TAMABI NEWS 95号(漫画という表現力)|多摩美術大学
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画多摩美には漫画学科はありませんが、漫画を表現の手段として活躍2017年に菅田将暉主演で映画化もされた『帝一の國』(集英社)より表現力という 漫画を描く楽しさを知ったのは小学生の頃です。単行本『禁じられた遊び』の表題作は中学3年生のときに描いた作品で、当時は漫画家になりたいと思っていました。でも、高校以降は漫画から離れていくことになります。最初は高校デビューを目指してテニス部に入るも、ぎっくり腰になり断念。自分はやはり絵なのかなと考え出したときに美術部の先輩を好きになり、美術部に入部しました。その先輩を追いかける形で美術予備校に通い、油絵学科を選んだことで、僕の進路は美大に決まりました(笑)。 結局、その先輩とは疎遠になってしまいましたが、同じ予備校で知り合った友達の影響でライブハウスに通い始め、丸尾末広先生の02バイト代を注ぎ込んで映画や演劇を死ぬほど観たする卒業生が学科を超えて数多く生まれています。漫画という表現に至った経緯、手応えを感じた瞬間、その魅力や多摩美在学中に影響を受けたことなど、漫画で表現する卒業生に話を聞きました。何がしたいのかわからなかったが表現したいというエネルギーが溢れていた古屋兎丸-漫画家[90年油画卒業]

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