多摩美大入試ガイド 2019
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064掲載作品は入学者より選定色彩構成(5時間)【問題】与えられたモチーフ(みかん、落花生)を観察し、その特徴と美しさを生かして、自由に色彩構成をしなさい。画面はタテ30cm、ヨコ40cmの長方形とする。【条件】1. 用紙は横位置とし、記名票は右上とする。2. 色数は5色以上とし、白と黒は使用しない(ただし、他の色出しの混3. 画面の内側は全て塗ること。4. モチーフは、切ったり、剥いたりしてもよい。5. マスキングテープなどは試験終了までにはがすこと。【注意】1. モチーフの持ち帰りはできません。2. 出題の内容に関する質問にはお答えできません。【 使用紙】KMKケント(両面)ミューズイラストレーションボードSS(B3)●専門試験鉛筆デッサン(5時間)【問題】与えられたモチーフ(バラ、水の入った容器、アルミホイル)を配置し、そのどれかに手を添えて、その状態を鉛筆デッサンしなさい。【条件】1. 用紙は縦位置とし、記名票は右上とする。2. バラは水の入った容器に入れること。3. アルミホイルは変形させてもよい。【注意】1. モチーフの持ち帰りはできません。2. 出題の内容に関する質問にはお答えできません。【 使用紙】サンフラワーペーパー(M画)MMボード(B3)色に使うことはできる)。色彩構成・理解力 = 出題の意図を把握し理解しているか・発想力 = 独自の発想で解答を導き出しているか・伝達力 = 制作のテーマが見るものに伝わるように表現されているか・表現力 = 独自の色彩世界が形態構成と調和的に表現されているか・完成度 = 表現材料の扱いが丁寧で、仕上がりが優れているか色彩構成テキスタイルデザインにおいて色彩は大変重要な要素です。受験生が独創的で優れた色彩感覚を備えているかを判断するために不透明水彩絵具を用いた色彩構成を試験科目としています。受験生には問題をよく理解した上で発想を広げ、モチーフの色彩だけでなくフォルムや細部までよく観察し、独自の色彩構成を実現させる事が求められます。今回は、みかんと落花生をモチーフとしました。それらの特徴と美しさを生かして、自由に色彩構成するという問題を課しました。モチーフの持つ特徴をよく観察し美しさを生かして表現されているか、独創的で美しい色彩構成になっているか、などを採点のポイントとしました。また、実際に手に取ったモチーフから触発され構想しているかを評価の要点としています。画面に著しい塗りムラや汚れがある場合、塗り残しなど明らかに未完成な場合などは減点の対象としました。●採点基準鉛筆デッサン・理解力 = 出題の意図を把握し理解しているか・独創性 = 独自の創造性を感じられるか・観察力 = 先入観にとらわれず素直に観察しているか・描写力 = 見たものを的確・丁寧に描写する技術が備わっているか・構成力 = 課題の内容を的確に表現できる構成がなされているか●出題のねらい・採点ポイント鉛筆デッサンテキスタイルデザインを学ぶのに必要な基礎能力としての観察力、描写力が備わっているかを見るために、白い画面と鉛筆を用い限られた条件の中でデッサンの試験を行いました。受験生にはモチーフの美しさを引き出し感性と的確な思考力と表現力、そしてバランスが取れた画面構成力が求められます。今回は、デッサンのモチーフとしてバラ、水の入った容器、アルミホイルを配置し、そのどれかに手を添えた状態を描くという問題を課しました。構図を考えて対象とそれらを取り巻く空間をよく観察し、小さな違いを丁寧に捉えて描かれている事と、受験生独自の表現力が現れている事を採点のポイントとしました。モチーフが全て描かれていない、出題条件が理解されていない、明らかに未完成な場合などは減点の対象としました。美術学部生産デザイン学科テキスタイルデザイン専攻
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