TAMABI NEWS 90号(留学で創る未来)|多摩美術大学
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AWARDSOPCSTIIPERSONNEL CHANGE  NFORMATION「10th OAC学生広告クリエイティブアワード2021」全国浴場組合アワードのグラフィック部門で統合デザイン3年・村田実優さんが、同映像部門でグラフィックデザイン4年・田中美羽さんがそれぞれグランプリを受賞しました。このコンテストは公益社団法人日本広告制作協会(OAC)が主催するもので、学生のクリエイティブ力・課題解決力の向上を目的に行われています。第22回学生限定立体アートコンペ「ART MEETS ARCHITECTURE COMPETITION(AAC)2022」の募集告知ポスターのコンペティションで、グラフィックデザイン1年・鮎川裕之伸さんの作品が最優秀賞に選ばれ、同・神田耕匠さん、同3年・小坂優呂さんが入選しました。これはマンションの共有空間に設置する立体作品の募集告知自体を募集するもの。鮎川さんのポスターは審査員の一人で10年同卒業のデザイナー、上西祐理さんとのブラッシュアップを経て実際に掲出されました。左:田中美羽「疲れたときの、いつもの場所」右:村田実優「人が成長する場所」演劇舞踊・勅使川原三郎客員教授が、現代美術の国際展ヴェネチア・ビエンナーレのダンス部門で金獅子賞(生涯功績賞)を受賞しました。日本人の同賞受賞は初めての快挙で、鋭敏な彫刻的感性や力強い振付の感覚、動きの独自性が融合し、新たな美を創出したことなどが高く評価されました。7月に開催される同部門のオープニングで、勅使川原客員教授によるストラヴィンスキー作曲「ペトルーシュカ」が受賞記念公演として上演される予定です。その年の演劇界の成果を顕彰する第29回読売演劇大賞で、演劇舞踊・野田秀樹教授が作・演出したNODA・MAP第24回公演「フェイクスピア」が、大賞・最優秀作品賞を受賞しました。フェイクニュースが蔓延し、芸術文化の不要不急が叫ばれたコロナ禍の今、「総合力を結集させて言葉の力で現実に一矢報いようとする姿勢には祈りに似た清々しさがあった」と評価。野田教授は「フェイクスピア」「THE BEE」の2作品で優秀演出家賞も受賞しています。大学院情報デザイン2年・臼井達也さんが「第27回学生CGコンテスト(Campus Genius Contest)」アート部門でPLATINUM(最優秀賞)とBRONZE(永田康祐評価員賞)を受賞しました。またGOLD(優秀賞)を13年グラフィックデザイン卒業・石舘波子 さんが、SILVER(審査員賞)を19年大学院情報デザイン修了・伊嶋響さん、メディア芸術3年・安部妃那乃さんが受賞。ほか学生・卒業生が多数受賞しています。大和ハウス工業株式会社主催の「第16回ダイワハウスコンペティション」で、環境デザイン4年の趙思嘉さん、青木美羽さん、伊藤さくらさん、鈴木あかりさんのグループが最優秀賞を受賞しました。また、審査委員とは独立した形で選出される「大和ハウス工業賞」も受賞しました。受賞作品は、万物が相互に関係し合う熱帯雨林の関係性を取り込んだ家の提案です。「住宅が朽ちていく中で、周囲と溶け合う関係を築く魅力を感じる」と評価され、200万円および30万円が各賞の賞金として授与されました。「フェイクスピア」写真・篠山紀信臼井達也「Only on the iPhone」「湿潤にほころぶ」勅使川原三郎客員教授 ©Akihito Abe鮎川裕之伸「作る」11勅使川原三郎客員教授がヴェネチア・ビエンナーレ金獅子賞を受賞OAC広告アワードで学生2名がグランプリ学生対象アートコンペのポスターコンペで最優秀作品に野田秀樹教授の舞台「フェイクスピア」が第29回読売演劇大賞・最優秀作品賞受賞学生CGコンテストで大学院生の写真作品が最優秀賞を受賞環境デザインの学生4名がダイワハウスコンペティションで最優秀賞

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