❸貸借対照表（兼財産目録）貸借対照表について、前年度からの増減を報告します。❹財務比率〈平成30年度から令和2年度〉【比率分析の見方】● 人件費比率＝経常収入に対する人件費割合を示す比率で低い方が望ましい。● 人件費依存率＝学生生徒等納付金に対する人件費割合で一般的には低い方が望ましい。● 管理経費比率＝経常収入に対する管理経費の割合で低い方が良い。本学では特に節減に力を入れている。● 借入金等利息比率＝低い方が良い。本学は平成30年度に完済となり、借入金はない。固定資産 有形固定資産 土地 （198,947.99㎡） 建物 （116,956.70㎡） 構築物 （369件） 教育研究用機器備品（12,191点） 管理用機器備品（544点） 図書 （226,257冊） 美術参考品 （7,973点） 美術参考資料 （368種） 車両 （8台） 建設仮勘定（0件） 特定資産 第2号基本金引当特定資産 第3号基本金引当特定資産 減価償却引当特定資産 退職給与引当特定資産 多摩美術大学創立80周年記念 奨学基金引当特定資産 その他の固定資産 電話加入権（38台） ソフトウェア（11件） 有価証券 うち、（1）利付国債 〃 （2）財投機関債 〃 （3）銀行債 〃 （4）事業債 差入保証金 長期貸付金 流動資産 現金預金 未収入金 前払金 立替金 資産の部合計 人件費比率 人件費依存率 管理経費比率 借入金等利息比率 事業活動支出比率 基本金組入後 収支比率 固定資産構成比率 事業活動収入ｰ基本金組入額（57,888,187） （37,625,443） 14,275,479 17,056,808 2,123,947 1,045,411 217,747 1,480,698 1,358,704 64,231 2,418 0 （17,766,146） 5,019,625 375,806 10,300,000 2,001,862 （2,496,598） 2,273 57,922 2,425,913 625,913 100,000 1,200,000 500,000 10,434 56 （14,531,515） 14,259,314 205,417 65,535 1,249 72,419,702 人件費 経常収入人件費 学生生徒等納付金 管理経費 経常収入借入金等利息 経常収入事業活動支出 事業活動収入事業活動支出 固定資産 総資産令和2年度末における本学の財政状況は、学費収入を柱とした安定した収入と、適正な予算配分と管理による支出を徹底することで、しっかりとした経営基盤を維持しています。この良好な状態は各財務比率でも示されています。本学は継続的な人件費支出の圧縮や管理経費支出の節減等により、新規の施設設備整備計画に当てるための資金ストックや毎年度の収支差額に不足はなく、今後も安定的な教育運営資金が確保されています。 ● 事業活動支出比率＝人件費や管理経費、教育研究経費などで消費された比率で低いほど安定し自己資金は充実する。● 基本金組入後収支比率＝「事業活動収入ｰ基本金組入額」に対する事業活動支出の割合で低い方が良い。100％を超えると支出超過。● 固定資産構成比率＝総資産に占める固定資産の割合で低い方が良い。比率が特に高い場合は流動性に欠ける。● 総負債比率＝低い方が良い。総資産に対する他人資金（57,021,808） （866,379） （35,794,483） （1,830,960） 0 14,275,479 14,061,674 1,931,813 1,076,424 39,410 1,452,539 1,352,759 64,231 3,570 （18,750,764） （△984,618） ④7,019,625 △2,000,000793 1,000,000 23,021 375,013 9,300,000 1,978,841 68,85377,285（2,476,561） 2,273 55,428 2,417,461 617,481 299,980 1,000,000 500,000 1,266 133 （15,474,734） （△943,219） ⑤15,261,852 △1,002,53859,012△385692△76,840146,405 65,920 557 72,496,542 ▼ 45.7%45.0% 43.6% 56.1% ▼ 52.9%50.8% 50.5% 70.1% ▼ 4.7%6.2% 4.4% 11.5% ▼ 0.1%0.0% 0.0% ▼ 85.2%87.3% 91.2% 112.3% ▼ 85.2% 107.3%99.7% 129.4% ▼ 77.6%78.7% 79.9% 87.8% ①学生寮（オリーブ館）新築工事、 工芸棟ガラス工房の改修他。②iMac、椅子、AV機器、プリンタ他。③奈良原一高寄贈作品7点、岡村吉衛門作品他。④第3号基本金引当特定資産は寄付金による基本金増により79万円の増加。減価償却引当特定資産残高は10億円増額し103億円。退職給与引当特定資産残高は退職給与引当金が増加したことから2,302万円増の20億186万円。