ロマンチックを持ち歩く
明石 琴乃
担当教員によるコメント
人が美に触れる際、その人によって様々な解釈があるものです。その解釈には、ある時間の中で感じたり考えたりする過程があります。その時間は人によって様々で、1秒もかからないうちに判断してしまうこともあれば、人の一生をかけてしまうことだってあります。明石さんが、小さい頃に体験した経験を通じて心の中に持ち続けていたものが、初期のプレゼンで表現された際に私には明確な理解が及ばす、しかし、何か、そのようにも感じることができる不思議なものでした。これを私たちにこのように伝えてくれたものは、本学で身につけた表現力とそのプロセス計画であり、諦めずつくり続けた本人の努力で見事にイメージが開花したのではないかと思います。
教授・藤原 大
- 作品名ロマンチックを持ち歩く
- 作家名明石 琴乃
- 作品情報素材:綿、ポリエステル 、麻、ウール,刺繍糸、染料
技法:熱転写プリント、織、綴織、ミシンステッチ、型染
点数:4体 - 学科・専攻・コース
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