TAMABI NEWS 95号(漫画という表現力)|多摩美術大学
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7月15日・16日、八王子キャンパスで夏のオープンキャンパスを開催しました。昨年同様完全予約制とし、作品展示や授業公開、教員や職員との相談に特化し「大学での学び」を体感してもらうことを重視。2日間で合計12,244名の参加者があり大変にぎわいました。7月29日にはオンライン版、9月24日には進学相談会メインのオープンキャンパスも実施しました。「多摩美術大学助手展2023」展示風景 撮影:桑原仁太「多摩美術大学助手展2023」が行われましたAWARDSOPCSTIIPERSONNEL CHANGENFORMATION6月1日、演劇舞踊デザイン学科2〜4年生の22名が、東京ビッグサイトで開催されたシャネルの2022/23年メティエダールコレクションでダンスパフォーマンスを披露しました。このコレクションショーは卓越した職人技を讃え、フランス語で「芸術的な手仕事」の名を冠して毎年12月に行われているもので、セネガルのダカールで発表されたショーの再演企画です。パフォーマーとして参加した学生たちは振付師のディミトリ・シャンブラスさん監修のもと、他大学の学生とともにショーのオープニングシーンと会場までの道中を「スローショー」で彩りました。シャンブラスさんのワークショップから始まった今回のプロジェクトで学生たちはシャネルが誇るメティエダールの世界観を全身で表現。訪れた多くの観客を魅了しました。昭和大学と本学は包括提携協定を締結して以来、積極的な連携活動を行っています。その一環として、テキスタイルデザイン専攻では2019年6月から昭和大学江東豊洲病院で作品展示を行っています。相互理解を深める意見交換会を通し、医術と美術の双方の観点からテキスタイル作品が医療現場や療養環境にもたらす効果やその意義を考える展示「医術と美術Ⅲ」をTUBで9月に行いました。選出された作品は、昭和大学江東豊洲病院に展示されます。「医術と美術Ⅲ」展示風景夏のオープンキャンパスの様子本学助手として所属する作家らによる展覧会「多摩美術大学助手展2023」が、9月2日から9月15日、八王子キャンパス アートテークギャラリーで、作品解説・クロストークのイベントとともに開催されました。本学の助手は、様々な経緯で美術を学び、研究室の補助業務を担う一方、それぞれの専門領域で作家・アーティスト・研究者として活躍しています。油画の木嶋正吾教授の退職記念展「零度から」が、2023年6月6日から19日まで、八王子キャンパス アートテークギャラリーで開催されました。長年にわたる創作活動の中で印象に残った金属レリーフ作品から現在のミクストメディア作品まで、シリーズとして発表を続けてこられた「零度」「零視」「零形」「零色」「零層」が展示されました。17日にはギャラリートークも行われました。メティエダールコレクションでのダンスパフォーマンスの様子ギャラリートークの様子夏と秋の3回にわたりオープンキャンパスを開催昭和大学×テキスタイルデザイン専攻による企画展木嶋正吾教授の退職記念展「零度から」開催TAMABINEWS9515シャネルのコレクションショーで演劇舞踊デザインの学生がパフォーマンスTOPICS

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