造形表現学部 映像演劇学科(一般選抜)
▼平成12年度入学試験
入学定員―45名
入学試験科目・配点・日程
3月11日(土)
国 語(100点)ー9:00〜10:00
英 語(100点)ー10:30〜11:30
創 作(創作と小論文・面接で200点)ー13:10〜16:10
3月12日(日)
小論文・面接(創作と小論文・面接で200点)
午前班ー9:00〜12:00
午後班ー13:10〜16:10
▼実技問題
創作(3時間)
与えられた落花生と印刷された写真4枚をよく見て、心に浮かんだものをイメージにまとめなさい。そのイメージをボードの上に、印刷された写真や絵や言葉などを使って、平面作品に仕上げなさい。
次の3項目に注意し厳守すること。
1、マーカーペン、鋏、ステック糊は必要に応じて道具として使用して下さい。
2、落花生は袋から出してもかまいませんが、観察するだけで提出作品の材料として使ってはいけません。観察が終わったら元の状態(殻を割ったり、つぶしたりしない)で全部を袋に戻して下さい。
3、印刷された写真は必ずしも全部を使う必要はありません。また全く使わなくてもかまいません。
小論文
午前の部
「白」について、どんなことを考えますか。あなたの考えを、600字以内で述べなさい。
午後の部
「黒」について、どんなことを考えますか。あなたの考えを、600字以内で述べなさい。
▼実技問題・小論文・面接の出題のねらい・意図、
採点のポイント
映像演劇学科は映像表現、身体表現、空間表現の3つの分野での、独創的な表現者とそれらの表現を支える者を育てることを目標にしています。そのために、カリキュラムは学生の創作と技術的な訓練を主体にして組まれています。従って、これに対応できる発想力、思考力、そして目的意識を持った積極的な姿勢が求められます。
1、創作……創作の基本は観察力にあるとして、事物としての落花生と、イメージとしての写真を観察して、そこで見つけたことを元に創作する。事物をどのように扱えるか、イメージに何を触発されたか、そしてどのような発想で作品世界を展開しているか、という発想力を見たいのです。要するに、素材から人に訴える力のあるおもしろいことをやってみてください。
2、小論文…与えられたテーマから考えを進めて、それを文章で記述する、思考する力と文章力。
3、面接……目的意識として、なぜこの大学の、この学科なのか、自分が目指す表現についての考えなど出来るだけ、自分の言葉で具体的に語ってほしい。また、短い時間の中で存在感を示してほしい。
採点は、総合点として採点する。
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