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卒業生が秋の紫綬褒章を受章


85年グラフィックデザイン卒業の舞台美術家・松井るみさんが、令和元年秋の紫綬褒章を受章しました。

松井さんは、劇団四季を経てロンドンへ留学、舞台美術デザイナーとして活動を開始し、2004年『Pacific Overtures』(宮本亜門演出)でブロードウェイデビュー、同作品で第59回トニー賞舞台美術賞にノミネートされました。2007年にはOISTATより”世界で最も名誉ある舞台美術デザイナー12人”に選出。近年は、宝塚歌劇やAKB48の5大ドームツアー、国立競技場公演のセットデザインを手掛けるなど、活動の幅を広げています。これまでに美術を手がけた舞台は300作品以上にのぼり、2003年・2012年読売演劇大賞最優秀スタッフ賞、紀伊國屋演劇賞個人賞、伊藤熹朔賞、菊田一夫演劇賞など、多数受賞しています。