● 学内の感染症対策は大丈夫か● オンラインで、これまでと 同じような授業を受けられるのか● 会社説明会が減って情報が見えない● 希望の会社に就職できないのでは● 授業は始まったけれど、 これからの多摩美はどうなるのか 元に戻れるのか07● 構内清掃・消毒の徹底● 『KEEP! DISTANCE』 ステッカーを各所に掲示● 「行動マニュアル」の作成● 「タブレットの使い方」アニメーションの制作● G SuiteとZoomを中心としたオンライン授業環境と マニュアルを整備● 学生の相談はメール、対面、オンラインで対応● オンラインによる合同企業説明会の実施Challenge to a New Normal難局への挑戦が新たな解を創り出す 全学生へのアンケート回答からオンライン授業の実施が現実的だと考え、タブレットの支給と通信費の支給を検討し、実施に至りました。また、入学はしたけれど大学に来ることのできない新入生に向けて、「先輩(在学生)からのWelcomeの気持ちを込めた」プレゼントが「タブレットの使い方」のオリジナルアニメーション制作という形になりました。 現状、企業の採用意欲は世の中で言われているほど落ち込んではいません。また、今春の卒業生が内定を取り消された報告も一切ありません。それは、この状況においても元気な業界、企業に卒業生がたくさんいることに加え、業務と本学のカリキュラムがマッチしているため多くの企業から求められているからだと思います。 また、舞台美術関係やテレビ関係のエンターテインメント業界は厳しい状況にありますが、それは一時的なもの。むしろ、この世の中に絶対に存在しなければいけないもの、多くの人に必要とされている業界だと思っています。 PNN委員会をはじめ各学科が一体となって、感染症対策に取り組んでいます。キャンパスに入る際の体温チェック(前期)、手指のアルコール消毒、『KEEP! DISTANCE』の呼びかけや換気の徹底など、独自に開発した器具(→P.4)なども用いながら可能な限りの対策をしています。総合企画部 黒田 雄記 主任 元に戻るのではなく、新たな美術教育が始まると感じています。むしろ、オンラインだから可能になった授業の形もある。この困難な状況をポジティブに捉え、従来の授業ではできないこと、オンライン授業だからできることをメリットと考えて攻めの授業を目指したい。また、引き続き学生には精神面・物理面の支援を行わなければならないと思います。今後、オンライン対応委員会は『オンライン活用委員会』へと名称を変え、さらに良い授業へと発展できるよう力を尽くしていきます。まだまだ対応できていない部分もありますが、これからも学生に寄り添い続けていきます。キャリアセンター 西田 修 課長オンライン対応委員会 安次富 隆 委員長(学長補佐)教務課 石井 渉 課長制作:管野 周、武井 智郎(プロダクトデザイン専攻4年) オンライン対応委員会が発足する前から、オンライン授業になることを見込んで各学科の教授たちはリサーチや準備を進めていました。このような自発的な動きがあったことでオンライン授業をスムーズに進めることができたと思っています。オンライン対応委員会安次富 隆 委員長(学長補佐)TAMABINEWSこれからも学生に寄り添い続けていく学修環境の不安に対してオンライン授業の不安に対して今後の不安に対して就職活動の不安に対して
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