TAMABI NEWS 86号(2020年度受賞ラッシュ特集)|多摩美術大学
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髙木大地 『Wanderer』 2020「平出隆 最終講義=展 Air Language program」の様子相澤陽介客員教授がデザインしたヤマト運輸の新制服最優秀賞に選ばれたグラフィックデザイン4年・高橋美帆さんがデザインした卒業・修了制作展ポスター3月13日から始まるB日程では、上記6学科・専攻・コースが八王子キャンパスで展示を行います。ご来場時の諸注意など、詳しくはHPをご確認ください。21TAMABINEWS社会人講座「TCL」が「職業実践力育成プログラム(BP)」に認定本学の社会人向け講座「TCL−多摩美術大学クリエイティブリーダーシッププログラム」が、2020年度文部科学省「職業実践力育成プログラム(BP)」の認定を受けました。TCLは「デザイン経営」を社会実装することを目的に、約2カ月間の履修証明プログラムとして2020年9月に開講しました。本認定制度は、大学等における社会人や企業等のニーズに応じた実践的・専門的なプログラムを「職業実践力育成プログラム(BP)」として文部科学大臣が認定するものです。2021年度は5月、9月、2022年1月から始まる3期間での開講を予定しています。「DOMANI・明日展2021」に卒業生3名が選出国立新美術館で1月30日〜3月7日に開催された「DOMANI・明日展2021」に、07年大学院彫刻修了・利部志穂さん、10年大学院油画修了・髙木大地さん、03年油画卒業・山本篤さんの計3名が選出されました。同展は海外で実践的に研修するための渡航費および滞在費を文化庁が支援する「新進芸術家海外研修制度」の成果発表展として行われています。この制度では採択結果が公開されている2010年度以降、のべ51名の本学出身者が採択されています。『オリンピックデザイン全史』の推薦文を青柳正規理事長が担当2020年12月1日に発売された『オリンピックデザイン全史1896〜2020』(河出書房新社)。1896年第1回アテネ大会から続く近代オリンピック125年という全歴史のオリンピックデザインが集約された翻訳図鑑です。青柳正規理事長が推薦文を担当し、「誰もこれほどの規模でデザインのすごさを眺めたことはないはずだ」と、推薦の言葉を寄せています。プロダクトデザインの学生が今年度も展示と産学交流を行う「屋台トーク」開催11月26日〜28日、八王子キャンパスアートテークにて、プロダクトデザイン専攻第2スタジオ3年生が中心となって企画した「屋台トーク〜デザインの、マルチステークホルダーダイアログ〜」が開催されました。学生の作品展示を通して、企業で活躍する卒業生デザイナーらとオンラインで交流し、これからの「デザイン」の在り方について考えを深めました。小田急電鉄×NTTドコモの「XRシティTMSHINJUKU」に協力小田急電鉄株式会社と株式会社NTTドコモがすすめる新宿の新たな街づくり「XRシティTMSHINJUKU」のイベント「XR Collection & Museum」。2020年11月18日〜23日、本イベントに彫刻学科と工芸学科が協力し、学生および大学院生の作品計5点を、小田急百貨店新宿店本館1階中央口前を会場に、スマホアプリで鑑賞できる新しい形のバーチャルアート展示として行いました。今回の協力は、小田急電鉄との連携協力協定に基づいたもので、学生にとってもコロナ禍における貴重な作品展示の場となりました。「平出隆 最終講義=展Air Language program」を開催2020年12月10日〜24日、芸術・平出隆教授の退職記念展として「平出隆 最終講義=展 Air Language program」が開催されました。会場である八王子キャンパスアートテークおよび図書館ラボラトリーには、「装幀、印刷、映像、音読の多次元」を展開。数学と詩学の接続を試行する詩人の、根源的書物論・芸術論が展覧会となりました。相澤陽介客員教授がヤマト運輸の新制服をデザイン本学卒業生でテキスタイルデザイン・相澤陽介客員教授が、ヤマト運輸株式会社の新制服をデザインしました。2020年9月から着用が始まっている新制服は、コーポレートカラーの「グリーン」と、長年親しまれてきた「縦ストライプ」を前面に押し出したデザインです。生地には、植物由来PET素材を採用し、特殊な糸加工・生地設計で、伸縮性が13%向上。「働きやすさ」と「環境への配慮」を両立させ、配達ドライバーをはじめ、営業所の窓口担当など、約10万人に着用されています。「ICAF2020」初のオンライン開催でタマグラアニメーションを上映学生アニメーション映画祭「インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル(ICAF)」。18年目を迎えた2020年は「SWITCH ONLINE!」のキャッチコピーを掲げ、2020年9月19日〜10月4日に初めてオンラインで開催されました。本学からは、グラフィックデザイン学科のアニメーション作品11作品が出品されました。会期中には、作品が特設WEBサイト上で公開されたほか、若手アニメーション作家らへのインタビューを共同配信するなど、オンラインならではの工夫が凝らされた映画祭となりました。映像演出研究会がリモートで制作した映画に参加本学の学生クラブ団体の映像演出研究会が、映画「突然失礼致します!」に参加しました。この映画は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により創作活動を制限された全国の大学生が、「コロナ世代、映画で闘う。」をコンセプトに、外出自粛期間中にリモートで制作した長編オムニバス映画です。全国約120大学、合計200人以上の学生が監督となり、「希望」をテーマに1分以内の映像作品を制作し、1つの作品としてまとめました。映像演出研究会からは3作品を出品しており、昨年10月までの2カ月間、YouTubeで本編が公開されました。卒業制作展美術学部卒業制作展・大学院修了制作展B日程実施学科・専攻・コース=グラフィックデザイン、プロダクトデザイン、芸術、統合デザイン、演劇舞踊、劇場美術デザイン会期=3月13日[土]〜15日[月]場所=八王子キャンパス

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