『鮫品』メインビジュアル第1回BUG Art Awardファイナリスト展展示風景(撮影:冨田了平)『Great Emptiness』 Artwork by yang02, Photo by Yusuke Suzuki (USKfoto)「Seed 山種美術館 日本画アワード2024」で奨励賞を受賞「第1回BUG Art Award」ファイナリストに選出「TERRADA ART AWARD 2023」ファイナリストに選出「LIFE×DESIGNアワード」で「ベストサスティナビリティ賞」を受賞AWARDSOPCSTIIPERSONNEL CHANGENFORMATION2022年度第50回伊藤熹朔賞・本賞を90年グラフィックデザイン卒業・南屋武広さんが共同受賞しました。同賞は特定非営利活動法人日本テレビ美術家協会によりテレビ美術の作品及び功績者を顕彰するもの。対象となったのは、NHKで2022年に放送された土曜ドラマ『探偵ロマンス』の美術セット。ストーリーの独特な世界観を配色と緻密なデザイン設計で表現したことが評価されました。23年テキスタイルデザイン卒業・池部ヒロトさんが、ファッションデザインの可能性を拡張するアワードとエデュケーションの一体型プログラム「FASHION FRONTIER PROGRAM 2023」にて準グランプリを受賞しました。池部さんは卒業後、2023年度グッドデザイン・ニューホープ賞に入選するなど精力的に活躍しています。04年情報デザイン卒業・須貝悠さんが代表を務める株式会社スガイワールドの製品『袋留めクリップBO(ボー)』が、LIFE×DESIGNアワードで、「ベストサスティナビリティ賞」を受賞しました。同賞は、商品開発やものづくりにおいて、地球環境保護の視点や持続可能性に貢献している商品に授与されるもので、SDGsが何かと話題になる昨今の社会において、ますます注目を集めそうです。左:受賞の様子、右:南屋武広さん(カメラマン:前田昭二)池部ヒロト『MAYUGOMORI』 Photography by YASUNARI KIKUMA @FASHIONFRONTIERPROGRAMスガイワールドの製品『袋留めクリップ BO』VRアーティスト10年のグラフィックデザイン卒業・伊東ケイスケさんが監督したVR演劇『Typeman』が、「日テレイマジナリウムアワード2023」でメタバース部門の銅賞を受賞しました。同アワードは、日本テレビ放送網株式会社が開局70年を記念して、メディアテクノロジーによる作品を公募したもの。同作品は、第79回ベネチア国際映画祭クロスリアリティ(XR)部門にもノミネートされています。マーブル株式会社が主催する「ゲームアイデアコンテスト2023」において、情報デザイン4年・樋田航也さん(「必須アミノ」名義)の作品『Ice Fishing』がグランプリを受賞。賞金30万円を獲得しました。審査委員長からも「『面白そうで、実際に面白い』という、ゲームに必要な条件を充分に満たしていた」と高評価。ゲームクリエイターという新たなジャンルで多摩美術大学の存在感を示しました。寺田倉庫株式会社が開催する「TERRADA ARTAWARD 2023」のファイナリストに、09年大学院情報デザイン修了・やんツーさんが選出されました。同アワードは、新進アーティストの支援を目的とした現代アートの賞。2024年1月10日から28日には、寺田倉庫イベントスペースでファイナリスト展が開催され、会期初日に審査員賞の授賞式が行われ、やんツーさんは寺瀬由紀賞を受賞しました。18年大学院油画修了・近藤拓丸さんが「第1回BUG Art Award」のファイナリストに選出されました。これは、株式会社リクルートホールディングスが運営する制作活動年数10年以下のアーティストを対象としたアワードで、受賞者は、審査員からのフィードバックや展示・設営に関するサポートを受けられます。近藤さんの作品は、「第1回BUG Art Award ファイナリスト展」で展示されました。小谷里奈『向こうの姿』2023(令和5)年自主制作映画に特化した「神戸インディペンデント映画祭2023」で、メディア芸術2年・寳川嘉哉さんが監督を務め、渡辺介偉さん、義仲爽太さん、畠遥七さん、西久保哲志さん、吉村衣吹さん(いずれもメディア芸術2年)と共に制作したホラーコメディー作品『鮫品』が、ヤング部門優秀賞を受賞しました。入選作品は神戸市の新開地アートひろばで開催された同映画祭で上映され、各賞が授与されました。日本画の新たな創造に努める優秀な画家の発掘と育成を目指す公募展「Seed 山種美術館日本画アワード2024―未来をになう日本画新世代―」にて、12年大学院日本画修了・小谷里奈さんが奨励賞を受賞しました。また、11年同修了・清水航さん、19年同修了・田澤苑実さん(日本画専攻助手)、23年同修了・林銘君さんがそれぞれ入選を果たしています。同賞は2016年に山種美術館の創立50周年を記念して新たにスタートした公募展です。伊東ケイスケ監督のVR演劇『Typeman』樋田航也さんの作品『Ice Fishing』テキスタイルデザイン卒業生が準グランプリを受賞伊藤熹朔賞・本賞を卒業生が共同受賞ゲームアイデアのコンテストで、情報デザイン4年生がグランプリを受賞卒業生の伊東ケイスケさんがメタバース部門の銅賞を受賞在学生の作品が映画祭でヤング部門優秀賞を受賞11
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