21_21 DESIGN SIGHTギャラリー 3 交流プログラム「Discovery in Process」 撮影= Keizo Kiokuポスター「NEW MUSIC MEDIA」中⾕ミチコ「あの⼭にカラスがいる」2017 撮影=Hayato Wakabayashi⼗四代 酒井⽥柿右衛⾨「濁⼿ 蓼⽂ 鉢」15第 45 回東京モーターショー2017に合わせた2017年10⽉18⽇∼11⽉24⽇、株式会社ジェイテクトと本学とのコラボレーション企画「MOBIVERSE 未来のモビリティの可能性」が JTEKT ROOM Ginza にて開催されました。同プロジェクトには、アート、メディア、⼯学など異なる分野のメンバーが集結。本学からは、情報デザイン学科メディア芸術コースの教員2 名と卒業⽣3名が参加しました。⾃動運転や相互接続が当たり前のものとなった 50年後のモビリティ社会の環境を踏まえつつ、多摩美ならではの表現⽅法で、ジェイテクトが持つ「曲がる技術」の未知なる可能性と、可動する宇宙「MOBIVERSE」の姿を表現しました。⽀部運営、武蔵野市)」の敷地内建て替えに当たり、本学の3学科・専攻が⼀体となって、⼦どもたちの新しい⽣活と地域との関わりをデザイン、提案しました。約2年にわたって取り組んだ本プロジェクトは、環境デザインがインテリアやランドスケープ部分を、テキスタイル デ ザインがラグやカーテンを、グラフィックデザインがロゴやサインを担当し、各専攻の教員を中⼼に⼀部学⽣たちも参加。1 ⽉に完成し、春からいよいよ⼦どもたちの新たな暮らしが始まります。のアアルト⼤学デザイン学科ファッション専攻の学⽣3 名による国際交流プログラムDiscovery in Pro-cess(展覧会とパネルディスカッション)が、2017年 12⽉に21_21 DESIGN SIGHTギャラリー 3で開催されました。また、フィンランド独⽴100周年を記念したアルテック主催のイベント「FIN/100」において、アアルト⼤学で学んだ卒業⽣・在学⽣計4名が「若きテキスタイルデザイナー達のフィンランド留学体験」をテーマに、フィンランドで 学 ん だことや⽇ 本との 違 い などを滞在中の思い出を交えながら語りました。FAME(名誉殿堂)に、故・佐藤晃⼀元名誉教授が選出ジェイテクトと東京モーターショーの サテライト企 画を開 催⾚⼗字⼦供の家 移転建て替えに貢献児童養護施設「⾚⼗字⼦供の家(⽇本⾚⼗字社東京都テキスタイル デザインとアアルト⼤ 学 が 交 流テキスタイルデザイン専攻の学⽣ 9 名と、フィンランド故・佐藤晃⼀元名誉教授がADC名誉殿堂に東京アートディレクターズクラブの 2017年度 HALL OF されました。⽇本的な精神性を取り込んだグラフィックデザインの探求や、本学における後進の育成など、⽇本の広告、デザイン界への⻑年にわたる貢献をたたえられての殿堂⼊りとなりました。「DOMANI・明⽇展」に卒業⽣4名が参加⽂化庁が⾏う「新進芸術家海外研修制度(旧・芸術家NIMS、早稲⽥⼤と多摩美が共同で グラデーション変化する調 光ガラスを開 発多摩美が⽣んだ佐賀の三陶⼈展⽇展という場で技を磨いた51年⽇本画卒業・⻘⽊⿓平成29年度永年勤続者表彰2017年11⽉8⽇に平成29年度永年勤続者表彰式が曽根章メディアセンター技術職員、森由幾⼦図書館主任(以上35年)情報デザイン・楠房⼦教授、共通教育・椹⽊野⾐教授(以上 20年)在外研修)」の成果発表展である「20th DOMANI・明⽇展」に、99年油画卒業・⾬宮庸介さん、05 年彫刻卒業・中⾕ミチコさん、04 年彫刻卒業・盛圭太さん、09年⼤学院情報修了・やんツーさんの4名の本学卒業⽣が参加します。新進芸術家海外研修制度とは、⽂化庁が若⼿芸術家を海外に派遣し、その専⾨とする分野の研修を⽀援する制度です。美術、⾳楽、舞踊、演劇、映画、舞台美術等、メディア芸術の各分野を対象に1 年、2年、3年、特別(80⽇間)、短期(20 ∼40⽇)および⾼校⽣(350⽇)の6種類があり、研修員は海外の⼤学や芸術団体で実践的な研修を⾏っています。2010年度からの採択結果を⾒ると、のべ 42名の本学出⾝者が採択されています。国⽴新美術館で 3 ⽉4⽇まで。