2018年度ADC賞が発表 グランプリに大貫卓也教授作品集『Advertising is』
東京アートディレクターズクラブ(ADC)による2018年度ADC賞が発表され、最高賞であるADCグランプリを、グラフィックデザイン学科・大貫卓也教授の仕事全集2『Advertising is』が受賞しました。また、ADC会員賞には統合デザイン学科・佐野研二郎教授、ADC賞には卒業生や教員が携わった作品がそれぞれ選ばれました。
本賞は、日本を代表するアートディレクター80名で構成される東京アートディレクターズクラブ全会員によって審査される広告賞。今年度は応募総数約8000点の中からグランプリ1作品、会員賞1作品、ADC賞10作品、原弘賞1作品が決定しました。
グランプリの『Advertising is』は、アートディレクターで本学グラフィックデザイン学科長である大貫教授の25年振りの作品集として、束幅8センチにも及ぶカラー1504ページに、5000点を超える図版や貴重なアイデアスケッチ、本人の解説などが掲載され、社会に広く影響を与えてきた仕事の数々が凝縮された1冊です。
受賞作品は、10月29日〜11月22日に東京で開催される「Art Direction Japan 2018展(会員作品:ギンザ・グラフィック・ギャラリー/一般作品:クリエイションギャラリーG8)」のほか、長野、石川の各巡回展で展示されます。
以下、2018年度ADC賞受賞者(本学卒業生・教員のみ掲載)
■ADCグランプリ
グラフィック社「Advertising is」のブック&エディトリアル
大貫卓也教授(80年グラフィックデザイン卒業、同教授/アートディレクター)
■ADC会員賞
CULEN「新しい地図」の新聞広告、マーク&ロゴタイプ
佐野研二郎教授(96年グラフィックデザイン卒業、統合デザイン教授/アートディレクター)
*ADC制作者賞
香取有美さん(14年グラフィックデザイン卒業/デザイナー)
■ADC賞
Double A「Obsession for Smoothness」のムービー
田中裕介さん(01年グラフィックデザイン卒業/映像ディレクター)
原野賢太郎さん(05年グラフィックデザイン卒業/アートディレクター)
日清食品「カップヌードル HUNGRY DAYS」のコマーシャルフィルム
柳沢翔さん(05年油画卒業/映像ディレクター)
神戸新聞社「SINCE 1995」の新聞広告
川腰和徳さん(07年グラフィックデザイン卒業/クリエイティブディレクター)
大塚製薬「ポカリスエット」のコマーシャルフィルム
井口弘一さん(00年グラフィックデザイン卒業/映像ディレクター)
サントリー「休み方改革!」のポスター
上田義彦教授(グラフィックデザイン教授/写真家)
有馬湯「有馬湯」のポスター
城﨑哲郎さん(10年グラフィックデザイン卒業/アートディレクター)
伊藤忠商事「企業広告」のポスター、新聞広告
田島征三さん(63年図案卒業/イラストレーター)