多摩美術大学創立80周年記念奨学基金引当特定資産残高は奨学金給付による取崩し990万円と寄付金及び利付国債による運用益147万円との差額843万円の減少。 保有の有価証券は、引当特定資産分を含め56億3,464万円(令和3年3月末現在の取得価額に対する評価はプラス1億5,646万円）で前年度比7億円の増の割合、50％を超えると負債総額が自己資金を上回る。● 補助金比率＝高い方が良い。私立大学等経常費補助金や競争的資金等の積極的な獲得のための取り組みが必要。● 基本金組入比率＝資産の充実のためには高い方が良いとされる。● 基本金比率＝基本金組入対象（教育研究用）資産の自己資金取得による割合で高い方が良い。● 教育研究経費比率＝経常収入に対する教育研究活動(69,324,331) 63,448,900 5,019,625 375,806 480,000 (△2,587,176) △2,587,17666,737,15572,419,702 25,867,040 103,778 総負債 総資産補助金 ▼ 8.9%△ 6.2%事業活動収入 基本金組入額 事業活動収入△ 0.1%基本金 △ 100.0%基本金要組入額教育研究経費 経常収入△ 34.7%経常収入減価償却額 経常支出△ 86.4%― 17.7% 本年度末 (2,001,862) 2,001,862 (3,680,685) 371,335 2,996,200 313,150 5,682,547 本年度末 算式 加。⑤現金預金残高は前年度比10億254万円減少し142億5,931万円、学生寮（オリーブ館）寮費等の未収入金が5,901万円増加し2億542万円、前払金は38万円減少し6,553万円。⑥退職給与引当金残高は325名分で2,302万円増の20億186万円。⑦第1号基本金＝令和2年度の組入額（資産取得）30億1,776万円と前年度未組入れ高の組入れ分1億3,569万円の合計から当年度除却資産分の基本金組入額2億7,614万円と未払金による未組入れ分1億378万円を除いた27億7,354万円を組入れました。費用の割合で高い方が良い。● 学生生徒等納付金比率＝経常収入に対する学生生徒等納付金の割合で経常収入の中で最もウエートが高く安定推移が良い。学費のみに依存しない体制作りが重要。● 減価償却額比率＝経常支出に対する減価償却額の割合で、実質的には消費されずに留保される資金。前年度末 (1,978,841) 1,978,841 (4,577,271) 374,672 3,909,852 292,747 6,556,112 増減(23,021) ⑥23,021 (△896,586) △3,337△913,65220,403△873,565前年度末 (68,550,000) 60,675,362 7,019,625 375,013 480,000 (△2,609,570) △2,609,57065,940,43072,496,542 増減(774,331) 2,773,538 ⑦平成 30年度 31年度 令和 芸術系2年度 平均値令和3年 3月31日（単位：千円）（単位：千円）△2,000,000793 0 (22,394) 22,394 796,725 △76,84024,958,867 135,690 908,173 △31,9129.0% 7.8% 11.3% 5.7% 6.7% 9.3% 18.6% 8.6% 13.2% 99.8% 99.8% 97.3% 35.8% 43.2% 34.8% 88.5% 86.4% 80.2% 16.7% 14.4% 13.8% 資産の部 まとめ科目 項目 算式 本年度末 前年度末 評価 平成 平成 30年度 31年度 令和 芸術系2年度 平均値（単位：千円）負債の部 固定負債 退職給与引当金 流動負債 未払金 前受金 預り金 負債の部合計 2,995,134 ①192,134 △31,013 ②178,33728,1595,945 ③0 △1,1521,536,584 △1,536,584 基本金 第１号基本金 第２号基本金 第３号基本金 第４号基本金 繰越収支差額 翌年度繰越収支差額 純資産の部合計 負債及び純資産の部合計 △8,432（20,037） 0 2,494 8,452 8,432 △199,980200,0000 9,168 △77減価償却額の累計額 基本金未組入額 総負債比率 補助金比率 基本金組入比率 0.1% 基本金比率 教育研究経費比率 学生生徒等納付金学生生徒等納付金 比率減価償却額比率 増減科目 科目 項目 純資産の部会計・事業報告につきましては、以下のURL、または右の二次元コードからご覧いただくことができます。https://www.tamabi.ac.jp/prof/financial/※芸術系平均値は、日本私立学校振興・共済事業団【今日の私学財政】令和2年度版より算出しました。△… 高い方が良い ▼… 低い方が良い ―… どちらとも言えない評価 平成 11TAMABINEWS
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