TAMABI NEWS 100号(学科を超えた授業)|多摩美術大学
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TAMABINEWS100JAGDA国際学生ポスターアワード2024で、統合デザイン3年・町田ちひろさんの作品『Re.lation』がグランプリを受賞しました。町田さんは『for smiles』で協賛企業特別賞(モリサワ賞)にも選ばれています。そのほか、5名が入賞しました。本アワードは日本最大のグラフィックデザイナー組織・公益社団法人日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)主催による、国内外の優れた若い才能の発見と顕彰、およびグラフィックデザインの新たな発展と進化を目的に創設されたもので、国籍や年齢を問わず、高校生以上の学生を対象としています。今回は「Peace」をテーマに作品を募集。グラフィック3年・白石水遼さんが『かがやき』で、第23回CSデザイン賞 学生部門の金賞を受賞しました。また同4年の神田耕匠さんも入選しました。同賞は、株式会社中川ケミカル主催により2年に一度開催される「カッティングシート®」を使用した優れた作品を表彰し、広く紹介するデザインアワードです。今年度の学生部門は、「新しい“文化交流”の場を創造するデザイン」がテーマでした。東京都美術館にて第91回版画展が開催され、版画修了・磯崎海友さんが大賞にあたる第91回日本版画協会賞を受賞しました。磯崎さんは、日本版画協会賞のほか2つの賞を受賞しています。また、大学院版画1年・藤原聖也さんがA部門奨励賞を受賞、同じく大学院版画1年・キムスヨンさんがギャラリー賞ギャルリ・シェーヌを受賞しました。日本版画協会は、一般社団法人の版画家集団として、国内外の現代版画界へ大きな影響を与えつつ、幅広い芸術活動を繰り拡げ続けています。2001年油画卒業・渡辺愛子さんの『終わりがない明日の景色を覗き見る』が、第26回雪梁舎フィレンツェ賞展にてフィレンツェ大賞を受賞しました。また、19年大学院日本画修了・前島愛由さんが佳作、日本画4年・伴芹海さん、羅浩鳴さん、23年大学院日本画修了博士・陳柏欣さんが入選しました。同賞は、雪梁舎美術館設立者であり、株式会社コメリ創業者でもある故・捧賢一氏が発案し、1999年から開始したものです。2024年10月10日、「TOKYO MIDTOWN AWARD 2024」の結果発表および表彰式が東京ミッドタウンで行われ、13年プロダクト卒業・福田雄介さんがデザインコンペ部門のグランプリに選ばれました。23年グラフィック卒業・栗本真亜人さん(Baumkuchen)はファイナリストに選出されました。また、アートコンペ部門ではファイナリストに選出されていた18年油画卒業・大原由さんが優秀賞を受賞しました。若手作家を対象とする公募制の美術賞「Idemitsu Art Award 2024」で、08年油画卒業・笹本明日香さんがグランプリを受賞しました。ほか、多数の本学関係者が入選しています。「Idemitsu Art Award」は、1956年に創設し若手作家の登竜門として知られてきた「シェル美術賞」が改称されたものです。今回、922点の作品応募からグランプリを含む7点の受賞作品と46点の入選作品が決定しました。12月には国立新美術館で受賞・入選作品が展示されました。公募美術展「第59回神奈川県美術展」の入賞作品が発表され、工芸部門でテキスタイルデザイン3年・遠藤菜々子さんが特選を受賞。ほかにも、本学卒業生・学生ら5名が入賞しました。神奈川県美術展は、新進作家の育成と美術愛好家の創作活動の発表の場として、1965年から続く公募美術展です。平面立体・工芸・書・写真の4部門からなり、今回は1,272点の応募から4部門の大賞を含む40の入賞作品が決定しました。白石水遼『かがやき』磯崎海友『ポテト依存症』町田ちひろ『Re.lation』渡辺愛子『終わりがない明日の景色を覗き見る』福田雄介『トイ文具』笹本明日香『アクセス』遠藤菜々子『私から見た甲虫図鑑』CSデザイン賞学生部門においてグラフィック3年生が金賞受賞卒業生の磯崎海友さんが第91回日本版画協会賞を受賞卒業生の渡辺愛子さんが雪梁舎フィレンツェ賞展にて受賞TOKYO MIDTOWN AWARDで卒業生がグランプリ受賞Idemitsu Art Award 2024で卒業生が最高賞受賞第59回神奈川県美術展で在学生が特選受賞AWARDSJAGDA国際学生ポスターアワード2024で統合デザイン3年の町田ちひろさんがグランプリ受賞

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