多摩美大入試ガイド 2019
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096●専門試験身体表現(2時間30分)【問題】与えられた課題について、身体で表現しなさい。【条件】課題は試験場において、試験官が口頭で指示するものとする。【注意】1. 試験中に記録映像(写真など)を撮影する場合があります。2. 課題についての事前質問にはお答えできません。【課題】[一]●採点基準身体表現・理解力 = 身体に対する要求に対して実感を伴って理解できるか・意欲性 = 身体に対する要求に積極的に取り組んでいけるか・独創性 = 身体を使っていかに意識的かつ独自的な表現ができるか●出題のねらい・採点ポイント身体表現[演劇]まず基礎的な運動能力、柔軟性、瞬発力、バランス感覚、身体をコントロールする能力があるかどうかを見ます。そして戯曲作品の台詞を表現してもらうことによって発声が安定しているか、空間を意識して声がしっかり出ているかを確認します。また同時に台詞へのアプローチの独創性、表現の豊かさを見ました。その際は受験生一人一人に応じて設定を変えて表現してもらうので表現の幅が求められます。これまでの経験にとらわれず試験監督や共演者や空間から求められるものに柔軟に対応することが重要です。演劇の経験の有無は問いません。[舞踊]試験の中では舞踊の経験を問わず、単純な動作を通して身体表現の基礎となる自分自身の身体に対する自覚を見ています。素直に言葉を受け取ることができるか、表現以前に身体の細やかな感受性に注意を払うことができるか、そして音楽のリズムとハーモニーを全身でとらえているかが重要なポイントとなります。そして身体をめぐる基本的な問題意識を培うスタミナ、身体の動きの中にある各自の美的な感覚やダイナミズム、そして空間構成へむかう創造性が生まれ得ることを期待しています。表現を志すものとして、身体表現が既成のものではなく、身体から随時生まれてくる実体の表現だということに対して、自己の身体で実践し冒険する意欲があるかどうかを重要視します。舞踊の経験のある人に対しては練習してきた動きの発表だけにとどまらず、身体と向き合い、自己の感受性の可能性をどれだけ細やかに探れるかを期待します。また、経験のない人に対しては、先入観無しの素直な気持ちと身体の姿勢を期待します。【課題】の内容については、著作権保護のためWEB版での掲載を控えています。 冊子版をご覧ください。美術学部演劇舞踊デザイン学科演劇舞踊コース

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