多摩美大入試ガイド 2019

43/130

美術学部 グラフィックデザイン学科 色彩構成グラフィック057《評価ポイント》テキスタイルのように花束を連続させた作品。画面に対する花束の大きさが程よい。彩度差のあるオレンジと青を選択し、オーバーラップさせている点にも構成力を感じる。《評価ポイント》ほぼ真上から見た花束を大きく配置し、花弁は円の線描として描かれている。色数を抑え、大胆な構図と抽象化を図ることで活気と可憐さが生まれている。《評価ポイント》画面全体から「豪華」さが発散されているような作品。主役となる花を画面に大きく描いた明快な構成、そして花弁のかたちやWow!の位置に対する注意深さが感じられる。《評価ポイント》清涼感と浮遊感のただよう作品。画面中心から右にずらした切れ込みから、花弁が手前に向かってくるように描かれている。選択された色とあいまって優れた効果が生まれている。