TAMABI NEWS 99号(エンタメで輝く力)|多摩美術大学
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「Forbes JAPAN 30 UNDER 30(世界を変える30歳未満の30人)2024」が8月23日に発表され、ART & STYLE 部門に、18年グラフィックデザイン卒業・雪下まゆさんが選出されました。「30 UNDER 30 」は、世界を変革する未来のイノベーターの発掘を目的にForbes JAPAN社が2018年から毎年実施しているアワードです。7回目となる今年は、各分野で活躍するプロフェッショナル80名以上からなるアドバイザリーボードの推薦を受け、Forbes JAPAN編集部により受賞者が決定しました。「Forbes JAPAN」はグローバルビジネス誌『Forbes』の日本版として各国版の記事をキュレーションし、日本オリジナル記事とともに発信しています。第9回山本鼎版画大賞展において、大学院版画2年・鈴木遼弥さんが準大賞、同1年・民谷茜さんがサクラクレパス賞を受賞しました。山本鼎版画大賞展は、版画の芸術的価値をいち早く認め、その確立と普及に努めた版画家・山本鼎の業績を記念し1999年より3年に一度開催。現代の作家たちに版画の発展と新たな可能性を追求した「版による芸術表現」を世に問う場所を提供することを目的に、独創的で野心的な作品を募集する公募展です。今回は新たに募集対象となった「平置き」作品をはじめ、全国から選ばれた157人の作品が展示されています。『in』vol.14横尾麻里『黒い君に誘われて』©いましろたかし・講談社/化け猫あんずちゃん製作委員会鈴木遼弥『day count : 91』13年グラフィックデザイン卒業・久野遥子さんが監督を務めた日仏合作アニメーション映画『化け猫あんずちゃん』が、第77回カンヌ国際映画祭「監督週間」に選出されました。作家性を重視した作品が選ばれるカンヌの「監督週間」は、世界で活躍する映画監督の登竜門です。日本の長編アニメーション作品としては、『かぐや姫の物語』(高畑勲監督)、『未来のミライ』(細田守監督)に続き、6年ぶりの選出となりました。また、同作は世界最古かつ最大規模のアニメーション映画祭であるアヌシー国際アニメーション映画祭2024「長編コンペティション部門」へも出品されました。コナミグループ株式会社創業者の運営財団、上月財団が文化助成の一環で実施している第21回クリエイター育成事業にて、油画3年・横尾麻里さん、グラフィックデザイン4年・玉ノ井福穂さん、同2年・染野涼架さん、24年大学院グラフィックデザイン修了・林礼菜さん、19年メディア芸術卒業・上原明日香さん、および22年同卒業・岡本もなみさんが助成対象に選出されました。染野さん、林さんは昨年に続き2年連続、上原さんは3年連続の選出となりました。この助成制度はデジタルアーティスト・イラストレーター・漫画家などのクリエイターを目指す若者を支援するもので、2024年度は137名からの応募がありました。学生フリーペーパーの向上と昂揚の後押しを目的とした学生フリーペーパーの祭典「Student Freepaper Awards 2023」にて、統合デザイン学科のフリーペーパーサークル「in」編集部の『in』vol.14が金賞を受賞しました。『in』vol.14のテーマは「間」で、「私達の身の回りに存在している『間』に私達は知らないうちに動かされている。いったいそれはどんな力を持っているのだろうか。『間』の世界をのぞいてみよう」と問いかけています。1297年染織デザイン卒業・三原康裕さんが、2024年(第42回)毎日ファッション賞の大賞を受賞しました。同賞は、ファッションに携わる人々の優れた業績を称えるとともに、新たな才能を発掘し、より充実したファッション情報の発信を続けることで、ファッション界のさらなる振興および文化の育成に貢献することを目的に、1982年に毎日新聞創刊110年を記念して創設されました。三原さんが受賞した大賞(GRAND PRIX)は、年間を通じてファッションという文化活動のなかで最も優れた成果をあげた人(デザイナー、経営者、コーディネーターなど)に贈られます。卒業生の久野遥子さんが監督を務めた作品がカンヌ国際映画祭「監督週間」に選出統合デザイン学科の有志フリーペーパー『in』がStudent Freepaper Awards 2023にて金賞を受賞卒業生の雪下まゆさんが「Forbes JAPAN 世界を変える30歳未満の30人」に選出大学院2年の鈴木遼弥さんが第9回山本鼎版画大賞展準大賞を受賞卒業生の三原康裕さんが毎日ファッション賞大賞を受賞TAMABINEWS99AWARDS&TOPICS上月財団第21回クリエイター育成事業に在学生と卒業生が選出

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