TAMABI NEWS 86号(2020年度受賞ラッシュ特集)|多摩美術大学
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1階 エントランス田中暢(株式会社アドブレーン )課題:綾鷹堺大輝『Self-Portrait』清野和正『かけがえのないもの3』22アーティゾン美術館が「日本空間デザイン賞2020」金賞を受賞環境デザイン・米谷ひろし教授が代表を務めるTONERICO:INC.が設計したアーティゾン美術館が、「日本空間デザイン賞2020」の博物館・文化空間部門において金賞を受賞しました。本アワードは、一般社団法人日本空間デザイン協会と一般社団法人日本商環境デザイン協会が主催する、日本最大級の空間デザインアワードです。アーティゾン美術館は、東京・京橋の地で愛されてきたブリヂストン美術館が館名を変更し、2020年1月に新しい美術館として開館したものです。1階のエントランスでは、吹き抜けの空間に設けられた壁面によって動線が整理され、ミュージアムショップのある2階への期待感が高まるデザインになっています。海老塚耕一教授が「文部科学大臣表彰」を受賞芸術・海老塚耕一教授が、2020年度「障害者の生涯学習支援活動」に係る「文部科学大臣表彰」を受賞しました。この表彰は、文部科学省が障がい者の生涯を通じた多様な学習を支える活動を行う個人または団体について、活動内容が他の模範と認められるものに対し、その功績をたたえるものです。障がいのある人にとって、「鑑賞する楽しさ」「創作、表現する楽しさや充実」を感じる機会の提供や、文化芸術活動を通じて自己表現への興味喚起、学びの意欲につながっていると評価され、今回の受賞となりました。プロダクトデザインの学生が東京理科大学や早稲田大学大学院生らと組んでハッカソンなどで受賞プロダクトデザイン2年・高橋凜太郎さんは2020年11月、東京理科大学主催による「東京理科大学EDGE-NEXT事業 アフターコロナハッカソン・フェーズ2」に参加。「アフターコロナにおけるヘルスケアプロダクト」というテーマに、東京理科大学大学院生、同大学3年生、早稲田大学大学院生ら4名の合同チームで挑み、呼吸でメンタルヘルスを自己改善するアプリ■rebre■を開発。計8チームの中から「アイディア賞」を受賞しました。また、同年12月に行われた「KYOTO 大学生グローバルベンチャーコンテスト2020 Online」にも、早稲田大学大学院生と2名で同アプリをブラッシュアップしてエントリーし、「二等賞・京都リサーチパーク賞」を受賞。高橋さんはアプリのUIやビジュアルデザインだけでなく、全編の英訳も担当したということです。「Japan Six Sheet Award 2020」で卒業生が金・銀・銅賞を受賞屋外広告のクリエイティブ賞「Japan Six Sheet Award 2020」で、13年グラフィックデザイン卒業・田中暢さん(株式会社アドブレーン)が金賞を、15年グラフィックデザイン卒業・大石知足さん(株式会社エー・ティ・エー)が銀賞を、13年情報デザイン卒業・岡直哉さん(ヤフー株式会社)が銅賞を受賞しました。このアワードは、日本における屋外広告、とりわけシックスシートフォーマット(タテ1755mm × ヨコ1185mm)での表現技術の向上を目的として2012年にスタートし、2020年で9回目の開催となります。協賛各社から出題される課題を解決するクリエイティブアイデアに加え、都市の建築物や街並みと調和がとれた魅力的なデザインによって、都市景観に美しさをもたらすような優れた作品を評価するものです。受賞作品は2020年12月以降、東京都内および全国主要都市で実際に掲出されました。油画の学生が「シェル美術賞2020」で鷲田めるろ審査員賞を受賞次世代を担う若手作家のための公募展「シェル美術賞2020」にて、油画3年・堺大輝さんの作品『Self-Portrait』が鷲田めるろ審査員賞を受賞しました。また、堺さんの受賞に加え本学学生、卒業生の計6名が入選しています。今回、昨年を超える846点の応募作品の中から選ばれた同作品は自画像をテーマにしており、2020年12月9日〜21日に国立新美術館で開催された「シェル美術賞展2020」で展示されました。「ドローイングとは何か」展で卒業生が大賞・準大賞を受賞第9回「ドローイングとは何か」展で、06年造形卒業・清野和正さんが大賞を、03年油画卒業・酒井崇さんが準大賞を受賞しました。本展は優れたドローイング作品を見出し、国際基準に見合ったドローイング展を開催することを目的とした公募展です。今年度は全国から153名、計258点の応募があり、第1次・第2次審査が行われた結果、入賞作品4点、入選作品34点が決定しました。1月20日〜26日には、東京都美術館で入賞・入選作品展が行われました。「CAF賞2020」「CAFAA賞2020」にてファイナリストに選出公益財団法人現代芸術振興財団が主催する「CAF賞2020」にて大学院統合デザイン1年・板倉諄哉さんが所属するクリエイティブユニットOku Project(多摩美術大学大学院・東京藝術大学大学院)と、20年大学院情報デザイン修了・ヒラヤマナツホさんがファイナリストに選出されまTopics & Award受賞■惟雄名誉教授が「第8回日本学賞」を受賞本学元学長の■惟雄名誉教授が、「第8回日本学賞」を受賞し、2020年11月23日に、東京・千代田区の学士会館で授賞式が行われました。一般社団法人日本学基金が主催する日本学賞は、日本文化の価値などを研究する「日本学」の各分野における、選考時点での最高の業績を顕彰するものです。対象となった業績は、「美術史における独自の視角」です。従来、特異で異端視されてきた画家、特に伊藤若冲その他の江戸期浮世絵の作家に対し、「異端をむしろ万物に対する熟視と捉えたことによって、より豊穣な日本美術史を叙述した」と高く評価されました。

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