TAMABI NEWS 94号(映像で魅せる力)|多摩美術大学
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TAMABINEWS94上野毛校舎から八王子キャンパスと移り18年間、多摩美で過ごした日々はあっという間でした。在籍中、お世話になった方々に感謝いたします。上野毛の造形表現学部時代の熱気を帯びた学生達や夜の光が灯った校舎が印象深く、瞼の奥に未だその光景を思い出します。「芸術とは何か、美術とは何か」を学生達と探して来た旅のように思えます。これからの美術大学はたくさん課題があると思いますが、多摩美の自由な発想で、より発展する事を心より応援しております。ありがとうございました。この度、多摩美日本画を退職致しました八木幾朗です。退職展「戦争と人間」には思いがけなく、多くの他大学の教授を含め、ご来場頂きありがとうございました。私は芸術家はただ有名になったり、ましてやお金の為だけに活動するべきでは無いと考えています。それを若い人に教えられない芸術大学には存在意義はないと考えており、今回の表題に致しました。多摩美術大学が平和、そして弱者への思いやりのある生徒を創る大学になってほしいと心から願っております。多摩美には学生として、助手また非常勤と約40年間お世話になりました。特に専任の後は、大学での様々の刺激が自宅仕事場での作品制作へと繋がり、そこで得たものを教室へ持ち帰る日々でした。大学と自宅での仕事が車の両輪のようにお互いが分かち難い幸せな年月となりました。教え教えられる関係でありたいと考えていましたが、受け取ることの方がはるかに多かったと感謝しております。長い間ありがとうございました。*選択定年退職旧立体デザイン科を卒業後、同学科副手から非常勤講師。時期を経て野口裕史先生のお誘いで工芸学科に着任してから退職まで、長いようで短いような不思議な時の感覚を持っております。その中では、多くの方々との交流やご協力が支えとなりました。恩師は元より、教職員の方々や学生たち、先輩後輩、そして同期の方々等にあらためて感謝いたします。多摩美術大学皆様の一層のご発展ご活躍をお祈りいたします。ありがとうございました。 *選択定年退職気がつけば定年、あっという間の40年でした。日々感性豊かな学生の指導で、私自身も創作に多くの刺激を受けました。また、建築科から環境デザイン学科への改組、八王子キャンパス設計にスタートから30年間関わらせていただき、学科を超え教職員と密な打合せを持てたことは、楽しい思い出と大きな財産になりました。コロナから解放され、キャンパス内の学生の活気が嬉しいこの春、多摩美と皆様のご発展をお祈りしております。四半世紀に渡り、多摩美術大学環境デザイン学科にてお世話になりました。私の多摩美での歴史は環境デザイン学科の歴史そのものです。思い起こせば、走馬灯のごとく色々な事柄が頭に浮かんできます。懐かしくもあり寂しい気持ちでありますが、これが新たなる出発と心得、明日からも一歩一歩前に向かって歩んで行きたいと思います。皆さま方25年間、本当に有難うございました。14宮いつき教授日本画専攻八木幾朗教授日本画専攻井上雅之教授工芸学科小林光男教授工芸学科田淵諭教授環境デザイン学科枡野俊明教授環境デザイン学科2006年4月に着任してすぐ、まだ工事中だった新図書館の仕事をし、開館までをまとめた書籍『つくる図書館をつくる』(鹿島出版会)を制作した。2011年、東日本大震災のときには教務主任を務めており、対応に奔走した。2020年からメディアセンター所長と紀要委員長を兼任し、パンデミック下での運営に腐心した。思えば大変な17年間だったが、学生との楽しい時間に救われて任期を全うすることができた。すべての学生に感謝します。どうもありがとう。31年間教職課程でお世話になりました。最も記憶に残っているのは、着任早々の若輩者の私に「規則委員会の委員長をやれ」と、そして最初に手がけたのが「学生相談室の創設」です。難産でした。その顛末を私の退職記念誌『私のライフキャリアデザインと学問−ライフキャリア発達学と応用行動分析学−』に書かせていただきました。多摩美術大学は永遠に不滅です。一層のご発展を祈念しております。定年退職のコメントと云う事で「TAMABI NEWS」の誌面を割かせて頂きます。私は新学科創設後の着任で8年間と云う短い在任期間でありました。しかし卒業生の巣立って行く姿を6度見る事ができ幸福であったと思っています。個の領域であるデザインの創作とブレインストーミングが要求される集団での創作活動との融合と云う難行を乗り越えていった素晴らしい卒業生達の活躍を祈り、学科と多摩美術大学の益々の発展を願うばかりです。日本で唯一の美大夜間部であった上野毛キャンパスで教員生活の第一歩を踏み出せたことは、私のなによりの幸運であり誇りでもあります。時には、私より年長の学生さんも交え、さまざまな世代のさまざまな境遇の方達と美術を学ぶ場を共有できたことは、私にとって生涯の宝ともいうべき思い出となってくれています。長い間、本当にありがとうございました。高校生の頃から憧れていた本学に、なんと教員として「入学」することになり大喜びしました。しかしそれも束の間、入学式に大遅刻をしてしまい「この大学とは縁が薄いかも」と落胆しました。あれから34年、先生方や職員の皆さんに支えられて無事に定年を迎えることができ、感謝の言葉しかありません。ことに学生の皆さんとの思い出は尽きることなく、本当に楽しかった教員生活でした。これからも本学が「憧れの大学」であり続けるよう祈念しております。学生時代、一番苦手な教科が美術でした。それが縁あって美術大学に就職することになりました。好きなことに情熱を注ぎ日々制作に取り組んでいる学生さんや、助手、副手さん達との出会いは、当時私も同じくらいの年齢でしたし、とても刺激的なものでした。これまで多摩美で出会った皆様、ほんとうにお世話になりました。皆様のご多幸、ご健勝をお祈り申し上げます。*選択定年退職永原康史教授情報デザイン学科成瀬一裕教授演劇舞踊デザイン学科野田秀樹教授演劇舞踊デザイン学科榎本和生教授リベラルアーツセンター西岡文彦教授リベラルアーツセンター諸川春樹教授リベラルアーツセンター石井美奈子総合職 主任経理課人事異動定年退職2023年3月31日付で12名の方が定年退職、3名の方が選択定年で退職されました。長い間お世話になりました。

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