JR東日本 山手線 原宿 宮廷用ホーム 撮影:2006/08 築年:大正15年
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大正天皇が葉山の御用邸へ療養に行くために造られたホーム。当時すでに東京駅は開業していて、皇室用入口も整備されていたが、人目を避けて出発できるよう ここに新たに造られた。しかし大正天皇は再びこのホームへ戻ってはこなかった。 天皇が訪問するだけでお休みどころを新築してしまうような時代に、メインのホームではないとしても、皇室用に古レールの再利用を使うということをどう解釈するか難しい。「再利用」に対する感覚の時代的変遷が今後の課題である。 |