TAMABI NEWS 91号(新たな価値を生み出す場所)|多摩美術大学
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AWARDSOPCSTIIPERSONNEL CHANGE  NFORMATION8月5日に逝去された三宅一生氏(63年図案科卒、享年84歳)の訃報に接し、謹んで哀悼の意を表するとともに、心からお悔やみ申し上げます。※11月12日に上野毛キャンパスで 偲ぶ会を開催予定です。197月16日、8月4日・5日の3日間、八王子キャンパスで高大連携授業が行われました。高校生に大学の実習や講義を受講する機会を設ける取り組みで、連携校の生徒36名が参加し、「はじまりの美術・デザイン」講座や、油画・版画・環境デザインの実技講座を受講しました。参加した高校生は「多摩美を志望しているので応募した。高校ではできないような経験ができた」と話しました。東京工業大学、多摩美術大学、一橋大学が連携して推進する「Technology Creatives Program」(通称「テックリ」/文部科学省「大学等における価値創造人材育成拠点の形成事業」採択プログラム)が8月からスタートしました。9月7日には本学の海外協定校であるRoyal College of Art Helen Hamlyn Centre for Designの教員が「Creative Leadership」をテーマに授業を行いました。同氏との親交も深かった青柳正規理事長のコメントを掲載いたします。三宅一生さんが長逝の途につかれました。国内はもとより海外のデザイン&アートの世界で一生さんはきわめて大きな存在感を示していたために、いまは主のいなくなったほこらのまえでただ途方に暮れるだけです。美しさを見極める力、よきものを生みだす力、本質を考え抜く力、そしてそれらを融和させる一生さんの人格、一生さんが卒業した多摩美術大学で学び働くことができる歓びと誇りを私たちに一生さんは与えてくださいました。心からのご冥福をお祈りいたします。Royal College of Art の修了証を持つ受講生の皆さん環境デザインの授業ではゴミ袋をつなぎ合わせて巨大な空間を制作2022年8月10日学校法人多摩美術大学 理事長 青柳正規9月5日〜21日、「多摩美術大学 助手展2022」がアートテークギャラリーで行われ、全学科総勢42名の助手・副手が参加し、絵画、彫刻、立体、映像、写真、インスタレーションなどの作品が展示されました。また、9月8日〜24日には六本木・東京ミッドタウン内のTUBにて「助手展サテライト」も開催され、2会場を映像でつなぐなどの新たな試みも行われました。9月17日〜19日、美術館や大型複合施設が集積する六本木の街全体を会場として開催された「六本木アートナイト2022」に、TUBから10年大学院油画修了・小野冬黄さんによる作品「インテリア」を出展しました。東京ミッドタウン3階の「インテリア&デザイン」と分類される店舗が多く並ぶフロアで、「インテリア」と「作品」の認識を探るものとなりました。新規採用●附属アートアーカイヴセンター事務室上原彰子 常勤嘱託(2022年7月1日付) ●財務部経理課坂上祐亮 常勤嘱託●附属メディアセンター映像センター 吉羽尚人 常勤嘱託(以上、2022年10月1日付)1990.4.1〜教授(美術学部二部芸術学科)1999.4.1〜教授(造形表現学部映像演劇学科)2006.4.1〜2007.3.31客員教授2022.9.8逝去 87歳謹んでお悔やみ申し上げ、ご冥福をお祈りいたします。「助手展2022」アートテーク会場の様子小野冬黄「インテリア」連携校の高校生36名が多摩美を体験する授業に参加東工大、一橋大との連携プログラム始動海外協定校の教員による授業を実施三宅一生氏のご逝去に寄せて青柳理事長による寄稿42名の助手・副手による展覧会を八王子と六本木の2会場で開催六本木アートナイト2022にTUBから「インテリア」を出展人事異動退職●広報部広報課及川雄貴 総合職(2022年6月30日付) ●附属メディアセンター映像センター 岸本宏太 常勤嘱託(2022年9月30日付) 訃報鈴木志郎康 教授 (本名:鈴木康之)

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