阿部 日向子
ドックドク
技法・素材:ガラス サイズ:(左から) H303×W355×D80mm、H283×W80×D435mm、H380×W305×D89mm
思いつくままに線を走らせる。私にとって一番好きな瞬間である。 平面の「形」を立体の「形」へ起こす。 不思議な形を作りたい。 それは言葉のように、普遍的で曖昧でもある。 犬は人と豊かなコミュニケーションを取れる動物であると言われている。 犬をモチーフにコミカルな動きを表現した。 線や形は人の心を和ませる。そんな造形を大切にしていきたい。
担当教員によるコメント
コロナ禍で前期は在宅でのリモート授業となったが、その時に行ったイメージに対するキーワードの抽出やドローイングによる形の検討がイメージの具現化の手がかりになったと思われる。 卒業制作は、自身が飼っていた犬をモチーフに、コミカルな動きの犬のドローイングが素直に立体へと形にしたことが、作品の魅力となった。また作品のサイズを実物大の犬の大きさより少し小さめにしたことが、ドローイングで描いた線の自由さを伝わること一因となったのであろう。淡い色のガラスもまた、作者の意図する優しさと観る者を和ませる表現となった思われる。 今後、制作活動を続ける上で、ドローイングの感性が伝わる展開を期待する。
教授・池本 一三
担当教員によるコメント
コロナ禍で前期は在宅でのリモート授業となったが、その時に行ったイメージに対するキーワードの抽出やドローイングによる形の検討がイメージの具現化の手がかりになったと思われる。
卒業制作は、自身が飼っていた犬をモチーフに、コミカルな動きの犬のドローイングが素直に立体へと形にしたことが、作品の魅力となった。また作品のサイズを実物大の犬の大きさより少し小さめにしたことが、ドローイングで描いた線の自由さを伝わること一因となったのであろう。淡い色のガラスもまた、作者の意図する優しさと観る者を和ませる表現となった思われる。
今後、制作活動を続ける上で、ドローイングの感性が伝わる展開を期待する。
教授・池本 一三