいた。

カーブ部分の屋根を見る。左に積んであるのは発砲スチロールケースをつぶしたもの。