「ART IN THE OFFICE 2018」で卒業生が受賞マネックス証券が社会文化活動の一環として、現代アートの分野で活動する新進アーティストに、同社プレスルームの壁を作品展示の場として約1年間提供する「ART IN THE OFFICE」。87点の応募作品の中から、17年大学院博士修了・金子未弥さんが受賞アーティストとして選出されました。6月上旬よりワークショップを重ね、作品『見えない地図を想像してください』が完成。8月27日に完成披露レセプションが行われました。第23回「文房具アイデアコンテスト」にて、 学生が一般部門グランプリを受賞「こんな文房具があればいいのに」という斬新なアイデアの発掘を目的とした、文具業界で最も歴史のある「文房具アイデアコンテスト」(主催・サンスター文具株式会社)。第23回となる今年は「ぴったり」がテーマで、大人を対象とした一般分門で1712点に及ぶ応募作品の中から統合デザイン4年・山下大地さんの『小口の付箋』がグランプリを受賞。5月27日に恵比寿ガーデンプレイスで表彰式が行われました。深澤直人教授がイサム・ノグチ賞を受賞世界的な彫刻家イサム・ノグチ氏(1904〜88年)の革新性や国際性を共有する芸術家らに贈られる「イサム・ノグチ賞」を、統合デザイン・深澤直人教授が受賞しました。授賞式は今年で5回目となり、5月22日にニューヨークのノグチ美術館で開かれました。山下恒彦教授が第45回伊藤熹朔賞にて、 協会賞を受賞演劇舞踊デザイン・山下恒彦教授が、テレビ日本美術家協会が主催する第45回伊藤熹朔賞において協会賞を受賞しました。これは昨年8月に放送されたNHKスペシャル「戦後ゼロ年 東京ブラックホール」に、同教授が株式会社NHKアートの小澤雅夫さんとともに携わった美術デザインが受賞対象になったものです。21世紀に生きる若者が、戦後ゼロ年の東京にタイムスリップし、東京ブラックホールに迷いこむ─。時空を越えた新感覚ドキュメンタリー番組で、歴史的フィルムに主人公を合成し、ドラマとドキュメンタリーを超越した最先端技術とアナログの融合による斬新な映像表現が高く評価されました。大貫卓也教授がADC賞グランプリを受賞東京アートディレクターズクラブ(ADC)による2018年度ADC賞が発表され、最高賞であるADCグランプリを、グラフィックデザイン・大貫卓也教授の仕事全集2『Advertising is』が受賞しました。また、ADC4年・島内蛍さんが来夏公開予定の映画『今日も嫌がらせ弁当』(監督=塚本連平)に参加し、美術助手として約1ヵ月間にわたり劇中グラフィックや看板などのデザインワークを行いました。美術監督で指導を担当した高橋泰代非常勤講師は「この仕事を数年している美術助手の能力にも全くひけをとらず、理解力も高い。ここに社会的責任感が加われば、より高いクオリティが期待できるデザイナーになれる」と高く評価。島内さんは「学生のうちに映画製作の現場に関わることができ、将来のビジョンが明確に持てるようになった」と話しました。「DSA日本空間デザイン賞」で修了生が受賞一般社団法人日本空間デザイン協会が主催する、世界最大規模の空間環境系のデザイン賞「DSA日本空間デザイン賞」。1966年の創設より半世紀以上、空間におけるコミュニケーションデザインの創造をめざす優秀なデザインを顕彰し続けてきた同賞にて、今年度の応募総数771作品の中から、18年大学院環境デザイン修了・易 雅静(イ ガセイ)さんが銀賞と企画・研究賞を同時受賞。受賞作品は、今年1月完成の修了制作『内なる風景 -空白を訪ねる-』です。なお、金賞10作品には複数の卒業生の作品が入選しています。多摩美術大学×玉川髙島屋S・C 学生による看板デザイン 第3弾本学と玉川髙島屋ショッピングセンター(以下、玉川髙島屋S・C)によるデザインコンペティション「ART SIGNプロジェクト」。本コンペは本学と玉川髙島屋S・Cによる地域・産学連携プロジェクトの一環として行われたもので、2017年秋冬、2018年春夏に続き3回目の開催となります。今回は、大学院環境デザイン1年・大川翔吾さんの作品が最優秀賞に選ばれました。2018年秋冬デザインが7月17日〜2019年1月16日、2019年春夏デザインが2019年1月21日〜7会員賞には統合デザイン・佐野研二郎教授、ADC賞には卒業生や教員が携わった作品がそれぞれ選ばれました。受賞作品は、10月29日〜11月22日に東京で開催される「Art Direction Japan 2018展(会員作品=ギンザ・グラフィック・ギャラリー│一般作品=クリエイションギャラリーG8)」のほか、長野、石川の各巡回展で展示されます。月11日の日程で、玉川髙島屋S・C南館シースルーエレベーターに掲示されます。学生が取り組んだ「直島キリスト教会」が 優秀建築100選に環境デザイン学科が産学共同プロジェクトとして取り組んだ「直島キリスト教会」の建築が、日本建築家協会優秀建築選100作品に選ばれ、6月に発行された『JIA(日本建築家協会)建築年鑑2017』に収録されました。この教会は、2014年より同学科で建築デザインを専攻する学生と田淵諭教授、大岡山建築設計研究所がプロジェクトチームを組んで設計にあたり、2016年3月に竣工。瀬戸内国際芸術祭などアートの島として有名な香川県直島に来島する世界中の人々に、島の文化や伝統、キリスト教の歴史をアート作品を通して紹介する体験型教会堂となっており、学生の手仕事による作品も見ることができます。伊集院清一教授が「日本病跡学会賞」を受賞共通教育・伊集院清一教授の『空間と表象の精神病理』が2018年「日本病跡学会賞」を受賞しました。退職生涯学習センター事務部南部隆太朗 書記(2018年5月31日付)総務部総務課田中萌 書記(2018年6月30日付)日本病跡学会賞は、病跡学の領域の卓越した業績を顕彰するものです。表彰の前年に優れた論文、著書等を発表した会員に贈られます。15岩崎学術出版社|3,600円+税上=大貫卓也教授の仕事全集2『Advertising is』。下=佐野研二郎教授のCULEN「新しい地図」の新聞広告、マーク&ロゴタイプ。秋冬デザイン 受賞 人事異動
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