2010年度春期講座

講座番号
1116

歌舞伎―その「趣向」について

歌舞伎戯曲の本質は、「芝居をどう観せるか」という「趣向」にあります。
そこで、今回の講座では、現在の歌舞伎においては忘れがちになっている趣向について取り上げます。
さらには現在行われている演出も視点に入れながら、歌舞伎の本質に迫ります。

講座内容

第1回
序―「趣向」とはどんなものか
第2回
顔見世狂言の趣向と江戸時代の様相
第3回
『双面』の趣向
第4回
人形浄瑠璃と純歌舞伎の比較と戯曲の本質
第5回
明治以降の趣向と現代歌舞伎の問題点を探る
開講日 2010年5月11日、25日、6月8日、22日、7月6日の火曜日 全5回
時間 14時~15時30分
場所 上野毛キャンパス
受講料 9000円
定員 30名
申し込み締切 4月20日必着
講師 大倉直人[歌舞伎・舞踊研究家。日本大学芸術学部研究員を経て、現在日本橋学館大学非常勤講師]