TAMABI NEWS 99号(エンタメで輝く力)|多摩美術大学
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7月19日、生産デザイン学科プロダクトデザイン専攻の学生を対象とした特別講義が、八王子キャンパスレクチャーホールにて開催されました。本講義は、多様化する社会のニーズに合わせ、幅広いフィールドに向けてデザインを学ぶStudio2とNHKが進めている産学共同研究の第一歩として企画されたもので、様々な特性を持つ子どもたちが、障がいの有り無しを超えて、みんなで一緒に同じ目標に向かうことの意義を学習します。6月4日、日本医科大学多摩永山病院のエントランスに、油画4年・桂あいさんの絵画作品を原画として制作した壁面アートが設置され、壁画披露セレモニーが開催されました。このアート作品は、同病院の牧野浩司院長から、同じ多摩地域に立地する美術大学である本学の学生作品で病院を彩り、院内を明るくしたい、との依頼を受けて制作されたものです。セレモニーでは桂さんの原画作品も病院に寄贈され、後日壁面アート近くに展示されました。ひとりひとり自己紹介を行い、自国と専攻分野について説明しました最終成果報告会の様子二子玉川ライズとの地域連携アートプロジェクト「タマリバーズ」を、10月12日、13日の2日間、世田谷区玉川の二子玉川ライズ ガレリアで開催しました。広場演劇『ミテル?』の上演のほか、学生が作ったアート作品のチャリティー販売や、近隣の保育園とのコラボレーション企画も実施。「タマリバーズ」は、世田谷区に二子玉川ライズが開業した2011年から毎年開催している、二子玉川ライズと多摩美術大学による地域連携アートプロジェクトです。同じ世田谷区にある上野毛キャンパスの統合デザイン学科と演劇舞踊デザイン学科が協力し、企画の立ち上げからコンセプトの設計、脚本、演出、衣裳、小道具、さらにWEBコンテンツやポスターなどのメディア展開まで、学生が主体となって実施しています。2016年度からは本学のPBL(Project-Based Learning)科目として、産学連携のカリキュラムを展開しています。PBL科目は全学科の学生が履修可能で、専門領域や学年、キャンパスの隔たりを超えた授業参加形態として多数の学生が履修しています。多様な分野の知識を深めながら思考の幅や視野を広げるとともに、企業や地域と連携した産官学共同のプロジェクトを通じて、社会とのつながりや分野を超えた交流を体験できる講座を開講しています。毎年恒例の国際交流パーティーが、今年は5月24日、八王子キャンパス・東学食堂にて開催されました。本パーティーは、海外提携校から来た交換留学生のお披露目と国籍を問わず学生同士が親睦を深めることを目的に、毎年春と秋に開催されています。当日は学生約200名が参加し、軽食を食べながら英語を使ったゲームや会話を楽しみ、互いの文化の理解を深めました。次回のパーティーは11月15日を予定しています。日本郵船株式会社とプロダクトデザイン専攻Studio3とで行ってきた循環型社会を目指すプロジェクト「すてるデザイン『KRAFT & LOOP〜船員のウェアデザイン』」の最終成果報告会が、3月13日に日本郵船本社で行われました。大型船舶の運航を支える船員のウェルビーイングの一助として提案されたウェアデザインの内、選定された2つのウェアが社会実装に向けた開発に進んでいます。14受講学生がプレゼンテーションを行う様子多摩美術大学では、日本のみならず世界で広く活躍するクリエイターの輩出を目指し、外国語授業の充実や学生の語学力向上に向けた様々な取り組みを行っています。その一環として、8月6日から8日の3日間、国際交流センター主催で、英語によるプレゼンテーションスキルの向上を目指した特別研修を八王子キャンパスにて開催。研修は、ネイティブスピーカーの外部講師らによりすべて英語で実施されました。広場演劇『ミテル?』の当日の様子7月13日、14日、八王子キャンパスで夏のオープンキャンパスを開催しました。昨年同様完全予約制とし、作品展示や授業公開、教員や職員との相談に特化し「大学での学び」を体感してもらうことを重視。2日間で合計12,339名の参加者があり大変にぎわいました。6月9日にはオンライン版、9月29日には進学相談会メインのオープンキャンパスも実施しました。オープンキャンパスの様子特別講義の様子留学生と親睦を深める、春の国際交流パーティーを開催日本郵船株式会社との共同研究の最終成果報告会を実施海外で活躍したい学生のための英語プレゼン研修を実施日本医科大学多摩永山病院にて学生作品が壁面アートに八王子キャンパスでオープンキャンパスを開催NHKとの産学共同研究の第一歩インクルーシブ教育特別講義開催TAMABINEWS99AWARDS&TOPICS二子玉川ライズとの地域連携・共創アートプロジェクトを10月に二子玉川ライズで開催

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