推薦掲載作品は入学者より選定鉛筆デッサン(4時間)【問題】すべてのモチーフをテーブル上で構成し、描写しなさい。【条件】用紙の縦、横は自由とします。【注意】問題の内容に関する質問にはお答えできません。【モチーフ】メジャーカップ(1個)雑巾(1枚)自在定規(1個)【使用紙】BBケントイラストレーションボード(荒目/B3)●専門試験小論文(90分)【問題】「用途と装飾」という題で、あなたの専攻領域をふまえて800字程度の文章を書きなさい。小論文・文の構成が整っており、考えを的確にまとめ、小論文の体裁が整っているか・工芸に対する興味・関心の高さをテーマ設定、文脈から読み取ることができるか・大学における教養教育を修得するうえで基礎的な能力を幅広く有しているか・持論を有しているか鉛筆デッサン・理解力 = 問題内容の理解が正しいか・描写力 = 構図、立体認識ができているか・観察力 = 物質感を的確にとらえているか・空間把握 = 物と物の関係を的確にとらえているか・個性 = 独自の表現があるか面接・学科の特色への理解・志望動機が明確であるか・自分の考えで語れるか・学業への熱意・質問についての理解と、返答の的確さ●推薦入学試験選抜方針推薦入学試験では、モノを作る意志の強い人、工芸学科への志望の動機が明瞭な人物を求めます。まず出願時に提出してもらう形式自由な「資料」は、作品のファイルに限らず興味の対象、校内外、造形以外の活動紹介など自身の資質を表すものであってほしいと考えています。次に実技試験「鉛筆デッサン」では基礎的な造形力を見ます。さらに、モノを作るうえで重要な思考力を見るために「小論文」を課します。最後に本人の意志の力を確認する「面接」を行います。これらの「資料」「鉛筆デッサン」「小論文」「面接」により総合的に判断し選抜します。●採点基準資料・志望動機=いかに本人の熱意が強いか・独自性=豊かな感性があるか・造形力=基礎的造形力があるか・構成力=プレゼンテーションの組み立てが優れているか118美術学部工芸学科〈自己推薦方式〉
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