造形表現学部 全学科(社会人選抜)
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入学定員 造形学科 − 12名
デザイン学科 − 20名
映像演劇学科 − 15名 |
入学試験問題・配点・日程 |
2月20日(土)
造形学科 絵画─9:00〜16:10
デザイン学科 デザイン─9:00〜16:10
映像演劇学科 創作─9:00〜16:10
(12:00〜13:10は昼休み時間)
2月21日(日)
学科試験該当者のみ
国 語─10:00〜11:30
英 語─11:50〜12:50
※英語の試験は、印刷された小型(A5版以下)の辞書に限り、持ち込み可。
志願者全員
面 接─13:10〜16:00
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実技問題 |
造形学科 |
絵画(6時間)
「与えられたモチーフを描きなさい。」
モチーフ 人物
使用紙:イラストレーションボード・B2
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実技問題出題のねらい、意図 |
基本的描写力、追求する精神力と造形力をみたい。
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実技問題採点のポイント |
・与えられたモチーフの基本構造の把握
・色彩による表現力
・絵画的空間の把握
・個性を生かした今日的表現力
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デザイン学科 |
デザイン(6時間)
家庭や地域、学校や職場における、あなたとあなたを取りまく人々の人間関係を、与えられた材料を使用して、以下の通り表現しなさい。
1、平面構成(客観的な人間関係の表現:台紙に用紙Aを使用)
2、立体造形(心理的な人間関係の表現:台紙に用紙Bを使用)
3、イメージスケッチ(上記1と2を構想しスタディーするもの:用紙Cを使用)(9:00〜10:00/10:00に回収します)
4、小論文(あなたの一番大切な人間関係:用紙Dに200字以内)
上記1、2、4、は10:00〜12:00、13:10〜16:10の5時間を使用
配布:一般選抜試験と同じ
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実技問題出題のねらい、意図 |
1、平面構成(客観的表現)では、自分をとりまく人々との関係をいかに客観的に認識できるか、その状況把握と造形表現の能力をみる。
2、立体造形(心理的表現)では、そうした人間関係の中にひそむ心理状況を顕在化させる感性と表現力および造形力をみる。
3、イメージスケッチでは、関係性の現状把握と状況分析、評価、構造化、デザイン構想、および作業過程をみる。
4、小論文では、関係性の実情と評価およびその評価基準を明確に示す能力をみる。
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実技問題採点のポイント |
理解力:現実の相互関係(リアリティー)を理解、把握する能力。
計画力:テーマの主旨を正しく理解して状況を把握し、状況関係を適切な造形要素に変換し、与えられた条件下での作業プロセスを計画し、主旨に対する成果の妥当性を見通す能力。
表現力:意味と関係の造形表現に必要な形、色彩、構成力、審美性、訴求力など。
創造力:与えられたテーマに対してどのようなアプローチをしたか、その発想から成果に至る個性と創造性。
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映像演劇学科 |
創作(6時間)
午前中に見た黒沢明監督作品「生きる」を踏まえて、自由に作文しなさい。
作文の字数は800字とします。
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実技問題・面接の出題のねらい、意図・採点のポイント |
映像演劇学科は映像表現、身体表現、空間表現の3つの分野での、独創的な表現者とそれらの表現を支える者を育てることを目標にしています。そのために、カリキュラムは学生の創作と技術的な訓練を主体にして組まれています。従って、これに対応できる発想力、思考力、そして目的意識を持った積極的な姿勢が求められます。
1、創作…一般選抜と同様に観察力と発想力を展開する力がほしいと考えたが、社会人選抜入試の時間の配分から、考える力と文章力を評価するために、映画作品を踏まえた自由作文にした。
2、面接…一般選抜と視点は重なるが、社会人の場合は職業を持っていることを考慮して、持続する意志を持ってほしい。
採点は、総合点として採点する。
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●絵画 ・ デザイン |
絵画 |
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デザイン
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