2010年度春期講座

講座番号
1139

木版画基礎講座

日本の伝統的な「水性木版画(浮世絵)」を基礎に、その古さと新しさのなかに潜む魅力を探ってみませんか。
色彩が美しい水性木版画バレン刷りは、刷り重ねるほど、木の版でしか表現できない趣のある肌合いが生み出されます。
木と対話し、自分の版表現をつかんでみましょう。

講座内容

第1~14回「木版画の伝統基礎技法」
講義―技法とマチエール/白黒木版(墨で刷る)/多色刷り/実演―プレス機での刷り
第15~27回「水性木版画の構図と絵画表現」
風景スケッチから版画へ/彫刻刀での表現/実演―油性刷り、水・油性併用
開講日 2010年5月7日~10月8日、10月15日~2011年2月25日の金曜日
(7月16日~9月10日、10月29日、11月5日、12月17日~1月7日、2月11日除く)
全27回 ※半期のみの受講可
時間 13時30分~16時30分
場所 上野毛キャンパス

受講料
(前・後期分納可)

前期(第1~14回)5万6000円(材料費別途1万3000円)
後期(第15~27回)5万2000円(材料費別途1万3000円)
※初めての方は他に道具代実費
定員 18名
申し込み締切 4月15日必着
講師 河内成幸[版画家。簡潔で動きのある線を求め、凹版刷り水性木版画の技法で表現]
ゲスト講師 大塩紗永[美術家。木版で水・油性凹凸版を中心に、近年は版画を用いたタブロー表現も追求]
おかもとひろこ[版画家。マチエールを生かした鮮やかな色彩の油性多色木版画を追求]