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多摩美で美術・デザインを学ぶ3日間、連携校の高校生68名が講義や実習に挑戦


7月13日、8月1日・2日の3日間、八王子キャンパスで、2024年度多摩美術大学高大連携授業が行われました。これは高校生に大学の実習や講義を受講する機会を設ける取り組みで、2004年から毎年実施しています。

今年は連携校の東京都立片倉高校、東京都立八王子桑志高校、東京都立工芸高校、神奈川県立相模原弥栄高校、東京都立世田谷総合高校、千葉県立幕張総合高校、工学院大学附属高校の生徒68名が参加し、オープンキャンパスでの「はじまりの美術・デザイン」と題したプレ教養総合講座や、彫刻学科、工芸学科、プロダクトデザイン専攻、テキスタイルデザイン専攻の実技講座を受講しました。

参加した高校生は「思ったようにはできないこともあったが、物には一つの見方だけでなく多くの見方があるということが学べた。」「モノをつくる側の人の気持ちを少し知ることができたような気がしました。ひとつのモノをつくるにしても誰がどんな時にどんな機能を使うのか。それらを知ると商品を買った時も「この形はなんの意味があるのかな」と考えたくなります。今回も反省点がいくつか出てきて「つくる」ことの難しさと楽しさを学べました。」と受講の感想を寄せました。

今年度の開講講座

彫刻学科

「木彫(スマホの模刻)」(担当教員:高山陽介准教授)

工芸学科

「夢をかたち作る ~ガラスの空中成形、金属の延展、やきもの窯変現象~」

陶研究室
「やきものの多層施釉による表面操作と窯変現象」(担当教員:塩谷良太准教授)

ガラス研究室
「ガラスの空中成形」(担当教員:馬越寿教授)

金属研究室
「金属の延展」(担当教員:手銭吾郎教授)

プロダクトデザイン専攻

「デザインプロセスを体験する」(担当教員:尾形達准教授)

テキスタイルデザイン専攻

「イトとヒモ/デザインを通じて学ぶ環境にやさしい!素材と繊維」(担当教員:藤原大教授)

高大連携公開授業・プレ教養総合講座

「はじまりの美術・デザイン」
(担当教員:中谷ミチコ 彫刻学科准教授、留守 玲 工芸学科准教授)