造形表現学部 デザイン学科(一般選抜)
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入学定員 − 80名 |
入学試験問題・配点・日程 |
3月11日(木)
国 語(100点)─9:00〜10:00
英 語(100点)─10:30〜11:30
3月13日(土)
デザイン(200点)─9:00〜16:10
(12:00〜13:10は昼休み時間)
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実技問題 |
デザイン(6時間)
都市環境、教育環境、家庭環境、情報環境、自然環境など、私たちをとりまく環境問題は重要さを増しています。あなたにとって環境問題はどのような意味をもつのか、与えられた材料を使用して、以下の通り表現しなさい。
1、作文(140字以内)およびイメージスケッチ(用紙A使用)
2、平面構成(台紙として用紙B使用)
3、立体造形(台紙として用紙C使用)
注意
・用紙Aのイメージスケッチは上記2、3、の表現を構成するためのものとし、作文とともに11:00以降の手直しや追加作業は不可とする。
・1に対する2と3の時間配分にも注意すること。
配布:用紙A(原稿用紙A3)
用紙B(イラストボードA3)
用紙C(イラストボードA3)
ケント紙A3
トーナルカラー(色紙)
ボール紙(下敷き用)
セロテープ
セメダイン
スティック糊
下描き用紙(上質紙A3)
厚口トレーシングペーパーA3
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実技問題出題のねらい、意図 |
1、作文とイメージスケッチでは、環境問題の現状把握と状況分析、評価、構造化、デザイン構想および作業過程をみる。
2、平面構成では、環境問題をいかに認識し、関係として把握できるか、その平面構成の造形能力をみる。
3、立体造形では、環境問題の中にひそむ状況関係を、構造化させる空間的表現力および造形力をみる。
1、2、3、のいずれも、環境状況を認知、解釈、分類、評価して構成要素を抽出し、的確に造形表現して、相互理解へと導くコミュニケーション、つまり意味性と関係性の表現力と伝達力が求められる。
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実技問題採点のポイント |
理解力:現実の相互関係(リアリティー)を理解、把握する能力。
計画力:テーマの主旨を正しく理解して状況を把握し、状況関係を適切な造形要素に変換し、与えられた条件下での作業プロセスを計画し、成果の妥当性を見通す能力。
表現力:意味と関係の造形表現に必要な形、色彩、構成力、審美性、訴求力など。
創造力:与えられたテーマに対してどのようなアプローチをしたか、その発想から成果に至る個性と創造性。
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●デザイン |
自分への問いかけ
環境問題は知らないふりをしていても既に周りで起きている。そして私達をのみこんでいく。でも環境とは自分達が作り出したものであり、作り出すものである。だから、それを防ぎ解決するためには自分というものをしっかりと持つ必要がある。つまり環境問題とは自分への問いかけなのだ。 |
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