2010年度春期講座

講座番号
1141

木口木版―「木口木版」ってなあに?

木版画で銅版画のような表現ができる。それが木口木版の魅力です。
18世紀にイギリスのビュイックがその技法の可能性を引き出し、表現の緻密さ、繊細さを獲得しました。
質の高い細部を持ち、蔵書票などに用いられ、「紙の宝石」と呼ばれています。さあ、そんな宝石を手に入れましょう。

講座内容

第1~6回
講義―木口木版とは、その技法と表現/下絵トレース/彫り―ビュランと線表現/刷り、裏打ち/講評
開講日 2010年5月22日、29日、6月12日、26日、7月3日、10日の土曜日 全6回
時間 14時~16時
場所 上野毛キャンパス
受講料 1万9200円(材料費別途8000円)※初めての方は他に道具代実費
定員 18名
申し込み締切 4月27日必着
講師 小林敬生[版画家、本学教授。細密で繊細な木口木版技法でありながらも壮大な世界を表現]
鈴木康生[版画家。モノクロの世界・木口木版の表現に、色彩を与え、さまざまな試みを行う]