日時:2024年11月27日(水) 17:00~19:00
会場:BLUE CUBE (仮称・旧METRO) 東京都町田市小山ヶ丘6丁目4−8
かつて、⼋王⼦キャンパスは多摩丘陵の雑⽊林に抱かれていました。鑓⽔の名が⽰すように、この地を育んだ豊かな湧⽔は今も私たちの⽣活の源となっています。
2025年に創⽴90周年を迎える本学では、⼋王⼦キャンパスに隣接する旧METROをリノベーションし、美術館や多⽬的スペースを備えた新しい施設を構想中です。
その新たな場所は、学⽣⼀⼈ひとりが⾃ら挑み、磨き合い、未来を切り開く実験の場であり、教職員にとっても横断と共創を実現する挑戦の場となることでしょう。
この施設の可能性を探るため、⼤型⾷品卸売専⾨店として設計された建築空間のまま、2つのパフォーマンスによるイベントを開催します。
「⾃由と意⼒」の校是のもと、アートとデザインの⽊々を再び植える第⼀歩の試みです。ぜひご参加ください。
● Program 1 脱皮的彫刻
ディレクション:高嶺格(彫刻学科教授)
パフォーマンス:学生・院生
60年代の舞踏ではドウランの代わりに用いられていたこともある、彫刻に馴染み深い「石膏」を使い、普段は自分の外側のものとして扱う彫刻の素材を一時的に自分の身体と同化させることで自己の内面に意識を向ける。2023年に旧第一銀行横浜支店にて、2025年にはカナダでも上演予定のパフォーマンスを、巨大なスーパーマーケットを舞台に再構成・再演する。
● Program 2 反復する壁
ディレクション:石田尚志(油画専攻教授・メディアセンター長)
パフォーマンス:足立智美(音楽家、作曲家、ヴォイスパフォーマー/油画専攻非常勤講師)
学生・院生
共催:メディアセンター 映像センター
石田尚志「フーガの技法」オリジナル16mmフィルム上映を皮切りに、即興演奏を中心に国際的に活躍する足立智美と学生のパフォーマンスによって音と映像のコラボレーションを行う。リュミエール兄弟「壁の崩壊」のリミックス映像がこれから生まれ変わる巨大空間を照射し、鳴り響かせる。
舞台監督・照明:大平智己(演劇舞踊デザイン学科・講師)
プロジェクションオペレーション:山本圭太
2000年から多摩センター駅地区にて活動してきた多摩美術大学美術館は、23年3月で同地での活動を終えました。大学施設の環境整備と拡充のために22年に購入したキャンパス隣接地の土地・建物を活用し、美術館を含めた新しい形の全学施設とするべく検討を進めています。
*多摩美術大学関係者(学生・教職員)のみご参加いただけるイベントとなります
*事前の申し込み等は不要です
*学生の方は会場入口の学生証読取機にて参加確認をさせていただきます
*お手洗いの数が限られていますので、ご了承ください
*近くに自動販売機はありません