プロダクトデザイン・濱⽥芳治准教授と情報デザイン・久保⽥晃弘教授が、国⽴研究開発法⼈物質・材料研究機構(NIMS)、早 稲 ⽥ ⼤ 学 と 共 同 で 、グラデーション変化する調光ガラスを開発しました。これは、使⽤者が⾃由に調光範囲を変えることができるため、太陽の⾼さに合わせて遮光範囲を変えるなど、従来の調光ガラスでは困難だった「遮光と眺望を両⽴する窓」として、さまざまな⽤途への利⽤が可能になると考えられます。今後は乗り物やビルの窓などへの使⽤に向けた実⽤化研究を進める予定です。⼭、クラフトデザイナーとして⽣ 活に密 着したもの作りを⾏った52年⼯芸図案卒業・森正洋、世 界 を 魅 了する⼈間国宝の58年⽇本画卒業・⼗四代 酒井⽥柿右衛⾨という、佐賀県に⽣まれ多摩美術⼤学で学んだ⽇本を代表する作家3名の作品が⼀堂に会する展覧会が、2017年 10⽉24⽇∼11⽉4⽇に⼤分県⽴美術館⾏われ、次の 4名にそれぞれ表彰状と記念品が授与されました。で開催されました。また、第 11 回九 州地区校友会展が同時開催され、別府中央⼩学校の児童を対象に「出前アート⼤ 学 器 鑑 賞 教 室 」が⾏われました。な展覧会「Typojanchi 2017」において、展⺬企画「The Process of Intuition」の構成を13年⼤学院グラフィックデザイン修了・チ ェ ビ ュ ン ロ クさ んが務めました。 展 覧 会にはグラフィックデザイン・服 部 ⼀ 成 教授、統合デザイン・⼩杉幸⼀⾮常勤講師、⼤⽇本タイポ組合として活動する情報デザイン・飯 島 秀 親 、塚 ⽥哲也両⾮常勤講師、他多数の卒業⽣が招待作家として参加し、会場となったソウル駅旧駅舎に世界各国の作品と共に展⺬されました。しょうぶ学園×多摩美術⼤学・芸術⼈類学研究所からのアプローチ−』が開催されました。これは⿅児島にある知的障がい者施設「しょうぶ学園」の活動から、個々⼈の可能性が発揮される場や作品に注⽬して⾏われたものです。2017年11⽉22⽇∼12⽉15⽇、CMTEL(シムテル:素材研究室)などを会場に、「しょうぶ学園」の布の⼯房「ヌイ・プ ロ ジ ェ クト 」の作品展⺬、ドキュメンタリー映画上映会、トークセッションなどが⾏われました。会を開催しています。2017年も約160 名の卒業⽣のご協⼒により特別価格で⼩作品を販売しました。収益の⼀部 ( 各 25%) は「奨学⾦基⾦」と「アートの分野における東⽇本⼤震災義援⾦」に充てられます。また、若⼿作家の個展開催を応援する「チャレンジ賞」が、来場者の投票により6名決定しました。11⽉に⼋王⼦・上野⽑の両キャンパスで開催されました。広告、ゲーム、インターネット、⽂具、玩具、ジュエリーなどさまざまな業界に内定した学⽣らが、⾃⾝の就職活動のプロセスや⾯接での様⼦、就職課の利⽤、就活における美⼤⽣の強みなどについて話しました。また、後輩からの質問は尽きず、ポートフォリオの内容や、上野⽑キャンパスの新学科 1 期⽣ならではの経験など、予定時間を⼤きく超えてそれに応じました。上⽉財団が⽂化助成の⼀環で実施している第 14 回クリエイター育 成事 業にて、油画3年・⽩駒多央さん、同3 年・⻄尾侑夏さん、同4年・⿊沼⼤泰さん、情報デザイ ン 2 年・⽥ 原 花 楓 さ んが助成対象に選出されました。この制度はデジタルアーティスト、イラストレ ー タ ー、漫画家などのクリエイターを⽬指す若者を⽀援するもので、今回は応募者約200名余の中から30 名が選出され、うち上記 4 名が本学の学⽣でした。対象者には年額 60 万円が⽀給されます。韓国でタイポグラフィの国際的な展覧会韓国のソウルにて開催されたタイポグラフィの国際的創作表現を⽣む場の在り⽅を探る芸術⼈類学研究所主催『無限の縫い(nui)アートへ−第20回チャリティ展覧会 ⼩品展 2017 開催多摩美術⼤学校友会は、毎年12⽉にチャリティ展覧内定者報告会が⼋王⼦・上野⽑両キャンパ スで 開 催学⽣への就職⽀援として、内定者報告会が 2017 年上⽉財団クリエイター育成事業コナミホールディングス株式会社創業者の運営財団、 トピックス
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