TAMABI NEWS 93号(突き抜ける力)|多摩美術大学
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AWARDSOPCSTIIPERSONNEL CHANGE  NFORMATION金子勲矩「Magnifi ed City」金井勇一郎教授大久保帆夏「よっ。」13日本パッケージデザイン学生賞学生が銅賞を受賞岡崎智弘非常勤講師が亀倉雄策賞を受賞建畠晢学長が京都市文化功労者表彰に選出金子勲矩助手のアニメーションパリの国際映画祭でも受賞金井勇一郎教授が文化庁長官表彰に選出学生の短編映画祭で大久保帆夏さんが最優秀賞野田秀樹教授がISPA2023優秀アーティスト賞吉村純一教授が携わる建築物が国土交通大臣賞を受賞修了生の能島浜江さんが日展で東京都知事賞を受賞岡崎智弘 放送局の番組コンテンツ映像「デザインあneo あのテーマ」(日本放送協会)建畠晢学長安藤晴南「本から文字が溢れ出る体験でつなぐパッケージ」公益社団法人日本グラフィックデザイン協会(略称JAGDA)が発刊する年鑑『Graphic Design in Japan 2023』の掲載作品選考会にて、情報デザイン・岡崎智弘非常勤講師が「第25回亀倉雄策賞」を受賞しました。また、グラフィックデザイン・服部一成教授、同・葛西薫客員教授、統合デザイン・永井一史教授、06年グラフィックデザイン卒業・窪田新さん、11年同卒業・松永美春さんがJAGDA賞を受賞しました。令和4(2022)年度京都市文化功労者表彰に建畠晢学長が選出されました。永年にわたり同市の学術・芸術などの文化の向上に多大な功労があった方々を表彰するものです。京都はもとより日本の現代美術界の発展や後進の育成に尽力するとともに、詩人としても活動している建畠学長は、『零度の犬』で高見順賞、『死語のレッスン』で萩原朔太郎賞を受賞しています。このたび、学術(美術)、文学(詩)の分野での功績が認められての表彰です。表彰式は2022年12月23日、京都市役所本庁舎にて行われました。「日本パッケージデザイン学生賞2022」でグラフィックデザイン3年・安藤晴南さんが銅賞を受賞しました。また同4年・中西英里奈さんが審査員特別賞(小玉文賞)を、同3年・馬場陸斗さんが審査員特別賞(渡辺有史賞)を受賞しました。これは公益社団法人日本パッケージデザイン協会(JPDA)が新設したアワードで、初年度の今回、「つなぐ-Connect-」をテーマに作品募集を行い、300点を超える応募がありました。入賞作品は『年鑑日本のパッケージデザイン2023』に収録予定です。グラフィックデザイン・金子勲矩助手のアニメーション作品「Magnifi ed City」が第15回パリ国際アニメーション映画祭で批評家賞と観客賞を同時受賞しました。本作品はイタリア、オーストリアの映画祭で最優秀アニメーション賞を受賞し、DigiCon6 ASIA Awardsでも最高賞を受賞したほか、国内外の数々のアワードで入選、上映されています。演劇舞踊デザイン・金井勇一郎教授が歌舞伎舞台美術と大道具製作を通して文化財保護に貢献したとして、令和4(2022)年度文化庁長官表彰に選出されました。また85年日本画卒業・半田昌規さんも文化財修理の功績により選ばれています。表彰式は2022年12月14日に都内で行われました。金井教授はプロダクションマネージャーと舞台装置制作を担当した舞台作品「ハリーポッターと呪いの子」が「第30回読売演劇大賞」で選考委員特別賞も受賞しています。「第5回フェローズフィルムフェスティバル」学生部門でメディア芸術1年・大久保帆夏さんが最優秀賞を受賞しました。これはクリエイターの人材紹介を行う株式会社フェローズが主催する国内の学生を対象とした短編映画祭で、4分間のショートフィルムを募集するコンペティションです。1月29日、一次審査を通過した8作品が渋谷ユーロライブにて上映され、同日各賞も発表。大久保さんの作品はBSデジタル放送のテレビ番組にて全国放送されました。野田秀樹教授早稲田アリーナ能島浜江「雨ニモ…」演劇舞踊デザイン・野田秀樹教授が、ISPA(国際舞台芸術協会:International Society for the Performing Arts)において、「Distinguished Artist Award」を日本人として初受賞しました。同賞は、各国の舞台芸術専門家のネットワーク構築を目的として設立されたISPAにより、舞台芸術界において、その才能、芸術性、献身をもって貢献を果たしたアーティストに贈られます。授賞式は1月12日にアメリカ・ニューヨークで行われました。環境デザイン・吉村純一教授(株式会社プレイスメディア・パートナー)が設計に携わった「早稲田アリーナ(早稲田大学37号館)」が、「第1回SDGs建築賞(旧サステナブル建築賞)」の大規模建築部門で国土交通大臣賞を受賞しました。これは優れた作品であるとともに、計画から運用、廃棄にいたる全ての段階におけるSDGs達成に向けた顕著な取り組みで、普及効果が期待される建築物を顕彰する賞です。全体を半分地下に埋め地中熱で省エネルギーを実現し、屋上部分を緑化して豊かな外部空間を創出する早稲田アリーナは、数々の賞を受賞しています。日本画の可能性を照らす作品と言ってよい。雨の直線と箔押しの装飾性も効果をあげている。濡れることをいとわない溌剌とした心情、新しい世界を創りたいという気概にあふれている」と評価されました。「第9回日展」で、94年大学院日本画修了・能島浜江さんの作品「雨ニモ…」が第1科日本画にて東京都知事賞を受賞しました。日展は今回115年目を迎える日本最大級の公募展です。能島さんの作品は「着想のモダンさに顔料の厚みの表現性が強調され、

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